四日目

 †四日目†


「困ったことになったな、マリアベルよ」

「……はい」


 緊急に会合の場を設けた南部連合軍のオスマルク王とユーア皇国軍の姫騎士マリアベルは、思いも依らない展開に言葉を無くしている。


 草原の国レイダに齎された【女神の試練】はユーア皇国の提訴から始まっており、その代表が姫騎士マリアベルだ。北陵神聖王国軍は同盟国として、ヤマシロ軍は友誼に報いて此度の包囲戦に参戦してくれていた。一方南部連合軍のオスマルク王は、あわよくば自らが聖なる水瓶を手に入れようと目論んでいる。同時に、姫騎士に恩を着せられるという思惑もあっての行動だ。


 マリアベルの甘言に唆されたレイダのジブリールは『ティナスの巫女』を手放してしまった。女神の試練を拒絶できないレイダの上に七つ鐘が鳴り、一日目で城を囲む包囲網を完成させ、二日目から攻城が始まる。その戦は、一方的な蹂躙になるはずだった。


 しかし二日目には神聖王国軍が自国の危機を理由に軍を撤退させ、三日目には将軍が毒蜂に刺されて指揮系統が麻痺したヤマシロ軍の兵が、散り散りになってしまっている。残されたのは共に三千の兵を率いるユーア皇国軍と、南部連合軍だけだ。


「とりあえず、儂は自軍の兵を東門側に移す。レイダ城の北面と南面は無防備になるが、東門を放置するよりましだろう」

「お願いいたします。それと、ご相談なのですが」


 マリアベルは今朝レイダ城から届けられたばかりの書状を取り出し、オスマルク王の前に広げて見せる。


「これは……捕虜の交換交渉か」

「はい。我が国が最初にレイダを攻めた際に、私の腹心であるヘレンが功を焦り、単騎でレイダ軍を深追いしました。そこで待ち伏せを受けて捕らえられ、今は捕虜となっているのです。この交渉を受けるかどうか、思案しております」

「成るほど。相手側の要求は?」

「城内に避難している民間人のために、果物と野菜を差し入れて欲しいと……」


 いくら城内に食料の備蓄があると言っても、それは保存が効く干し肉や硬パンが殆どを占めている。それなりに人が集まれば、野菜や果物は三日ほどで食べつくされてしまってもおかしくない。


「ふむ、良いのではないか? マリアベル殿とモニカ嬢の今後のためにも、民衆の心象は上げて損はないだろう」

「……そうですね」

「そちらが捕虜と物資の交換をしている間に、儂は軍を東に動かすとしよう。城攻めは明日の三つ鐘にあわせて開始、ということでどうだ?」

「分かりました」


 膝の裏まで届くブロンドの髪を丁寧に編み込み、憂いに満ちた碧眼を伏せる美貌の姫騎士、マリアベル。齢十八にして一軍を率いる彼女は、ユーア皇国の第三王女だ。


 和平を重んじていた第一王女が死した後。王位継承権を得た第二王女が、体調を崩した国王に代わり、王室を支配しはじめた。マリアベルを親子ほどに歳の離れた伯爵の元に降嫁させる手筈を整え、マリアベルと同腹である第六王女モニカに至っては、だと黒い噂のある辺境の貴族に、養女に出そうと働きかける。


民衆から人気があろうとも、マリアベルは第三側妃の娘。第三側妃は美貌を買われて農民から男爵家の養女となり、国王に嫁いだ女性だ。後ろ盾に乏しく、第二王女の圧力に対抗出来ない。だからマリアベルは、自らの手で立場を押し上げるしかない。誰が見ても明らかな功績をあげ、万人に自分の有能さを知らしめるのだ。


 そこでマリアベルが目をつけたのが、聖瓶七国の中で若き王が即位したばかりのレイダだ。聖瓶を手に入れることが叶えば、その功績は計り知れない。マリアベルはジブリールに近づき、彼の耳に甘言を囁く。マリアベルを信頼しきったジブリールは、彼女に誘導されるままに【ティナスの巫女】を手放した。愚かなジブリールが嬉々としてそれを報告してきたのを合図に、マリアベルは女神ティナスに【女神の試練】を提訴したのだ。



 オスマルク王の元を辞し、ユーア皇国軍の本陣に戻ると、メイドに付き添われていたモニカが待ちかねたように飛びついてきた。マリアベルも相好を崩して幼い妹を抱き上げ、彼女と視線を合わせて優しく微笑む。


