かつての戦友たち
フロックスが彼女の登場に思わず声を上げた。走馬灯のように頭をめぐる記憶に、五年経っても褪せないその姿。むしろ年を経て凛々しさが増した気さえした。しかし彼女は柄の文様と、倒れるシランを交互に冷たい目で見ていた。
「どれだけ探しても見つからんはずだ。お前が持ってたのか、オクトの弟分」
静かだが怒りを含んだ声に、フロックスたちも凍り付いた。頭では彼女をジュンとは認めていない者たちも、その静かな怒りに懐かしさと畏怖を感じる。
「はあ、なんなんだ」
シランは鼻血の出る鼻を抑えて、立ち上がれずにいた。
「ランタナ先生の剣だ。お前が盗んでいたんだな。オクトに確認を取らずとも、さっさと始末しておけばこんな事態を招くことはなかった」
彼女の持つ剣の先には、シランでは宿ることもなかった冷たい意志があった。剣が本来の道具の意味を取り戻したような、飾りではない武器の本分が怪しく煌めく。きっとこの人は彼の首を切るだろう、灰色の目がシランの行く末を見る。シランの体は震える事も出来ず、呆然とその目を見ていた。
命乞いも出来ない、死が迫ってきている。シランの体は弛緩した。
「今そんなことしてる場合じゃないでしょ」
ハルシャが叫び、音もなく剣が首を落とそうという時、混在する人垣に突っ込んだ影があった。ジュンは体を翻し、凍てついた空気が動き出す。カトレアは槍をフロックスに、フロックスは拳をウォルフに、ウォルフは斧をジュンに、ジュンはウォルフに剣先を向ける。そしてジュンに伸びたもう一つの銛の先は、ノシメ港町の親方だった。
「誰だ。あんた」
フロックスが尋ねる。
「ノシメの漁師だ。助太刀します、今街は大変なんです大司祭様。早く革命軍の兵士たちに指示を」
彼は町を思う一介の漁師なんだろうが、この場では事態を余計に混乱の渦に巻き込む存在だった。ジュンが困ったように彼に小声で話しかける。
「親方さん。話が違うじゃないか。私たち、ちゃんと話し合って今後の行動決めただろ。もう一回話そうか」
「うるせえ話しかけんな。お前のようなやつ、誰が信用するか」
ジュンは厄介な男がいたもんだとため息をつく。
時間は再び少し戻る。あの時、混乱極める親方の船の上でオクトがとった行動は小手先の嘘でも、大法螺を吹いたわけでもない。彼は誠心誠意、ノシメの街が危ないことを伝えた。そしてジュンの指示を仰ぎ、各々邁進することに決まったのだ。
無理な戦闘は避け、町民の教会への避難を進める。残りのエイプル革命軍に戦闘は任せることとなったが、長たる司祭も黒判騎士もいないのでジュンが探しに来たわけだ。
「オクトが言ってただろ。私を信用してくれって。あいつ今頃泣いてるぜ」
ジュンの軽口すらも親方は憎々し気だ。
「いま領主に何をしようとしてた。混乱に乗じて領主の命を奪うつもりだったろ」
否定はできない。ランタナ恩師の剣を我が物顔で友に突き立てる、その行動に血が昇ってしまった。自業自得だったか、とジュンは苦笑した。
「貴方は良く見てるなあ。オクトも大変その目に世話になったろう」
「傭兵崩れの黒鎧め。今こそお前の命を弟の墓前に捧げてやるよ」
「待て待て。貴方、彼女のこと知ってるのかい」
二人の間で戦いが今にも始まりそうな時、フロックスがたまらず横やりを入れた。
「え、は、はあ。黒判とか言われてるでしょう。こいつ」
あっけらかんと言い切られると何も言えなかった。
「黒判は今日私とともにやってきたろう。彼が黒判の騎士だよ」
