前のエピソード――平成23年6月7日(火)午前9時すぎ、晴れのち曇り、気温摂氏21度。

　昨晩九時頃より花粉症の症状がでて、すこし苦しい。やはり今の体調不良は花粉症が関係しているようで一朝一夕（いっちょういっせき）で完治するものではないと思う。また自律神経失調症でもありそうなので、忙しい。右肺の違和感と上唇の若干（じゃっかん）の痺（しび）れ感、舌の痺れ感、そして、多少の吐気（はきけ）もあり、また今度は左肺も重いような感じも時折あり気持ちがわるい。・・・こう云（い）う悪い体調のなか、あれこれと今後の経済的(金銭面)な道すじをつけていかないとならないのは、なかなかつらいところである。折角、歯科医にかかって歯の治療をしていたので続けてゆきたい。一本の歯を治すのにひと月かかるので、私の場合は、すくなくともあと三本あり、小さい虫歯を勘定にいれると四本強（きょう）と云（い）うところであろうか。いろいろ考えてゆくとますます体調がわるくなってゆきそうである。テレビを観ていると世間ではしきりに大震災関連の報道がされてたいへんそうであるが、私の方でも、実際の被災はなくとも元々社会から隔絶され被差別の立場であるから、今更おどろくところもないし、特別な同情心もわいてはこない。たしかに津波で死んだりした人たちは気の毒であるが、生きのこった者は、ただ、今までのように淡々と生きてゆくしかないと思う。私にしたところで、自分がどんなに悪い状況になっても、ただ生きてゆくだけなんだろうと思う。