番外編 秘密裏に進む者
---Aさん---
僕はあの方の生還を進める者。
もう魔天聖戦まで時間がない...
問題はミカエルだ。
あいつは戻った瞬間、聖戦を始めるだろう。
停戦状態とはいえ、間違いなく世界を巻き込む。
それに数も多すぎる。
ルシファーの方は問題ではない。
あいつはそこまで好戦的ではないからだ。
僕達は数でも力でも劣る...
器が魔族だと完成はもう間に合わない、人間で妥協するしかないのか?
フフ、ジャク様を助けられるのは僕しかいないんだがな、さて間に合うかどうか?
ワクワクしてきた!
---Kさん---
「あなたの魔式の力があればワシらは魔天聖戦は乗り越えることができるのだ。是非力を貸してほしいのじゃ」
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい。
俺は誰だ?
いや、僕だったか?
違うワシじゃ。
今話しているこの老いぼれと同じだ。
「ええ、勿論。可能な限り僕は尽力しますよ。フライトさん?」
「助かります。あなたは本当に人類の星じゃな。1000年間人類が生きれたのはあなたの功績だろう。」
「ハハ、やめてくださいよ。ムラマサ様は守れなかった...」
自分が何年、何百年、何千年生きているかも忘れた。
ただワシが覚えていることは、一つの計画だけだ。
シッシッシシシシ。
人間?そんなの知るかよ。
ミカエル感じるか?
ワシらが世界の頂点を掴むまでもう少しだ。
さぁ、器は間もなく完成する。
兵力も十分。
最後のピースはお前だ。
---
魔天聖戦の開戦が近づいている。
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