「お帰りなさい! お姉様!」

「ただいまモニカ。良い子にしていた?」


 戦場に七歳の妹を連れてきた理由は、マリアベルの不在を狙った第二王女の魔の手がモニカに及ぶのを防ぐためだ。以前は友好的に接してくれていた貴族達も、第二王女側に鞍替えした可能性が否めない。その点、マリアベルの同僚である騎士達は、彼女の決意に賛同し、その志を助けると誓ってくれている。血の流れる戦場の方が祖国の中よりも安全だとは、なんとも皮肉な話だ。


「ねぇモニカ。ユーアから持ってきた果物と野菜を欲しい人達が居るらしいの。分けてあげても良いかしら?」


 モニカは動物の肉と魚を身体が受け付けず、新鮮な野菜と果物を主食に育っていた。マリアベルが妹のためにと本国から持参した野菜と果物は、相当な量がある。

 

 レイダから野菜と果物の量に関する指定はなかったが、捕虜と交換にする以上、ある程度は差し出さねば誠意に欠ける。偶然だとしても、野菜と果物の備蓄が十分な状態であるのは、僥倖とも言えた。


「もちろんよ! あ、でも、私の好きな果物は、置いていってほしいな……」

「フフッ。じゃあモニカは残したい果物を先に選んで。それを自分のテントに運んでもらったら、今日はそこから外に出てはダメよ」


 捕虜と物資の交換時に、諍いが起こらないとは限らない。妹を案じる姉の言葉にモニカはこくりと素直に頷き、付き添いのメイドを促して、倉庫代わりのテントに向かう。


 マリアベルは交換に応じる旨を記した書状をレイダ側に返し、捕虜と物資の交換は、太陽が天中に昇る正午に行うことと決まった。


 用意した果物と野菜は、荷車一台分。大人がひと抱えできる大きさの木箱に果物と野菜を種類別に分けて詰め込み、不審なものが入っていない証拠として、蓋は閉じずに荷台の上に並べる。そもそもこの木箱の大きさでは、中に人が潜む恐れはない。



 約束の刻限が来て、レイダ城の西門の扉を兼ねた跳ね橋が、ゆっくりと下された。マリアベルは城を囲む堀に架けられた跳ね橋の縁に立ち、城内に向かって口上を述べる。


「ユーア皇国軍指揮官、マリアベル・ファラミアだ。捕虜と交換の物資を届けに参った。ご検分いただきたい!」


 マリアベルを始めとした騎士達が見守る中。ユーア皇国軍が橋の中央に野菜と果物を積んだ荷車を置くと、西門の中扉にあたる格子戸が音を立てて開かれる。中から姿を見せたのは、手枷を嵌められた女騎士ヘレンだ。兵士に付き添われて荷車が置かれた橋の中央にまで進み、そこで手枷の鍵を渡される。そこからヘレンに付き添ってきた兵士は物資を乗せた荷車を曳いて城内に戻り、前に進み続けた彼女がユーア皇国軍側に渡り切ったところで、再び跳ね橋が上げられた。


「ヘレン……! 良かった……!」

「……マリアベル様。此度の失態、申し開きのしようもなく……」


 格子戸が閉じる音を背に、涙ぐむマリアベルとは逆に、ヘレンは恐縮しきりだ。


「良いのよ。生きて帰ってきてくれただけでも、私は嬉しいのだから」

「マリアベル様……」

「さぁ、まずは身体を休めて。それから、話を聞かせてほしいわ」


 休息を取ったヘレンは、夕食前には再びマリアベルの元に姿を見せた。彼女はユーア皇国軍が四カ国と協力して包囲を完成させる際に先鋒隊の隊長を担っており、逃げ惑う住人達をレイダ城に向かって追い立てた後、敵軍の兵士をつい深追いしてしまう。気づけば彼女はレイダ城の中にまで足を踏み入れており、周囲を兵士に囲まれたところで我に返り、武器を手放し捕虜となったのだった。


「そう……その。捕虜になっている間、大変ではなかった?」

「それが……レイダ城の兵士達は、揃って紳士的でした」


 ヘレンの話では、レイダ城での捕虜の扱いは、悪いものではなかったという。


「女である以上、辱めを受ける覚悟はしていました。しかし、彼らはそんな私の決意に眉を顰め『妻でも娼婦でもない女を抱くことはしない』と言ったのです。監禁されている間も自由こそ得られませんでしたが、食事は日に三度与えられ、水に濡らした布で身体を拭くことも許されました」

「……そうだったのね」


 マリアベルは、いつもどこか卑屈な様子で彼女の顔色を窺っていたジブリールのことを思い出す。彼を騙す形でレイダを危機に陥れた国の女騎士ともなれば、憂さ晴らしをされてもおかしくない。しかし、そうはならなかった。それはレイダ国では末端の兵卒にいたるまで、女神ティナスの教えが浸透している証左に他ならない。