フロックスは予感がした。この男は嘘がつけない、なにか決定的な証拠をもっているのかもしれないと。この女が、万分の一の確率でジュンと確定させるなにか。
「俺は情報に疎いから、詳しくは存じ上げません。ですが、俺が昔傭兵だった時、戦った黒い騎士は絶対にこいつです。見間違えるわけがない」
親方は言い切るが、ほぼ直感的な要素が多かった。フロックスは論理的なものしか信じないたちだったが、この男の妙な確信に惹きつけられる。痺れを切らしたカトレアは首を傾げた。
「えらくはっきり言い切るじゃないか。昔は傭兵だっただろうが、いまはただの市民だろう」
カトレアの挑発に親方は怒るだけでもなく、冷静に考えた。
「傭兵時代に、特に荒くれだったある団が有名だった。その長が死んだ途端に若い側近が力を増し、新生したのがエイプル革命軍になった。噂だが、既存の傭兵がほとんどいなくなったのは、その若いリーダーが自分の扱いやすい輩を集めたって」
「昔話をしろとは言ってねぞ」
ウォルフが口をはさむ。彼は今いるメンバーの中では、一番エイプル革命軍の古株だった。
「そのリーダーが、お前だろ」
つむじ風が舞うような速さで、ジュンの腕が親方の腹にのめりこむ。剣を突き立てたと思いハルシュが悲鳴を上げるが、親方が倒れたのは柄が鳩尾にのめりこんだからだった。その技を見て、ジュンではないにしろ、彼女は手練れだと周囲が感じて緊張に拍車がかかる。
「お前らいい加減にしろよ。うだうだうだうだ、話が一向に進まん」ジュンは剣を一振りし、三人に向ける。「己で勝ち取れ。負けたら従え」
短い宣戦布告に、脳では否定していても血が熱く沸騰する。エイプル革命軍として馳せた六年間、勝利の美酒も敗北の辛酸も、すべてあの黒い影と灰色の目に捧げてきた。三人の視線が彼女の心臓を狙って突き刺そうとする。
「だから、そんなことしてる場合じゃないのよ」
輪から外れたハルシャが叫ぶ。その時、一羽の隼が乱入してきた。ランタナが調教した、フロックスが拝借した伝書用の鳥だ。隼は半壊した屋敷の一室を迂回し、フロックスの傍を通り過ごして、ジュン目掛けて飛んできた。腕を出せば、隼は優しく彼女の腕に留まる。
「ぎえ」
一言鳴き、待ちわびたとばかりに頭を彼女の胸にこすりつける。ジュンは思わず笑い、隼の喉を指で撫でると、嬉しそうに甘えた。
「山猫の時は素っ気なかったじゃないか。可愛いな君は」
愛しそうに撫でる彼女に戦意が削がれるが、足に手紙が括りつけられているのにフロックスは気づいて手を伸ばした。普段はもつれない指が隼の足を突っつくと、隼が彼の鼻を齧った。
「痛いって。悪かったよ」
ジュンが見かねて手伝うと、フロックスの指はまたつんのめる。触れた指先から体温が伝わる度、こいつはジュンじゃないと自分に言い聞かせた。だがこいつがジュンでないなら、なんなんだ。
ジュンが羊皮紙を広げて見る。
「あんた文字読めるのか」
「まあね」
「ジュンは文字が読めなかったはずだぜ」
カトレアが茶々を入れるが、ふっとジュンが笑うと図らずも胸が跳ねる。
「そういやそうだった。オクトの手紙も君に読んでもらってたんだったな」
それは事実だった。革命軍時代に、文字の読めない黒判騎士の代わりに、手紙を読んだことがある。顔から火が出るほど純粋な、王道を行く騎士道譚。師に文字を教えられていたのに、わかったふりをしたせいですっかり文字を忘れたと笑う黒判騎士に、人間らしさと微笑ましさを覚えた。
「しっかりしろ。こいつは偽物だ」
ウォルフがカトレアの顔を叩いた。カトレアの頬を伝った涙がはじけ飛ぶ。
