第8話 諸行無常なんかしょうがないか不敵な笑み

鳥取についてから雷神の対魔忍である私、雷道雪風はいきなり下級妖怪の夜叉とそして怪人である下忍に襲われた、全ては氷河と雪羽との合流の妨害が目的だった、幸い対魔スーツと雷神の両手(ライトニングパニッシャー)の雷剣と銃撃でうまくいなしているのだがあちらは削っても削っても沸いてくる、そして悔しいが黒歴史の遺産である月の書の力を援護で欲しくなった、このままでは押し切られると思ったその時、雷光とともにクナイが地面に突き刺さり爆発した、そして高層ビルの上に2つの影が月明かりとともに照らされた、そして1人はライトイエローとライトパープルの和服の忍び装束、ライトシアンとライトブルーの和服の忍び装束に身に纏い、そして間違いない閃忍だ、そして閃忍、紫電疾風、彼女は「悪鬼彷徨うこの現の闇を払うは月影、、、我!月光なり!」と決め台詞を言った、そしてもう1人の伊奘諾家の閃忍である伊奘諾祈、彼女も「悪鬼彷徨うこの現の闇を払うは月影、我、月影なり」と決め台詞を言った、私は疾風に「あなたたち!なんでここに」と質問した、そしてその問い疾風は「決まってるでしょ、あんたの頼れる助っ人ってこと」と言った、そして祈も「こいつらは敵、なら閃忍としてあなたを助ける」と言った、私は左手に雷剣を出し疾風と祈に「わかったわよ、なら、手伝ってもらうわよ!」と言った、すると疾風と祈は笑みを浮かべ「もうこいつらはしょうがないって感じ」と言うと、祈は「諸行無常」と返した、そして雷神の対魔である私、閃忍である疾風、祈と夜叉と下忍との戦いが始まった、そして最初は一対多数だったのが3人になるとみるみるうちにすごい勢いで巻き返していく、そして私が雷剣で夜叉を火花とともに切り裂くと祈は「その技、覚えた」と言うと右手に青色の雷剣を作り出した、祈は見た能力なら何でも吸収し自らの力に変える、今回は雷神の対魔である私の雷遁の術のそのものを吸収したのだ、そしてましてや私のその精度とはほぼ互角で、そして私は戦いの中で疾風と祈はどこか諸行無常なんかしょうがないか不敵な笑みを浮かべながら連携しながら戦っているのを感じていた、そもそも疾風は相手が強くなるなら弱くする思考の持ち主でありそして祈は戦いながらその中で吸収し成長していく子だ、そして全くその考え方も真逆の凸凹コンビに思えてその実、2人が1つなれば鬼に金棒だ、実際、疾風が夜叉や下忍をある程度弱らせてから祈が吸収した技を叩き込んでいる、この連携は私や柚希、氷河や雪羽ではできない芸当だ、そしてそれを一連の流れを大道芸のようにやってのけている、この2人が鳥取に助っ人として派遣された理由はそこにある、まず祭羽と紅羽の伊邪那美家の退魔士と神騎コンビだと稀代の奴らだけに氷河と雪羽そしてアルセーヌコレクションによって怪盗に覚醒した3人の怪盗のサポートに回れないからだ、そして柚希と雷神の対魔である私では明らかに過剰戦力となっている、そして何より月光に照らされる月影のようなコンビだからこそ現場判断がその場で行えているという利点もある、敵味方問わず能力を吸収できる祈は閃忍としてはまず間違いなく逸材だ、そして祈の面倒を見ている疾風だからこそ呼吸を合わせて連携がうまくとれている、そして私と疾風、祈の3人はとうとう下級妖怪の夜叉の群れと下忍を追い詰める、そして私は雷剣で必殺技である閃光鬼神撃の構えをとった、そしてその隙に疾風は「ええい!ハマれ!閃・紫電雷光!」と言い必殺技である閃・紫電雷光で夜叉の群れと下忍を弱体化させそしてその隙に祈は必殺技である閃・祈願雷光を放ち激しい爆発の炎が上がる、そして私は「雷の光をうけて闇に帰れ!」と言い閃光鬼神撃を夜叉と下忍に叩き込みそして爆発ともに瞬く間に蹴散らした、そしてそれをアルセーヌコレクションビリー・ザ・キッドの力で怪盗に変身した快斗は見つめながら「閃忍に対魔忍それに勇者の一族か、これほどまでに見どころあるやつばかりとは」と嬉しそうに笑みを浮かべ、そしてブーケを空に投げトリックで花弁を舞わせた、そしてその花弁が私達の頭上を舞う中、私は疾風に「閃忍のほうもアルセーヌコレクションのことでここに?」と問いかけた、そしてその質問に疾風は私に「まぁ、しょうがないかって私は思ってる、実際、雷神の対魔忍であるあんたもそのことでここに来たんでしょう」と言った、祈は「怪盗の力は私も薄々感じてた、世界のバランスが傾いちゃうぐらいのすごい力」とそして伊奘諾家で祈が保護されていた理由はあらゆる力を感じとれるからでもある、そしてそしてそのことが後々、快斗達を助けることになる、私は疾風と祈に「ならお互いに忍びとしてすべきことをしよう、氷河と雪羽を支えるの」と言った、するとそれを聞いた疾風と祈は「ここまで来たのに今さらな感じね」と祈は「頑張れば紅羽が新刊くれる」と言った、そして少しずつ私達は動き出す。

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