ここが分からなかった
おはこんばんにちは。
本日もネタバレ大盛りで参ります。
と言っても、今回は考察はほとんどありません。というより出来ません。登場人物の行動の理由や、どういう意味か分からなかったシーンをまとめたものとなります。
それではさくっと参りましょう。
一つ目は、ナツコが産屋に言った理由です。
物語は塔の中(産屋)へ向かったナツコを眞人が助けに向かうことから大きく動き出します。
なぜ、ナツコは産屋へ向かったのでしょうか。本人の意思とは思いますが、体調が芳しくない中、無理をしてでも場所を変える動機が分かりませんでした。
体調から赤ん坊を守るため、あの世に近い塔の中へ向かった。(お腹の中の赤ん坊は現世とあの世の境界にいる存在だから)というのが私の考えですが、あまりすっきりとくる回答ではありません。
自身と赤ん坊の為であるならば、なぜ眞人をあれほど拒絶したのでしょうか。
なぜ産屋は誰も入ってはいけない場所だったのでしょうか。
そのあたりの説明がつかないからです。
二つ目は、墓の主とは誰か、ということです。
眞人が床に呑まれてすぐ、周りを海に囲われた孤島に出ます。眞人は孤島にある門を開いてしまう訳ですが、キリコの発言から、その門は開いてはいけないものだったようです。
「墓の主が起きる」
そう言ったと思います。
炎の鞭で結界を作ったキリコは何か呪文のようなものを唱えていました。その様子から、主とは決して見つかってはいけない存在だと感じられます。
しかし、石でできた巨大な墓からは何も出て来ないまま、キリコが退避の判断を下します。2人はゆっくり下がった後、船を出してその場を離れました。
え、墓の主は?見逃した?この大きなスクリーンで???とはてながいっぱいでした。次々と出てくる情報に深く考える余裕もなく・・・。
墓の主とは一体何者だったのでしょうか。
最後は、キリコの傷についてです。
キリコのこめかみには眞人と同じ位置に傷があります。何かと戦った時にできた傷だと説明していました。
作中で、眞人の傷は彼の悪意を表しています。キリコの傷も同じ様な意味を持つのでしょうか。それともただ戦った時にできた傷というだけでしょうか。
他にもはっきりと分からなかった部分はいくつかあります。見逃している伏線や謎もあるでしょう。
私はこの映画を見た人は、この映画に試されていると思っています。
分からないで終わらせるのか、調べて考えて自分なりの結論を出すのか。
私は後者でありたいと思います。
原作である本を読んだり他の人の考察を聞いたりして、この疑問にも自分なりの結論を出したいと思います。
結論が出たらまた映画を見に行って、また新たな疑問を持ち帰りたいと思います。
明日はいよいよ最後となります。
>>>next 私が貰った一欠片。
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