俺の無属性魔法がおかしい～完全クリアしたゲームに転生したのはいいが、こんな魔法知らない

第62話 楽しいね！！川下り

次の日

俺は昨日、取り敢えず境花に決闘があった事を、ダンジョンウォッチのメッセージ機能で送り、寮に戻って寝た。

そして今起きた。

「あー！よく寝た！！」

時計を見ると朝の７時ジャスト、後１０分で朝の集会が始まる時間だ。

つまり…

「急げぇええええええ！！！！！」

★★★★

俺は７時８分に集会場所に辿り着いた。

「ふぅ、アブね」

「遅い！そして決闘したって何！？黒椒が仲間になったってなんなのよ！！！！」

「ああ、説明は後で」

「今しろ殺すぞ」

そうしばらく楽しく談笑していると。

ｹｲﾚｰｲ！！！！

集会が始まった。

「また校長か」

「文句言わない、んで何で説明しないの？」

「面倒だから」

「死にてぇようだな？」

こいつさっきから殺意高過ぎだろ。

俺がそう思っていると…

「ええ～今日は～、秘境合宿イベント、川下りを行いま～す」

そうそうそういえばそう、今日は川下りがある日だ。

忘れていた。

「ええ～2人乗りのカヌーに乗って、結構長い川を下って貰います、ペアは適当にシャッフルしてこちらが割り振ります」

「らしいぞ境花、俺とペアになれるといいな！！」

「ええ、川に落としてやるよ」

「フッ、落とすのは俺だが？」

「おっ？やんのか？」

「おっ？やんのか？」

そんなまだ小学生の方が知能がありそうな会話をしていると…

「ええ～決まりましたので～、職員の指示に従って下さ～い」

決まったらしい。

そして俺は職員の指示に従って船着き場に急いだ。

★★★★

美しい水面に木漏れ日が反射する幻想的な川のど真ん中。

俺達二人はゆらりゆらりとカヌーで川を下っていた。

割り振られペアと向かい合いながら。

「やあ！！早朝ぶりだね！！」

「………………」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

そう、俺の目の前にいるのは…

まさかの御津留ノ宮である。

「何でそんなに震えてるの？」

「…………貴方日常では、狂気何ておくびにも出さないのね、心底恐ろしいわ」

「そう？」

何か俺のことが怖いらしい。

何でだろ？

そう思いながら、俺達はカヌーを漕いでいた。

「疲れたわ」

「ん？そう？じゃあ休め」

「………………いいのかしら？」

「ああいいぞ、でもお前には帆の役割を進呈する、そこに立て」

「…………転倒しないことを祈るわ」

「ああ！任せろ！！」

そしてなんやかんやで１０分位が経過した。

少し打ち解けた感じがする。

「なあ！！しりとりしようぜ！！」

「…………貴方、なんなの？」

「しりとりしようぜ！！」

「………………リンゴ」

「ゴシップ！」

「…………プロレス」

「ストラップ！」

「…………………………プリクラ」

「ラップ！」

「プリント」

「トラップ！」

「プラズマ！」

「マップ！」

「p…！！

★★★★

大体３０分が経過した。

「プロ！！！！」

「ロープ！」

「プラン！！！！……………あ」

「よっしゃ！！俺の勝ち～」

「……………落としてくれますわ」

ｹﾞｼｹﾞｼ

おい、いいところのお嬢様が人を蹴るな。

「Ya-Ya-YaMeRo」

「やめませんわ」

ｹﾞｼｹﾞｼ

てか…ふぅ、やっと終わったか。

このしりとり。

流石にもう危なかったからラッキーだったぜ！

……………てか

「終着点見えてきたな」

「あら…本当ですわ」

「何だ？寂しいのか？」

「…………落とす」

「Ya-Ya-Y…

そうして俺達は船着き場に到着し、無事に帰還した。

でも…一回マジで川に落とされた。

まさか船から降りた瞬間にヤクザキックをお見舞いされるなんて…

卑怯だ！！！！

そう思いながら、俺の川下りは終了した。

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どうもラランララです！！

いつも俺の無属性魔法がおかしいを楽しんで頂きありがとうございます！！！！

そのおかげでついに５０万pvを達成しました！！

ありがとう！！！！

そして話は変わりますが一つご報告が。

何と最近リアルが忙し過ぎて毎日書いてるストックが、最近は書けていませんでした。

なので今日から二週間の間だけ、２日に一回投稿にします。

その間にストックを生産して、また二週間後に毎日投稿を再開します。

どうかご理解の程を宜しくお願いします。

では！！ラランララでした！！！！