【月曜 08:24】よく浮気をする彼女、俺はいつも許していたんだがちょうど限界が来たところに、俺を新しく好きな女の子が現れて、
少し復活したエアコン
第1話
「もう、これで8回目だよ」
浮気したのが、
「でも、どうせ別れようとしないじゃん」
「そ、それは」
そう、俺は浮気されても別れる話しはしなかった。最初は彼女が必死に謝って来たから許して、その次も同じように、
そして3回目から俺が別れないと知ったようで、こんな感じになっている。
「それに、私は確かに優くんの恋人だけど、優くんの魅力が足りないのも悪いんだよ。」
俺だって、頑張った。彼女に告白されてたから、色んなことを調べて少しでも魅力的になれるようにって、ファッション調べて、デートスポット調べて色々頑張ったのに、
でも、頑張ってもこうやって、思いを無駄にされて馬鹿にされる。
「次は、別れる」
「えっ、」
「俺は決めたよ。次したら別れるって」
「またまた、そうやって冗談を」
「今まで冗談でも、脅しでも、浮気をした時も言わなかったよね」
「・・・でも、別れようとはしないでしょ、優くんは」
「次はする」
「・・・うん、もう、今回も当然私が悪かったから、ほらせっかくの二人なんだし、デート行こうよ」
分かったとは、言わないで話しを晒す、けど次は別れる。
「そうだね。デートを楽しもうか」
ーーーーー
次の日
「えぇ、何で急に」
「彼氏がさぁ、次浮気したら別れるって言ってたんだよね。だから、ごめんね」
「そんな、楽しみにしてたのに」
「まぁ、とりあえず様子を見ることにするから、」
「なら、まだチャンスはある?」
「あるある!!」
ーーーー
そして、彼女は教室に戻ると、そこには彼氏とクラスの普段から何も話さない人がいた。
まさか、優くんも浮気??
そんな、酷いよ優くん、私がしたからって、
そんなぁ、
私は思わず隠れてしまった。この現状を理解したくない、見たくないと思って。
でも声が聞こえて来る。
「私の気持ちは本気です!本当に好きなんです」
やっぱり、浮気だったの?そんな、なんでよ、優くん
「ごめん、俺は恋人いるし」
優くん??
「でも、その恋人さん浮気何回もしてるんですよね!私も聞きましたよ」
「・・・そうだよ。でも別れてないし、浮気しても好きだとは思ってるから」
・・・優くん
「でも、私聞きました!次浮気したら別れるって、」
昨日の話、
そして、ちょうどさっきのことを思い出したかった。そのこと本気なのかも知りたかったし、
「うん。本気だよ」
・・・そんなぁ
「なら、別にいいじゃないですか、あんな女と、別れる覚悟も出来てるんですし、別れて私のことを好きになっても」
「本当にごめん、冬さん」
優くん
「やっぱり、俺は春のこと好きなんだよ。心から」
「でもなら、別れるって言わないですし、その心を踏みいじりまくってじゃないですか!」
「そうなのかも知れない。けど、それでも俺は、一度好きになった人を簡単には別れらることが出来ない。」
「優さん」
「それに、確かに春は浮気をする、恋人としては最低なことをしてるけど、優しくて笑うと素敵だし、良いところは沢山あるんだ」
「・・・」
「春は浮気をする。でも浮気を悪く思わない人なら、春は素敵過ぎる女性にだと思うんだ。文化や俺が春と会ってないだけと思うんだ。」
「なら、優さん自身が言ってる通り、優さんには会ってないんでよ」
「そうなのかも知れない。だから俺も次は別れるって言ってしまった」
「なら!」
「それでも、愛していたんだよ。俺が春が好きだから。自分で許せない気持ちよりも、チャンスをあげて、これくらいならって気持ちが勝っちゃうんだ。目の前で俺のことを好きだって言ってくれる人がいるのに!」
「優さん」
そして、優は涙をして、冬さんからハンカチを渡されそうになったが、それを断った。優の涙のを流すのを抑えようとする声が響いた。
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