第40話:未来計画図『WBS』出来ました
「できたわよ」
その場で、ちゃちゃっと美里がWBSを完成させる。
とは言え、雪枝も結局口を出して茶々を入れつつ。
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『雪人ちゃんオオカミ化計画WBS』
今
▼
Y1 2 3 4
Q1234123412341234
CP: ※1※2 ☆ ★
A壱:・■
弐 □■■■■■■■■■■■■■■
B壱: □■■■■■■■■■■■■■
弐 □□■■■■◎◎◎■■■■
C壱: □□□■ ■■
弐: ■■■■★ ■■
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「Yって?」
「
「Qは?」
「クオタ。四半期ね。四月から四五六月で第一四半期」
「一月からじゃないの?」
「学校とかもぉ、四月から新学年でしょぉ? 日本の年度は四月スタートなのよぉ」
「ふむふむ。と、すると、CPがチェックポイントで、今が▼なら……☆が
「正解よ、アカネ」
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今
▼
Y1 2 3 4
Q1234123412341234
CP: ※1※2 ☆ ★
A壱:・■
弐 □■■■■■■■■■■■■■■
B壱: □■■■■■■■■■■■■■
弐 □□■■■■◎◎◎■■■■
C壱: □□□■ ■■
弐: ■■■■★ ■■
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「Aに壱と弐があるのは……」
「壱はこの間の試験だとして、あれ一回で終わっても意味が無いもの」
「継続はぁ、力、なりぃ」
「そっか」
「おはようのちゅー、いってきますのちゅー、お帰りなさいのちゅー、おやすみのちゅー。一日最低、四回ね」
「うはっ。雪人くん的にはハードル高そう」
「そうよ。だから『□』が練習期間。その項目の導入期間ね」
「そうすると、『A』のちゅーが自然に出来る様になって『B』を開始する感じね」
「うんうん」
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今
▼
Y1 2 3 4
Q1234123412341234
CP: ※1※2 ☆ ★
A壱:・■
弐 □■■■■■■■■■■■■■■
B壱: □■■■■■■■■■■■■■
弐 □□■■■■◎◎◎■■■■
C壱: □□□■ ■■
弐: ■■■■★ ■■
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「Bも壱と弐があるけど、これは?」
「壱は、普段のスキンシップ的なもので、弐はCと連動した内容よ」
「あー……あれ? そのBの弐に、変な『◎』が?」
「妊娠中ってぇ、あんまりぃ、無理、できないからねぇ」
「なるほど。C壱の空白期間と◎が一致してるのはそういう意味ね」
「そぅそぅ、C壱が出来なくなるから、替わりに、B弐ねぇ」
「とすると、このC弐が妊娠期間と出産……ん? 二人目も?」
「気が早いとはぁ、思う、けどねぇ」
「前途多難だけど、一人目がクリアできたら、二人目は道なりでいいんじゃ?」
「そぉねぇ」
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今
▼
Y1 2 3 4
Q1234123412341234
CP: ※1※2 ☆ ★
A壱:・■
弐 □■■■■■■■■■■■■■
B壱: □■■■■■■■■■■■■
弐 □□■■■■◎◎◎■■■
C壱: □□□■ ■■
弐: ■■■■★ ■
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「C壱も、『□』の練習期間が……結構、長い気がするけど、練習と本番ってどう違うの?」
「文字通りよ。あんまり早くデきちゃっても困るでしょ? でも、いきなり『さぁ、今日から子作りよっ』って言っても戸惑うだけだろうし。そもそも慣れておかないと」
「なるほど……実質、※2のポイントが『初体験』ってコトになる訳ね」
「そう。そこに辿り着けるようにするために、B壱やB弐もある程度練習しておかないと、って訳」
ぶるるるる
「あら? 雪人ちゃんだわ」
美里の携帯に、雪人から連絡。
「そう、わかったわ。気を付けて帰って来るのよ?」
「ん? どうしたのお母さん。雪人くん、何だって?」
「今日は迎え要らないって。帰りに寄り道したいんだって」
「へぇ……珍しいね?」
「んふふっ。また何かぁ、サプライズ、かしらぁ、かしらぁ?」
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