応援コメント

第28話『華やかな少女達』」への応援コメント


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    もっこすさま

    こんにちは。

    部員たちが変わっていくと同時に、後藤先生も新たな一歩を踏み出そうとしているのですね。冷めきっていた心、さび付いていた心の歯車、後藤先生の過去が気になります。

    今日も質問させてください!

    「俺は下駄箱までいくと、一度振り返り、神棚に揖をする」というくだりがありました。

    弓道場(射場?)に入るとき、出て行くときには、神棚に揖をするものなのでしょうか? 公営の弓道場などでも同じですか? また、すでに練習している人がいる射場に入るときには、その人たちに挨拶するものなのでしょうか?

    よろしくお願いします!

    追伸) もっこすさま
    いつもいつも、丁寧なお返事をありがとうございます!
    しかも、本当にわかりやすいです。指導の機会が多いお仕事をなさっているのでしょうか?
    あと、こちらの意図(というか、行間の問いかけ??)をすごくよく汲んでくださってます。今回、くどくなるから書かなかった揖と礼の違いまで、きっちり言及なさってますね。びっくりしました。ありがたい……。
    たぶん、調子に乗ってまた質問させていただくと思います。お付き合いいただけますと嬉しいです!

    作者からの返信

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    生徒達と一緒に変化していく後藤先生の気持ち、温かく見守って頂けましたら幸いです!


    ◯ご質問の内容について、お答えしますね!超簡単に言えば「揖(ゆう)」は神様に対しての挨拶なんですね。「お願いします」「ありがとうございました」的な感じです。ではどこでその挨拶をするのか?

    ここで弓道場についてですが、ざっくり分解しますと。

    ①矢を射る場合→(射場)
    ②的を設置する場合→(的場)
    ③その他の場所→(矢取り道とか)

    ①+②+③=弓道場としますね。


    基本的に神棚は①に設置されております。これは建物の作りにより様々ですが、今回は公営の弓道場とした場合で解説します。

     基本的に①に隣接して廊下があります(たぶん)。廊下から①へと入る時、出る時、それぞれ毎回「揖」をします。廊下がない弓道場もありますので、その場合下駄箱から入ると、①となるんですね!

     まれに、変わった場所に神棚がある場合もあるんですね。その時は見つけ次第「揖」でいいかと思います。基本的に、弓道場のどこかには必ず神棚があります。

    仮に①に神棚がない場合(あまりないパターンです)、私の場合②に対して「揖」をします。人によっては神棚のある方角に向く人もいます。この場合、各々の判断ですね。


    要は武道として、礼儀作法の一つなので、特殊な流派(我流とか)だったり、場合によってはやらない人もいたりするんですね。ただ、一般的なマナーとして、皆すると思って頂ければと思います。

    →公営の弓道場で他の人への挨拶(声かけ)はするべきか?
    コミュニケーションとして、挨拶程度はしたほうがいいのかな?と個人的には思います。ただ、色々な人がいますので、絶対ではないかな。


    ※ただし、弓を引いている最中の人には声をかけては駄目です。それは単純に危険行為と判断されてしまいます。


    ◯弓を引いている最中とは
    →手の内(弓を握り始める)〜残心(引いたあとの静止時)が終わるまでが目安です。

     これは守ったほうがいいです。理由は、変な方向に矢が飛ぶ危険性を助長する事になるからです。

    その時は挨拶せず、もし挨拶する場合は、その人から見えない位置で、弓の引き終わりを待ってからするのが、望ましいですね。例えば①をウロウロしてる人なんかは、全然問題ないですね。

    ちなみに「揖」よりも深く頭を下げるのが「礼」です。これは試合中とかでないなら、そこまで細かく気にする必要はないかな?個人的にはそう思います。要は神棚に挨拶すれば、「揖」でなくとも問題ないと思います。

    毎回「揖」をやる方もおられます。ただ公営の道場で稽古をする際、その場合は稽古の始めと終わりだけでも、別にいいのかな〜と思います(これは超個人的な考えです、人によってはけしからん!と考える人もいます)。

     ベストなのは、「揖」は毎回する。といった感じですね!

    はい、長くなりました(笑)


    ——コメント後の追記です———

    私の場合、別段指導をしている仕事ではありませんが、昔はよく部活の後輩達に弓道を教えておりました。その経験が、活かされているのかもしれません(^^)

    長文になりちょっとお節介かな?と思いつつも、少しでも弓道を好きになってもらえたらなと、思っております。是非調子に乗ってください(笑)私としても、弓を教える事は楽しいので、可能な範囲であれば、解説しますよ!

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