拝読致しました。
セリフだけで情事を描いてなおしっとりを感じさせる構成、さすがです(ㆁωㆁ)b✧
しかし、意氣瀬さん、いきなり家庭内に火をぶっこむようなマネを……
長くもない生、と割り切っていて、思考がどこか刹那的なのではないかと勘ぐってしまいます。
椿売さんの性格はまだ良くわかりませんが、もし彼女が大奥の覇者を目指すような人物であれば……((((;゚Д゚))))
もし家が荒れた時、母刀自ゆずりのはぁっと息を拳に吹きかけた彼女が立ち上がるのかっ!?((o(O∀O )o))
作者からの返信
たけざぶろう様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
セリフだけの情事、しっとりです。
褒めていただき、光栄であります!(๑•̀ㅁ•́๑)✧
大豪族の跡継ぎたる意氣瀬、地域に根ざした豪族の娘を側女にするのも、自分に課せられた「お仕事」だと理解していました。
一夫多妻制の世界なので、毛止豆女(正妻)も黙認です。
(今回の話では、毛止豆女にはフォーカスしません。)
椿売を閨に呼ばなくても、乳母がせっせと他の女をあてがってくることは目にみえてました。
そして、そういった冷めた思惑を越えて、椿売の妖艶さに囚われ、溺れた意氣瀬です。恋しちゃったのです。
意氣瀬は普段は、大豪族の跡継ぎとして頑張っています。でも、愛した女の前では、ぽろりと本音が、弱音がでます……。
「拳にはぁっと息を吹きかけて拳骨」な彼女は、次話に台詞のみで登場しますよ。
コメントありがとうございました。
おお、意氣瀬さまは、お身体は弱いようですが、けっこうグイグイ系男子ですね!グイグイ男子だけど、「体が弱い」という欠点があるからより愛おしく感じちゃう!女子に「守ってあげたい♡」って思わせるタイプかな。対する椿売さんも、なかなかお強い!彼女、良いですねぇ。こういう女性にも憧れます!
二人夫婦になれば、バランスのとれた良い関係になれそうですね。
作者からの返信
虎の威を借る正覚坊様
はい、身体は弱いけど、グイグイ男子の意氣瀬と、強く美しい椿売です。
バランスのとれた二人ですね。
椿売、気に入っていただけましたか。良かったです!
二人はラブラブになりました。
コメントありがとうございました。
編集済
加須 千花さま
こんにちは。
「つらつら椿 つらつらに」、この語調、良いですね。川べりに赤い椿がぽぽぽんと群れなして咲いているのが見えてきます。
ふっと思ったのですが、加須 千花さまのお好きな万葉集の歌を加須さまのことばで解説する読み物って、いかがですか? そこにちらほら、各登場人物が絡んでくるというのも、良いなあ~
加須さま作品の愛読者のなかには、御作をきっかけに万葉集に興味を持たれた方も多いのではと思います(と、勝手にリクエストしてみる……)。もっとたくさんの歌を加須さまのご解説で読んでみたいです。
あ、もしすでにそういう作品がおありだったら、すみません!
追伸) 加須さま、万葉集の解説リクエストに対し、丁寧なご回答をありがとうございます。佐藤の個人的希望をついつい書いただけですので、どうぞお気になさらず!
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「川べりに赤い椿がぽぽぽんと」まさしく、この「つらつら椿」はそんなイメージです!
言葉が削ぎ落とされた和歌の世界で、そんな色鮮やかなイメージを持っていただき、佐藤宇佳子さまの感受性に脱帽です!
