そこに自己嫌悪を覚えてしまうのは、フリスの優しさだと思います。
知らない相手の記憶ですからね。
でも、自分が体験したように鮮明に刻まれてしまったのでしょうか?
幽霊?さんの記憶。
魔女の血?種族の能力が関係しているのでしょうか?
けっこう大変そうな予感。
でも、まさか、こんなふうになるとは、まったく予想できませんでした。
続き、楽しみにしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます! 「自分でなくてよかった」という発想に至ってしまうのはフリスの優しさであり潔癖さであり、たぶんフリスに限らず大なり小なり誰もが持っている正義感であるように思います。
なぜフリスが夢という形で他人の記憶の追体験に至ったかは、彼女が《魔女》であるから、というのもさることながら別の理由もあります。その辺はこの先で詳らかにする予定ですが――何とかなるといいなぁ! という感じです!
少なくとも、《魔女》であることに所以すること『だけ』で成立しているものではありません、という感じです。もちろん、彼女自身の《魔女》としての血――なのか、能力なのか、そのあたりに所以する部分もありますが。
何にせよ、ご期待に沿えるようなものを書いてゆきたいですね。がんばります!
わたしがワタシじゃなくなったとき。
ワタシはわたしに知って欲しかった……あいつがアイツのように居なくなってしまわない様に(i|!゚Д゚i|!)ヒィィィ
(こんばんは。御作を拝見し、勝手に『わたし』の心情を想像して怯えるバカです)
真夏の夜の夢が嘔吐するくらいのリアリティで日常に入り込んできた怖さを感じました。
フリスちゃん災難でしたね(|||oロo)|||
ですが、一歩間違えばフリスちゃんもシオンくんもこうなっていたかも知れません。
何を彼女は伝えたかったのか? 彼女が最後まで捨てられずもっていた香袋に関係するのか?
切ない女心の意図するものは?
いろんな想像が掻き立てられて面白かったです・:*:・(*´艸`*)・:*:・
作者からの返信
コメントありがとうございます!
『あたし』の記憶を追体験する形でフリスが夢を見た件については、この先の話であらためてネタ晴らしをしてゆく流れになります。香袋まわりのことも、その中でまた明かされてゆく流れになるかと思います。
願わくば、楽しんでいただけるものであるといいなあというところです。頑張らねばです。
一歩間違えればフリスやシオンもこうなっていたかもしれない――という点。
慧眼です。まさしくその通りです。フリスにとって、『あたし』と『あいつ』が辿った運命というのはほんとうに他人事ではなくて、だからこそ「わたしじゃなくてよかった」という安堵が(自己嫌悪とないまぜになりながらも)こみあげてきてしまうものだったのだと思います。
何にせよ、本編はそろそろ折り返しを過ぎて、あとは終わってゆく話になります。願わくば、この先も楽しんでいただけるしろものでありますように!