「お前は最初からずっとそう言ってるな。何が気に食わないんだ」
ウォルフは唸る。
「いくら外側を似せても、お前はジュンじゃない。匂いが決定的に違う。人間じゃねえ」
ジュンはそうかと笑い、羊皮紙を一読した。
「ま、なんであれあーだこーだ話し合っても仕方ない。この町の由緒正しき司祭、カリア様から大司祭様へ言伝だ。ナシュ商船を不審に思って調査した結果、商船組合未登録の船だとよ。ちなみに、今回の乱痴気騒ぎの立役者はシラン領主様、とも」
ほら、とフロックスに手紙を渡せば確かにそうだった。オクトたちを捕らえることができず、結局はカリア司祭とマトリ司祭に説得され町を後にした。その後、カリア司祭はしきりにノシメ港町に見慣れない商船が寄港していること、そして盗賊と領主の関係を言ってきたのを覚えている。フロックスは気にも留めていなかったが、彼女は大司祭が力添えしてくれることを望んでいたのだろう。
遠くでしゃがみこむシランを見やり、ため息をついた。
「侵略行為と暴動か」
「見過ごすわけにはいかないよな。なんたって大司祭の目の前で、国民を虐げるなんて。愚かな奴らだ」
「最初から俺に侵略者の排除と町の鎮静を手伝わせる気だったのか、偽物」
フロックスがジュンを見て笑むと、彼女も笑った。ジュンは狡猾だが、その腹の内を見せない気の良さや風貌が最大の難点だった。気づけば敵も味方も手の内で転がっていることがある。勿論、彼女の人生全てが上手くいっているわけではないが。
ジュンは隼を解き放ち、隼は手紙もないので元の籠に帰って行くため空に消えた。
「おい。お前らが何しようが、まずは俺たちの要件が先だ」
カトレアは二人に槍を向ける。
「カトレアは相変わらずすぐカッカする性格だな。そんなんじゃ部下は上司のご機嫌取りで気が滅入るぞ。これはチャンスだ。君の部下からの信頼を取り戻す、な」
カトレアが率いているのは、根っからの盗賊たちではない。黒判騎士の命で田舎に引っ込んだ後、黒判騎士のすり替わりの話と処刑、ジュンへの報復をウォルフに持ち掛けられ、寄せ集めた志を同じくした仲間だ。全てを話しても彼らは要領を得なかったが、かつての隊長の話ならと心地よく二つ返事で参加した兵士たち。
「出鱈目はやめろ。俺の兵を侮辱するのか」
「戦は長くなれば長くなるほど心は疲弊する。人は疲れるとダメなんだ。部下に町を襲わせるなんて不名誉なことをさせて、加えて腹を空かせる彼らを不憫に思わんのか。だから適当に戦ってやり過ごそうなんて浅知恵が回るんだよ」
ジュンが言うと、倒れている兵士がギクリと目を覚ますが、動かないふりを続ける。つまりは、五年の歳月でカトレアへの信頼は右肩下がりの一方だったというわけだ。
「お前らの忠義は何処へ行った」
ウォルフが倒れた兵士を引っ掴もうとすると、石が手に投げつけられ弾かれる。ジュンがすかさず投げたものだった。
「忠義は二の次だ。今この大司祭様と共に、ナシュ商船の奴らと戦えば、温情が与えられるぞ。国を守り名誉を取り戻せ。その後、胃が膨れるほど飯が食える。これは天恵だ。乗るしかあるまい」
フロックスはジュンの言葉に口を挟まない。彼も内心ではどう思っているかは知らないが、彼らの協力には目をつむるということだろう。
カトレアは焦った。仲間の信頼が自分にないこともだが、この奇妙な状況に判断がつかない。
