ボケばあさんに小説は書けるか

002 何度でもやり直す 恥かいていいのだ

　 ' 23/８/21…（8.8を再々改稿）

これは実はこの連載の序に充てたのだが、連載継続を鼓舞したいため繰り下げた。

ヘタレ婆さん路線にまだ安住したがってるようなのが気にくわなくなり、出だしからガンガン攻めモードで行きたくなったわけよ。

…ま、いつまで続くやらだけど。

そんな醒めた目線もあり以下の8月８日編も欠かせないとて、掲載し直しお許しを。

しかし、もう２週間近く経ってるんだね初稿から。

あれからどんだけ変われたっていうんだろ。アドレナリンの出し方は憶えだしたけど、そもそもの残量がなあ～・・・。

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昨晩。各章タイトルに俳句を冠した小説はどうかと、小説ビギナーなり考えた。

短編はともかく中～長編なんて、ひたすらにハードル高過ぎ。チョコッと手を出したとたん退散となったし。ヘタレ婆さんごときじゃ続けられるわけなかった。

こりゃ休息所でも設けねば、どてものこと回復して再びお触りできそうにない。

多少ともなじんでた俳句をいじくりまわしながら一息ついたら…と、考えただよ。

そしたら駄作なり特色も加味できるかもねえとも。

たぶん皆様のほとんどは、カン違い婆さんよりも年下。しかもそれなりな才とスキルをお持ちのね。いじけるじゃああ～りませんか。

そんな方々にもまれながら、いつかしら夢となってた小説を創作発表したいなら、

いじけるんでなく、むやみと張り合うくらいでなくちゃだべ。

各章タイトルに俳句だけ貼りゃあいいてなもんじゃなかろうて。

何事に当たるにもさ、体力に優る気力こそ要るだべとて。

が、七十の手習い。創作も策を弄するも、遅過ぎ感ありあり。

…アリが十ならネズミが二十歳台から挑んでたらなありありありありありり!?

泣き言まで投げやりなままで、……さて…どうやって再び小説に体当たりできよう？

🔰甘き血の鉄錆（てつさび）臭や花茨（イバラ）

擦り傷、掻き傷くらいですむならいいけど、この歳じゃあ……。

だからこそ冥土の土産に、小説の一つや二つをって気にはなったものの……。

世界一の短詩、俳句は、今も文語体で詠われてもいる。

昨今は口語俳句も無季も盛んだが、婆さんは文語有季派。ほら、ちょいと高尚ぶれるでしょ。山頂ホームレスもどき現実も、しばし忘れられる。

気まぐれ独学に遊べてきたように、とにかく非日常気分になれるのが魅力。

そして何より、駄句を文語で目くらまししてくれそうじゃない。

１７文字分だけの文才ですむだろうと甘く見てた婆さんをも、なにやら高尚に見せてくれる💓

「茨」駄句にわざわざイバラとルビを振ったのは、コンタンあってのこと。

どうせならこの際、流行りの異世界物にチャレンジしたいなと。

昭和な駄洒落好き婆さんなので「茨」から異界イバラードを連想、その不安とも恍惚ともつかない浮遊感世界を海月ワールドにパクりたくなってね。

言葉以上に視覚でイメージするタイプには、井上直久画伯世界はうってつけ。

　イバラード↓を御存知ない方は（コピペで観てね）

https://www.youtube.com/watch?v=tC8vJG48MiM

んな風に今後は関連情報も好き勝手に記載、作家気取りを存分に楽しむのだ。

年寄の冷や水になるからとヘタレっぱなしじゃあ、余生がもったいなさすぎだべし。

そんな空元気から、ハイ！　もう一句、駄句をば。

🔰星月夜人体模型直立す

とにもかくにも、ボケ婆さんでなきゃ許されない文章修行ゴッコを夢みだしている。