006 馬子にも衣装の文体って?
2023 年9月9日
ビギナーは何んにでもまごつく。ましてボケ婆さんはなおのこと。
自分が超短でもお話をつくることができただけで…びっくらこくほどで。
下記が、その、ボケ頭に突然湧いた作なんだけどね。
🔰百頭女たちのゆううつ
時代がやたらライトでミニマムになってく令和───
熟した、あるいは熟しすぎた百頭女たちは
うんざりシニカルたいくつするしかなくなって…
それぞれ倦怠にも
寝物語の
たった一人でさえ100×800=80,000の
とんだホラ話が好色な巷へばらまかれだすわけなんだが
昼は百頭女どもはファミマでたむろっちゃあ
聴き耳立ててた公序良俗市民家族までもがたぶらかされるしで
学校・電話・SNSでも拡散しほうだい
ついには都市伝説となりド田舎まで流布し尽くしたあげく
政府をくつがえしかねない陰謀説まで次々飛び出したとあっちゃあ
何がホントで何がウソッパチやら日本列島が揺らぐ大混乱!
たちまち令和はハラハラドキドキクライシス時代へと突入!!
──てなこた~あるわきゃなかったさ これも嘘八百話な一つだっただけ
雑でブッキラボーと承知でも公開したのは、つたなさに阻喪する創作意欲に活を入れたかったから。そしてその意図ははたせた。ガサツなればこそのパワーでね。
そしたらね、文体だけ変えても出来がずいぶん左右されるらしいと気づいた。
上記話をただソフトでていねいな文体に直すだけでも、受け取られる印象や意図のみならず、字数まで大いに異なりかねない。それって、けっこうな問題ごとなんだと。
これまでは気ままに綴るだけで気がすんでたけど、もし応募したくなったらジャンルや制約文字数によって文体の選択も迫られちまうのだと。
応募しないまでも読者対象を定めるだけでも、初めから文体を意識しなわけにはいかなくなるはずと。
自分のためだけに紡ぎだすとしても、どんな文体なら自身さえ気づかずいた胸中の表出を少しでもたやすくできるか、自覚していかなくちゃって。
無意識のうちにしてきた文体の使い分け。それだけじゃ、ダメなんだって気づいた。
意識的、戦略的にさえなれるほどであれかしと思うようになった。
そうあってこそ、土いじりしたりで頭空っぽな時に不意に舞いおりてくる言の葉を、風のそよぎにまかせるように掌へ乗せることができるようになる───。
なんでかちゅうと、物語を紡ぐにも手持ちの
🔰
昨日、素晴らしい短歌をこさえる方のとこへ御邪魔して浮かんだ歌
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