第2話
私は音を立てないように離れて、そして、屋上に走った。
屋上につくと力が抜けたように、上半身が倒れて、腕がつき、
「う、うわぁー!!」
知らなかった。知らなかった。あそこまで、あそこまで私のことを思ってくれてたなんて、なのに、私は、私は、
何度も、何度も、何度も地面を叩き、自分にある重みをぶつけるように叩きまくった。
「私の、私のバカァ、バカァ、バカァ!!」
優くんは、私を大切にしてくれていることは知っていた。けどやっぱり浮気をしてから少し冷たくなって、最近はそこまで私のこと好きじゃないのかなって思っていた。
違った、違った、私が勝手に誤解して、
私がぁ
ーーーーーーー
そして、やっと落ち着いた頃
私は優くん以外の連絡先と記録を全て消した。
これからは優くんに尽くす。全ての愛を、
あの時、本当は覚悟していた。あの告白した日に、
今度こそ、もう優くんにあんなことを言わせないために、
私の罪を償うために、
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次の更新予定
2024年9月23日 08:24
2024年9月30日 08:24
2024年10月7日 08:24
…
【月曜 08:24】よく浮気をする彼女、俺はいつも許していたんだがちょうど限界が来たところに、俺を新しく好きな女の子が現れて、 少し復活したエアコン @eaconnn
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