拙作をきっかけに、万葉集に興味を持たれた方も……とのお言葉、嬉しいです。
万葉集を私の言葉で解説……。ちょっと本気で考えてみたのですが、やめておきます。
何故かと言うと、私の物語の出発点は、
◯万葉集を広めたい。
◯奈良時代の素晴らしさを伝えたい。
ではなく、
◯現代では成立しない恋模様を描きたい。
だからです。奈良時代も、万葉集も、そのためのツールです。
もちろん、万葉集、好きですが、万葉集のエッセイは、他の万葉集好きな方にお譲りします。
私の姿勢は、万葉集から、物語のシーンにあっていれば和歌を拝借し、(まさしく先人の知恵を借りてる。感謝)シーンにあう和歌がなければ、和歌を改変(先人すみません)したり自作する、というものです。
せっかく、「もっとたくさんの歌を加須の解説で読んでみたい」と言ってくださったのに、すみません。(^_^;)💦
コメントありがとうございました。
意氣瀬さん、人生達観モードかと思いきや一転して超積極的に。
自分が長生きしないと思っているうえに、弟に任せてしまえるというやや身勝手な思いで、自分の想いをひた走ってしまうのでしょうか。
この兄弟の図式が、広瀬さんの息子二人に対する扱いにも影響したなんてこともありそうですね……
作者からの返信
川野遥さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
意氣瀬は、運命の女と出逢ったのです。
恋に落ちました。
意氣瀬、病弱といえども、跡継ぎとして、真面目に頑張ってます。
弟が……、うんぬん、は、心の弱い、人に言えていなかった部分を、自分の女に吐露しただけです。
さあ、意氣瀬はどのような道をひた走るのか。どうぞお楽しみに……。
コメントありがとうございました。
編集済
とても情愛溢れる描写です、加須さん。いけないとは分かりつつも、椿売に惚れてしまいそうです。
しかし、火事が怖い…あの終わり方を知っていると、この言葉は意外に重いですね…そして、「弟」の話も…
あ、あと聞きたいことが…
「列々椿 都良々々尓」のつらつら、とつらつらに、に関して。
つらつらに、が「数多く並んで」というのは分かったのですが、なぜ漢字が異なるのか。二つは違う意味なのか。教えてもらってもいいですか?すみません、ちょいと気になったので。
作者からの返信
海藻ネオさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
まず、つらつら椿について。
なぜ漢字が違うのか。
奈良時代は、まだ表記が定まってないからです。
漢字は、中国からの借り物。
人物名だって、書いてある資料によって、漢字が違ったりするんです。
もとからあるヤマト言葉に、漢字をあてはめる。「列々」は、列ぶ、の意味をこめて、あてはめているでしょう。
しかし、「都良々々」は、漢字の意味ではなく、「つらつら」言葉の響きに、
「都」=「つ」
「良」=「ら」
を当てはめているにすぎません。
それでオッケーな世界です。
そして、和歌では、「列々椿 列々尓」とはしません。同じ漢字をさけます。なぜか? はっきりとした事は私は知らないのですが、こう思います。
違う漢字を使ったほうがお洒落だからです……!!
こほん。とても情愛あふれる猫写、とのお言葉、ありがとうございます。
いけないとは分かりつつも、椿売に惚れてしまいそうですか。えへへ、最高の褒め言葉ですね、嬉しいです!
すとーん、と意氣瀬は恋におちました。
そして火事が怖い。そう。この時は、椿売はそこまで意識せず、軽い気持ちで言っています。
しかし、「蘭契ニ光ヲ和グ」をご覧いただいた読者さまには重い言葉です……。
そう、弟の話も、どうぞ忘れないでください。
コメントありがとうございました。
「つらつら」現代でも「つらつらと並べ立てる」などの言い方に残っていますね。
「花がつらつらと咲いている」とは言いませんが。
「い、色っぺえ!」って感想が漏れました。
千花さまの書くものには大人の色香が漂っていますよね。
えっち、ではなくエロス。
千花さまの作品をたくさん読んだからと言ってマネできるものではありません。
(人生経験の差???)
作者からの返信
綾森れんさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「つらつら並べたてる」のつらつら、で、間違いありません。
でも、現代では、「花がつらつらと咲いてる」とは言いませんよねえ。綾森れんさまと、同じ感想です。
えへー。「色っぺえ!」「大人の色香」「エロス」それそれー!
それを目指して書いています。
綾森れんさまにわかっていただけて、嬉しいな♡
人生経験? うーん、認めたくないけど……おばさんだから……。
…………。(おばさんという言葉にへこむ。)
美意識と、繊細さと、読んでて「うへえ」と気持ち悪くならないラインを、自分なりに考えながら書いています。
コメントありがとうございました。
こちらにもお邪魔致します。
あー、朝から気分が上がる。
素敵な場面ですねぇ…。
あ、『蘭契ニ光ヲ和グ』の方をまだ読ませて頂いていないのですが、作者様的に、あっちを先に…とかありますか?
作者からの返信
幸まるさま
こんにちは。
新作にようこそ、いらっしゃいませ!
朝から気分上がりますか? 良かった〜。何をやってるか一切猫写はないけど、何をやってるかバッチリわかる夜仕様の物語です。たはは……。素敵とのお言葉に救われます。(^_^;)
この「紅艶」がお気に召したなら、こっちをご覧いただいて、オッケーですよ。読み方は自由☆
ただ、この先、あるシーンで、ある登場人物の視点をわざと省いて猫写してあるので、補完する為に、リンクしてある一話分だけ読んでいただきたいです。
その時は、ちゃんとご案内します。
コメントありがとうございました。
心からしっかり結ばれた意氣瀬と椿売ですが、解説を読ませていただくと、立場的には微妙ですね。
やっぱり正妻とか、強そうだしなあ。
その頃はそんなこと、気にしなくていいのかなあ。
作者からの返信
本城 冴月さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
心からしっかり結ばれた意氣瀬と椿売。
正妻のほうが立場が強いですが、「妹と愛子夫」の宣言を意氣瀬がしているので、椿売はまわりから尊重されます。死んだら変わりのいない、たった一人の運命の相手、なので。
正妻はおもしろくないでしょうが、この話では、正妻に重きは置いていないので、そこの描写は省いています。
ちなみに、「妹と愛子夫」は私の架空なので、じっさいは、うはなり(正妻)が強かったんじゃーないかと……。
コメントありがとうございました。