この女はジュンじゃない。本物の黒判騎士は死んだのだ。謀反のために立ち上がったのに、五年をかけて再びフロックスと共に戦うなんて、嫌だ。だが兵士が非協力的な状況で勝てるかどうか。この話に乗った方がいいのか。でも、この女の口車にのっていいのか。
「ウォルフ。本当に最後の確認だが、この人は、本当にジュンじゃないんだな」
彼は判断を仲間に任せることにした。ウォルフはジュンの灰色の瞳を見つめる。彼はどう転んでも彼女がジュンではないと確信があった。匂いもさることながら、彼女は絶対に人間だった。山猫に姿を変えれるなんて、自分を嘲って島流しにした奴らと同種ではないか。そんな奴だと知っていたら、革命軍なんぞに絶対に協力なんてしない。
「わからねえ」
絞りだした声は、普段の声に比べて非常に情けなかった。悩む彼にジュンは手を差し伸べようとしたが、突然焼き印痕を強くつかまれて叫ぶ。ジュンは背後から忍び寄ってきたナシュに、体を後ろから抱えられたのだ。
「ジュンを離しなさいよ」
ハルシャが大声を上げるが、ナシュが引きつれた船員が彼女に短剣を突きつけ、威嚇する。
「探したぞ、子猫ちゃん。勝手にお外に出て行ったら、どんな奴に唾つけられるかたまったもんじゃねえなあ。さあ、おうちに帰るぞ」
ナシュの登場に場は騒然となった。狼の尾を振り乱しながら、彼の手に握られた銅剣が近づくなと向けられる。
「お前の同類か」
フロックスがウォルフに視線を向けるが、敵意に満ちた彼の眼差しから考えるに答えは否だ。ナシュもウォルフの耳を見て、島流しに合った同類だと気づく。
「おや。こんなところで奇遇だな。猿の島に流れついた、恥さらしの同胞に会えるなんて」
二人は初対面だが、そこまで卑下できるのが島民と島流しに合った者の関係を如実に表している。ジュンは痛みで歪む視界の中で、惨めさに苛立つウォルフを捕らえた。
「こいつが船の頭領だ。彼を抑えろ」
叫ぶと再びナシュの爪が焼き印にめり込み、ジュンの顔が苦痛に歪む。ナシュはそんな彼女を愛しそうに撫で、舌をねじ込んで噛みつくような接吻をした。彼は唾と共に得体のしれない薬を飲み込ませる。
「はあ。お前には先に鞭を与えるべきだった。帰ってから鞭打ち千回だ。俺の折檻はとびきり痛いぞ、背中の傷を覆い隠すほどのミミズ腫れができる。そしたらまた飴の時間だ」
「お取込み中悪いが、君は我々が処理する」
フロックスが拳を向けても、ナシュは鼻で笑った。彼の瞳に、困惑ではない明確な怒りがあった。揺らいでいた決心が固まったのだ。この男を始末するという。
「申し訳ない。私の奴隷が粗相をした。お前ら、退却だ」
「我々の領地を侵した罪を思い知るがいい。それに、その人は奴隷じゃない。置いていけ」
ナシュがジュンの服を捲ると、そこには散々嬲られて赤くなった刻印がありありと見えた。ハルシャが思わず口を手で覆う。
「これが我が船の所有印だ。今日入れた新品、実に良い出来だ」
フロックスの頭に血が上るのと同時に、船員が彼の突進を防ぐ。血気盛んな船員を前に、カトレアとウォルフも武器を構えて自分の身を守った。親方は踏みつけにされ、シランは自分だけ安全地帯にいる。ハルシャも、もみくちゃになる一団を遠巻きに見ながら、なんとかジュンに近づけないか思案した。その時、ふとジュンの落とした剣が地面にないことに気づいた。
「汚い手で触ってんじゃねえぞ! 俺が直々に尋問してやるからな不法侵入者ども」
フロックスは礼服には似合わない罵詈雑言を浴びせるが、ナシュは余裕の表情だった。
「猿は怒ると怖いなあ。ジュン、君はもっと健気に鳴いていたのにね」
