写真の中にいる自分は何を覚えているのだろう

第17話 主治医は人間でした。

2023年8月25日金曜日。

今日話すことは主治医との会話です。

覚えている範囲なので。

ここでは、主治医を主と訳します。

ルーナさん！

そう主治医に呼ばれて、診察室に入りました。

主『こんにちは！今日はどうかな？』

私がメモとノートを渡しました。

主『ありがとう^_^』

私『先生は毎日熟睡出来てますか？』

主『う、ん。出来てるけど、ルーナさんは出来てないの？』

私『出来てます。疲れたら眠っちゃうから』

主治医は3枚の手紙を見て、ポツリポツリと言いました。

主『就労移行は行っても良いと思うけど、うーん、、そうだな。ストレスが多いんだね。解離をコントロールできると良いんだけどね』

主『あっ、僕のことロボットだと思ったの？なんで？』

私『よく笑うから。それに、最近のAIとかはよく笑うから』

主『あー、だから熟睡出来るかって聞いたんだ。なるほどね。僕は人間だから。でも、僕に興味というか好意的に思ってくれる人格がいるのは嬉しいな』

私と主治医の間が少しの間に無音になった後に、私が口を開き言いました。

私『でも、8人いるとまとめるのがすごく大変で』

すると、先生はわかっていたのか分かるのかよく分かりませんが言いました。

主『そりゃあそうだよ。8人は多いからね。でも、その8人はルーナさんの代わりをしてくれている子たちだから消しちゃダメだよ。消すんじゃなくて、その子たちと上手く付き合っていくことが大切だよ。だから、就労移行はもうしばらく休もうね』

こんな感じで今週の主治医との会話が終わりました。

ただ、解離のコントロールってどうしたらいいかわからない。

だって、8人まとめるって超難しいから。