 夜が訪れ、マリアベルは悩みながらも、自室代わりのテントに向かう。いつものように愛する妹の寝顔を見てから床に就こうと、自分のテントに戻る前に、隣のモニカのテントにそっと身体を滑り込ませる。



「……モニカ?」



 テントの中は、しんと静まり返っていた。

 陽が落ちているというのに、明かり一つ灯されておらず。冷たい寝台の上に、妹の姿は見当たらない。


「なっ……!」



 マリアベルが驚愕の声を上げるのと同時に。


 レイダ城の西門を見張る騎士達が、騒ぎ始めていた。




 †††




 水の流れる音に、ユーア皇国の第六王女モニカ・ファラミアは、ぼんやりと目を覚ました。


「ん……?」


 寝ぼけ眼を擦って起き上がれば、そこはモニカの知らない場所だ。煌々と火の灯る燭台が並べられ、水瓶を抱えた神々しい女神の石像と、溢れた水を貯める浅い石積みの水槽を照らし出している。床に埋め込まれた水槽の前には木箱に詰められた野菜や果物が並べられていて、モニカはそんな木箱の一つを寝台代わりにして眠っていたようだ。


 そうだ、とモニカは思い出す。手元に残す果物を選んでいた時に、瑞々しい香りに心惹かれ、一つだけその場で皮を剥いてもらった。夢中になって齧り付いている途中で何故かひどく眠くなり、付き添いのメイドに凭れかかるようにして、そのまま眠ってしまったのだ。それにしても、ここはどこだろう。


 周囲の状況を確認する前に、モニカは自分の下半身がしっとりと濡れている感触を察し、羞恥に頬を染める。気持ちが不安定な時に所謂いわゆる『お漏らし』をしてしまうことはこれまでにもあったが、最近は治まっていたのに。


 身を清めるものはないかと見回すと、水を湛えた水槽が視界に入る。聖瓶を有する国の住人であれば、それは女神ティナスの水瓶から溢れた水を最初に受けとめる聖なる祭壇であり、決して穢してはいけない場所だと子供でも知っている。祭壇から溢れた水は水路を通って貯水槽に溜められ、レイダ城の貴重な水源となっているのだ。聖なる水瓶を抱いた女神像が置かれた場所は城の中でも一番天空に近い場所に存在し、【ティナスの礼拝堂】と呼ばれている。しかしユーア皇国から出たことがないモニカの目から見れば、水を湛えた祭壇は単なる『水溜まり』に過ぎない。


 モニカはいそいそと祭壇に近づき、そっと片足を浸して深さがないことを確かめると、ゆっくりと水の中に両足を沈め、続いて腰まで水に浸かる。小水に濡れていた身体の不快感が薄まり、ホッと息を吐くモニカの耳に、女性の悲鳴が届いた。


「キャアア‼︎ 誰か! 誰か来て!」

「えっ……」


 モニカが振り返った先には礼拝堂の扉があり、一人の中年女性が悲鳴を上げ、腰が抜けた様子でその場に座り込んでいる。すぐに複数の足音が礼拝堂に駆け付け、怯える女性に声をかけた。


「ライムじゃないか、何があった」


 女中のライムは、アズライルを命を落とした息子の功績により、今は王妃ベアトリーチェ専属の女中になっている。彼女は主に頼まれて、祭壇に捧げた供物の確認に来ていたのだ。


「あれを、あれを見ておくれよ……!」


 ライムが指差した先に子供を見つけた巡回の兵士達も、言葉を失くす。


「聖なる祭壇に、子供が……!」


 城内には次々と明かりが灯り、子供が聖なる祭壇を穢したという話は、あっという間にレイダ城の全体に広まっていく。礼拝堂に駆けつけたベアトリーチェは、怯える少女の存在に驚きを隠せない。同じく駆け付けたアズライルの方は、蹲る少女の姿を目にして頬を緩ませかけたものの、すぐにそれを隠し、真面目な表情でベアトリーチェに話しかける。


