応援コメント

14.魔女はひとり銀月の下、祝福あれと夜に詠う」への応援コメント


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    すごく厳かで、フリスの気持ちが籠められた儀式。

    たった一度のチャンスと定め、必死に二人の最良を探して藻掻いて得た結果は、フリスにしか叶えることができなかったんじゃないかと思います。

    お見事でした!

    そして遠野先生の世界を十分に堪能させていただきました。感動です( *´艸`)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    それから、再読という形であらためて拙作におつきあいをいただいたことにも、重ねてお礼を申し上げます。
    おつきあいいただいたぶん、楽しんでいただけたのなら。これに勝ることはありません。

    ともかくも、結婚しても自分の能力を生かして輝く――輝く? といえるかは厳密なとこちょっと分かりませんが、いずれにせよ《魔女》の技で自分にできることをやり遂げたフリスでした。
    仮にフリス以外の誰か――たとえば、結婚式の場面で少しだけ出ていた教会の司祭さまとか――でも、違う形で死者を慰め弔うことはできたかもしれませんが、それでもフリスがそうしたことには意味があるし、何より、作中の結果は選びうる最善ではなかったかな――などと、書いた側としては思う次第です。

    嬉しいことばをたくさん、ありがとうございます。光栄です。

    編集済
  • 厳かで風格のある儀式でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    フリスには魔女らしく、魔法でもって物語の幕引きを担ってもらいました。

    儀式、すこしでもそれらしく見えるようにと頭をひねっていろいろ小細工しながら書きましたが――そんな風に感じていただけたこと、嬉しいです。ありがとうございます!

    物語りはあと一話でいったんの幕引きなので、願わくば最後までおつきあいを願えれば。幸いなことです。
    よろしくお願いいたします!

  •  暗い森の中でフリスちゃんの祝詞が朗々と響く様が、脳内シアターに浮かび上がってきました。
     その彼女が執り行ったのは、お祓いではなくて無念のうちに亡くなった二人の結婚式。
     考えてみれば、ワタシさんの未練はアイツさんとの微妙な関係が完結しないまま終わったこと、だったんですね。
     送られていく二人を想像して、しんみりと、そしてなぜか幸せな気持ちになりました。
     面白かったです・:*:・(*´艸`*)・:*:・

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    まさしくそうした光景を想像していただきたいところだったので、目論見通りいってにんまりしています。ありがたいです。

    『彼女』の未練はお察しの通り、喧嘩したまま終わってしまった、曖昧なままに断ち切られてしまった関係のわだかまりで、フリスの儀式はそれを解決するためのもの、『彼女』をもう一度『彼』に会わせて、わだかまりをときほぐすためのもの、ということでした。
    そして、書き手としても――このふたりはきちんとした形で落としどころをつけてあげたかった二人でした。
    正直、こうした感想いただけて、ほっとしています。

    ありがとうございます。

  • 言葉一つ一つがよく考えられた儀式でファンタジーの雰囲気が濃くて良いですね。
    フリスの気持ちや頑張りも上手く描写されていて応援したくなる感じで楽しめました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    何だか、こう…久方ぶりにファンタジーらしい魔法をバチっと出せた気がしています。剣と魔法――以外にもあれやこれやありますが、ベースは剣とか魔法のファンタジーな割に、なかなか魔法が出てきませんでしたから…。
    右中さんとこは魔法の詠唱がかっこいいので、褒めていただけるの嬉しいですね。

    ここまでのお話、楽しんでいただけたのであれば何よりです。
    あとはもう、今回の物語の締めを残すのみなので。願わくば最後までおつきあいを戴けますと嬉しいです。

  • フリスさん……。すごく、すごく頑張りましたね。冒険者のお二人がふたたび会えて、なんだかほっとしました。手を繋いで歩き出したその先、きっといろいろな話をしたんだろうなぁと。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    手を繋いで旅立ったふたりの冒険者が何を想い何を語り合ったかは、想像にお任せいたします。ただ、フリスが作中でそう感じたように、解きほぐすことができないままに終わってしまったわだかまりだけは、なくなったはずです。

    ありがとうございます。フリス、がんばりました。
    「結婚してもいきいきと活躍」というコンテストの条件、これで満たせたかなと思っています。本当にいきいきしてるか? と問われると若干アレな気もしますが…

    ともあれ、あとは幕引きの一話を残すのみとなりました。
    がんばります!

  • うわー、遠野さんの世界だ〜

    冒険者の女性の未練は、大好きな彼と喧嘩した状態のままだったことでしたね。そして、彼の方も、同じような思いを、かかえて彷徨っていた。

    フリスの手によって、二人の思いを繋ぐ演出。お見事です。

    泣ける〜

    今回は泣かない予定だったのに〜
    しかも、冒頭のシオンとフリスの結婚式の対比になっているところが、またにくい演出ですね。

    ひとりで、しかも魔法に携わっているときのフリスは、ランディちゃんの言うところの、かっこいいフリスなので、冒険者二人の結婚式は、見事に進行できましたし。

    最後にこういう繋がりを持ってくるのは、やっぱりさすがだなって思います。
    森の中の幻想的な舞台での結婚式というのも素敵でした。描写が上手くて、光景が目に浮かぶようでした。

    うーん。すごいです〜
    堪能しました。ありがとうございます。




    ちょっと気になったとこ

    朝露を清めた水を小瓶に詰めたものわたしの魔力を込め

    →小瓶に詰めたものに、わたしの
     かな?

    儀式の構成から、セイディとシェとレイエの二柱を除きます。

    →シュトレイエ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    あと、いつもながらご指摘ありがとうございます…直しました。締まりませんね、どうにも。

    そして、気付いてくださりありがとうございます。嬉しいです。
    お察しの通り、フリスの詠唱は――途中から、ではありますが――文言こそ違えど、一話の結婚式のシーンにおける祝詞をなぞるものとなっています。
    望みをかなえることなんかできないけれど、それでもふたりで旅立てるように――という、フリスの祈りです。

    いろいろとぶっちゃけて語りたいことはありますが、なんとなーくその辺りのことは全部伝わって、受け取っていただけているように思われるので、ただただありがとうございます。
    ここまでおつきあいいただけて幸甚なことです。

    あとはエピローグを残すのみです。
    最後まで何とか、形にしてゆきます。