第5話『ゆいちゃんの試験当日』

「あー、緊張する、きょうが試験日だ」

「おちついてゆいちゃん。忘れものない?」

「あっ、消しゴム!」

「ああ、ならこれ」

「ありがとた~く~ん」

「これ、すごくいいんだ。よく落ちるんだよ、ほら、ラベルにそう書いてある」

「…………」

「ん!?どした?」

「縁起わるすぎ~!」

「えっ!?なにがなにが!?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

ポン吉さんち(ショート・ショート集) トンジちゃん @butaouzi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