「どこの娘だろうか? 礼拝堂には、簡単に立ち入れないはずなのだが」

「私にもわかりません……しかしあの顔立ち、どこかで」


 ベアトリーチェは兵士達を一旦下がらせ、震えている少女に近づいた。濡れた身体を優しく布で包み、ゆっくりと声をかける。


「怖がらなくていいのよ。私はベアトリーチェ。あなたのお名前を、教えてもらえるかしら」

「も、モニカ……モニカ・ファラミア」


 モニカが自分の名を口にした途端、二人のやり取りを見守っていたアズライルと兵士達がどよめく。


「それは、姫騎士マリアベルの妹姫の名ではないか?」

「なぜレイダ城の中に?」


 騒つく周囲を軽く制し、ベアトリーチェは笑顔を崩さず、再びモニカに問いかける。


「ねぇモニカ。どうして祭壇に……そこに溜めてある水に入っていたか、教えてくれる?」

「……寝ている間に、お漏らし、しちゃって」

「っ!」

「身体を綺麗にしたくて、それで……」

「な、なんてこと……」


 モニカの告白には、さすがのベアトリーチェも言葉を詰まらせる。信仰の源とも言える聖なる祭壇の水が、身体を浸されたのみならず、まさかの小水で穢されているとは。


 最初に怨嗟の声を上げたのはアズライルで、彼は端正な横顔を歪めて拳を握り、天を仰いで慟哭する。


「おのれ、憎きマリアベル! ティナスの信徒たる我が国を、どこまで愚弄するつもりなのか!」

「その通りだ! 子供を使って、聖なる祭壇を穢させるとは!」

「何が姫騎士だ! 何が皇国だ! 魔女め!」


 追従して叫ぶ兵士達の言葉は次々と広がり、それは民衆達の間にも、瞬く間に伝播していく。


「魔女マリアベルに鉄槌を!」

「魔女に、女神の裁きを!」


 アズライルはモニカを布ごと抱え上げ、騒ぎを聞きつけ西門に集まっていたユーア皇国軍の前に連れて行った。姫騎士マリアベルは、城壁の上に愛しい妹の姿を見つけ、愕然とした表情になる。


「モニカ! 何故レイダ城の中に⁉︎」

 マリアベルの問いかけに返された国王の言葉は、怒りと憎悪に満ちたものだ。


「黙れ魔女め! こんな幼子おさなごを使い、よくも我が国の信仰を穢したな!」

「なんですって⁉︎」

「お姉さま! ベル姉さま、ごめんなさい……!」

「モニカ! 何があったというの⁉︎」


 しゃくりあげながらも、モニカはなんとかことの経緯いきさつを姉に説明してみせた。事情を理解したマリアベルの表情は、それこそ蒼白になる。


 これまでにもモニカが果物に夢中になり、食べ疲れてその場で眠ってしまうことはあった。しょうがない子ね、と笑って甘やかしていたが、それが事故を招いてしまった。レイダ城に運び込まれる予定の木箱に潜り込んで眠ってしまったモニカが、まさか子供がいるとは思われず、そのまま運ばれてしまったのだろう。


 マリアベル達にとっては不運な偶然だが、レイダ国側はそうは捉えない。幼いモニカがマリアベルの指示で、聖なる祭壇を穢しに来たのだと考えるのが妥当だ。


を騙し、この国に【女神の試練】を与えた張本人が、今更何を言う! レイダが女神のご加護により、三日の窮地を乗り越えたことに焦ったのか? 幼き妹を捨て駒にするとは、魔女に相応しき外道! 恥を知れ‼︎」

「違う! た、確かに【女神の試練】がレイダに降りかかるよう仕向けたのは私だ! しかし、妹は何の関係もない! 事故だ!」


 マリアベルの言葉を耳にしたユーア皇国軍の騎士達に、驚愕が広がる。ヘレンは小声でマリアベルを嗜めたが、動揺している彼女には、それに耳を貸す余裕がない。懇願するマリアベルを見下ろすアズライルの眼差しは、冷徹そのものだ。


「それを我らが信じるとでも? 祭壇を穢されてしまっては、試練を乗り越えようとも、女神がレイダをお赦しくださるかどうか分からない。かくなる上は、祭壇を穢した咎人の心臓を生贄として捧げ、我らの信仰を証明し、女神に深謝を願うこととする!」

「なんですって⁉︎ そんな、お考え直しを!」

「ベル姉さまぁ! 助けて!」」

「待って! お待ちください、ジブリール殿! モニカ‼︎」

「マリアベル様!」


 もがくモニカの抵抗などものともせず、アズライルは少女を抱えて城内に戻っていく。城を囲む堀に飛び込みかけたマリアベルをヘレンが寸前で引き止めたが、追い打ちをかけるように、怒りに満ちたレイダ国民達の罵声が降り注ぐ。


 ユーア皇国軍の騎士達は、そんな二人を庇うことも忘れ、呆然としてしまっている。姫騎士マリアベルの崇高な志に惹かれ、彼女を女王たらしめんと随従してきた彼らにとって、レイダを陥れたのがマリアベル自身であるという事実は衝撃だった。レイダに【女神の試練】が与えられたのはかの国が堕落していたためであり、そんな国家が聖なる水瓶を持つ資格はない。これは聖戦だと鼓舞されて挑んだ戦いが、日を追うごとに味方が不利になっていく。次々と幸運に助けられるそれは、まさに女神がレイダを救うべく、手を差し伸べているようではないか。



芽生えた疑念の決定打となったのが、マリアベルの自白に近い暴露だった。



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