第9話 1人でも傷ついた夢を取り戻すよ

元漆黒の銀翼のメンバーである俺、鴉黒斗と伊邪那美霊羽の2人は鳥取に天ノ川家の第1令嬢である天ノ川灯の護衛と警備の任務で訪れていた、そして彼女は銀髪で金色の瞳で白色と銀色のドレスに身を包んでいた、そして俺に灯は問いかける「何故、あなた達は漆黒の銀翼が解散しても動いてるの?」とそうもう漆黒の銀翼は事実上、解散している、俺と霊羽は互いに腰から銃とナイフを取り出すと俺は「そうだな、理由はある、例え俺は1人でも傷ついた夢を取り戻すよ」とそして灯を狙って下級妖怪の落ち武者が現れた、俺は銃に大気のプラズマを集め銃撃を繰り出す、霊羽も獣のような動きで銃撃とナイフによる剣戟を繰り出し火花とともに蹴散らした、そして傷ついた夢というのは俺達漆黒の銀翼のメンバーが成し遂げれなかったことだ、ナイフと日本刀の鍔迫り合いの中、俺は変身することを決断した、ナイフに炎を纏わせて横十字に斬り裂き黒い巨大な鴉の精霊を召喚し攻撃と防御とともにその黒い鴉の巨大な精霊が背後から俺に覆い被さると両羽をあたりに火の粉を飛び散らせながら赤色と黒色の鴉の衣装が施された精霊の鎧と鴉の羽の腰ローブを身に纏い変身を遂げる、その姿をまじかで見た灯は「綺麗」と言ったナイフを構えると俺は「ここから先は俺の聖戦だッ!」と決め台詞を言った、そして霊羽も霧で落ち武者達を撹乱し精霊変身を遂げた、そして霊羽も「いいえ、私達の聖戦よッ!」と決め台詞を言った、そしてそれを見た灯は「すごい」と感心していた、落ち武者の攻撃を身体を羽に変え次々と躱すと俺は大気のプラズマをナイフに集め巨大な光の剣を作り次々と剣戟で火花とともに蹴散らしていく、そして霊羽も霧で落ち武者を撹乱させナイフで火花とともに瞬く間に蹴散らしていく、そしてその隙にすかさず灯は魔法でロングレンジライフルを生成した、彼女が狙われた理由はこのなまはげから受け継いだ創造の力だ、違いがあるとすれば氷河のなまはげと大天狗の創生と創造の力だが彼女はなまはげから受け継いだ創造の力だけだということだが魔法の腕は確かで天才的なセンスがある、武器生成ももちろんその1つだ、彼女はそのまま銃を構え「射貫け、閃光」と詠唱したすると銃を撃つとともに光の銃弾が落ち武者にむかい飛んでいき火花とともに爆発した、そして俺は大気のプラズマを銃に集め閃光とともに落ち武者を火花とともに撃ち抜く、そして背中あわせになった俺と灯は「アルセーヌコレクション、興味はあったけど貴方達にも自然と興味をもってきたわ、夜叉動乱事件の英雄さん」と夜叉動乱事件は黒歴史の遺産である闇の書が引き起こした事件だ、そしてその噂を知らない令嬢はいない、そしてその噂の中でもっとも俺達、漆黒の銀翼のメンバーは英雄ととられているだが世間の噂などどうでもいい、そして俺は空に飛び上がると必殺技の八咫烏業火斬を落ち武者に叩き込み蹴散らした、そして残り15体の落ち武者が逃げようとしたその時、雷光が火花とともに落ち武者を撃ち抜く、雷神の対魔忍、雷道雪風、彼女がサポートしに来たのだ、雪風は「貴方があの漆黒の銀翼のリーダーね、私は雷神の対魔忍、雷道雪風よ」と言った、そして彼女の潜在能力の高さは俺も感じていた、特に八咫烏と雷神は妖怪側でも対極の存在だ、雷剣を手に作り出すと「天ノ川家か、また面倒な任務引き受けてるのね」と言った、霊羽は雪風に「性分みたいなもんよ」と返した、そして落ち武者の大将がその姿を現した、そして落ち武者の大将が刀を抜くと俺と霊羽、雪風は戦闘に入った、ナイフによる斬撃と雷剣の剣戟をいなして適確に斬撃をあててくる、そしてこのままでは押し負けると思ったその時、落ち武者の大将の3体に銃弾があたる、アルセーヌコレクションビリーザキッドの銃弾だった、すかさず雪風は落ち武者の大将1体に必殺技の雷神の断罪者(ライトニングネイキッド)を放ち倒す、霊羽も必殺技である童子業火撃をジャンプキックで叩き込みもう1体を倒す、そして残り1体を俺は炎を纏ったナイフによる斬撃で怯ませ、そして必殺技である八咫烏業火撃を叩き込み激しい爆発の炎とともに鍔迫り合いになった、だがここでビリーザキッドの能力、世界を欺く力が落ち武者の大将に発動した、落ち武者の大将は勝ったと思い込み全力を出していたのだ、そして日本刀は砕け散りその甲冑には炎によりヒビが入りそして少しずつ八咫烏業火撃に押し負けていく、そこで俺は全身に紅蓮の炎を纏い「はぁッ!」と叫び蹴りを落ち武者の大将の胴体の甲冑に火花とともに叩き込み八咫烏業火撃を直にくらわせた、そしてその激しい爆発の炎が衝撃波とともにあたりを包んだ、ナイフと銃を持ちながら炎の中から立ち上がった俺は「これでも全然全力には程遠いのか」と言った、そう神妖である八咫烏の力はまだこれでもまだ全力ではないのだから、灯は俺のもとに駆け寄ると「貴方の夢も生き方にも共感した、快斗達のことは私に任せて」と言った、俺は「ああ、君ならできるさ」と言った、そして漆黒の銀翼である俺と霊羽の2人が快斗達、銀翼の怪盗と出会うのはこれから先の話だ、そして俺と霊羽は鳥取の地に足を踏み入れる。

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