あえてフロックスたちにもわかる言葉を選ぶところが、ナシュの性根の悪いところだ。しかしその余裕は砕け散り、彼は悲鳴を上げてジュンから手を離した。ジュンはその瞬間を見逃さずナシュから離れる。彼の背中に一筋の血の道ができあがっていた。
「俺の屋敷で好き勝手するな」
ランタナの剣を持っていたのは、まぎれもないオクト本人だった。形勢の変わる音がする。
「町人の避難は終わったか」
「終わってません。無理です」
オクトの答えにジュンが素っ頓狂に聞き返す。
「じゃあ、何しに来たんだ」
「限界です。ナシュ商船戻ってきた。もう俺たちだけで持ちこたえられない。ここにいる全員で戦うか、頭領を捕虜にするしかない」
その頭領本人が振り返る。血走った目に、オクトは怯んだ。
「奴隷君、やるなあ。君を甘く見ていたよ。君にも特別な焼き印をあげよう。泣いて喜べ」
ゆらりと振り返った彼の方に、再びどこからかやってきたのかわからない矢が突き刺さる。ナシュ怒りで飽和する頭で矢を何とはなしに引き抜くと、倒れていた兵士が起き上がって彼の進行を防いだ。カトレアの兵士と、フロックスの兵士の二人だ。
「畳みかけろ!」
誰が叫んだかはわからない。一人というよりも、全員の意思と声が重なって巨大な大群になって屋敷を揺らした。再び戦闘が始まる中。オクトは屋敷から逃げるシランが目に留まった。
「ケリをつけてこい。お前の弟分の不始末だ」
ジュンがオクトの肩を叩く。
「そんな、でも、ここは」
「問題ない。信じろ」
ジュンの目に背中を押され、オクトは部屋を出てシランを追った。懐かしい廊下だ、よく子供の時に母と追いかけっこをし、ランタナに掴まった廊下だ。この地に辿り着いた三人と協力者のジュンとニゲラは、まずこの誰もいない古びた屋敷を掃除することから始まった。そして前の持ち主が使っていた家具を丁寧に扱い、つつましく暮らしていたら、一年も経たずに国からの追っ手がやってきたのだ。
ランタナが一人で戦い、クラズやオクトを逃がそうとした時だった。ジュンが率いる傭兵団がやってきた。すさまじい戦いぶりが夢の様に、そのあとジュンは銀のペンダントをもって六年に及ぶ戦いに身を投じた。
「オクト兄さん」
その六年の間に色々なことがあった。部隊長に見放された敵の傭兵は町に残り、オクトたちと同じように家の掃除をして住むことになった。面倒見のいいランタナが彼らの世話を焼き、オクトにも世話の焼ける従弟ができた。国から逃げてきた母の妹デルフィが住み込むようになり、その子供シランが幼くて手が焼けて可愛くて、仕方なかった。
ランタナが流行り病で死に、母が後を追うように死んだ日から、成長したシランとデルフィの態度は冷たくなっていった。家を追い出されるかも、という予兆はあった。しかし。
「私たちは、誰も住まなくなった町の屋敷を、借りて住まわせて貰っているの。元の持ち主が帰ってきたら、この家を明け渡しましょう。故郷には帰れないけど、私たちは幸せよ」
結局元の持ち主は返ってこず、家はシランたちに奪われてしまった。それでもいい。俺には、ジュンに思いを馳せて飛ばした物語があった。希望があった。約束があった。隼が帰ってこなくなってからも、紙とペンさえあれば構わない。
一度諦めかけて、一か月の漁に出てノシメ港町に帰ってきた日。あの日に、やっと彼女に会えたのだ。俺の希望や、夢や憧れを背負った星。
「シラン、止まれ」
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