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鬼の叩いた太鼓(短編)

鬼の叩いた太鼓(短編)

カブ

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★★★
★3
1人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 村乃枯草
    438件の
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    ★★★ Excellent!!!

    居場所を失った者の苦悩

    本作は、鬼の黄平が鬼の住む山里を追放されるところから始まります。

    山の主である白い大蛇から山を救うためにと依頼されますが、黄平が応えたのは山を救うためだったのか。

    読めば読むほど、黄平が抱く、居場所を失った苦悩、居場所を求める渇望が迫ります。

    果たして心中にあるのは、皆を救う博愛なのか、自分を救うエゴなのか。答えは出ません。

    それでも動かないではいられません。それが自ら進んで生きることですから。

    読むと衝動と苦悩の塊をぶつけられます。そして読者は心地よく倒れます。

    • 2024年2月15日 13:15