第3話 なん喫茶ない

カウンターでコーヒーを頼んだ。

注文前の待つ間にやっぱりコーラにしようかななどと思案するが決まる前に順番がまわってきたので結局いつもの一番安いコーヒーにしたのだった。店員の娘さんは初めて見るような、そうでもないようなかわいらし若い子だった。ネームプレートに訓練中とかあった。恙無く注文は終わって、お代はトレーに置いたのだが、お釣は手渡しで貰ってしまった。悪い気はしない。

商品番号を呼ばれるまでレシートを。。最近なんとなくやるのだが。。縦に半分に折って折り目をつけピンと伸ばして、それのはじっこを指で弾いて音を出してみたりする。なんとなく楽し。でもまあ行儀悪し。

最近でもないけど、こういった音をサンプリングして加工して曲作りに使うとかあるわな。

でまあそうこうするというかそうこうもしないうちに順番はまわってきて、でもトレーの上には何故かコーヒーは二つ。思わずレシートを見返したけれどもおかしいところはなにもない。

さっきの子とは違う応対したお姉さんに言うとアラアラと片付けてくれる。ミルクと砂糖は要らないと言ったつもりだがひとり分しか取らなかったのでもう一度言う。

トレーを持って空いていたソファーに座り、やっと落ち着くのだった。

コーヒー一つだけなのでトレー要らないっちゃー要らないけど~そのまま渡してくれた時もあったし~でもまあ有ったほうがほうがええよな。。とか思う



なんでもないようなことをよく思い出すと結構いろいろなことが起こってたりするので侮れんよな。。



いっぽうその頃


亀は首を

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