因みご主人様がどんな決断を下そうと奴隷ちゃんは必ず付いてくるので安心して下さい!一緒に世界を滅ぼすのもいいですね!
「キャーッ!ご主人様、助けてー!」
「……」
「へっへっへっコイツァ上物だな高く売れそうだぜ」
「……」
「や、やめなさい!私に触れていいのはご主人様だけです!」
「……」
「はっ!気が強ぇ女は嫌いじゃないぜぇ!たっぷり可愛がってやるよ!今から俺が新しいご主人様だ!」
「……」
「くっ……殺せ!」
「……」
「そこまでだっ!」
「……」
「なっ誰だてめぇは!」
「……」
「貴様に名乗る名などない!か弱い貴婦人を無理矢理襲うなどそれでも人間か!?絶対に許さんぞ!」
「……」
「へっ!なんだぁこの偽善野郎!許せねぇならどうするってんだ!」
「……」
「私が貴様を裁く!喰らえっ!
「……」
「な、なんだこの力は……!?ぐ、ぐあああああああああ!!」
「……」
「もう大丈夫だ、可憐な少女よ」
「……」
「あの……助けて頂きありがとうございました。あなた様のお名前は……?」
「……」
「……名乗る程の者じゃないさ。無事で良かった。気を付けて帰るんだぞ。さらばだ!」
「……」
「あっ!待って……」
「……」
「行ってしまった……もう一度お会い出来るかしら、私のご主人様……」
「……」
「はい、以上がご主人様と奴隷ちゃんの運命の出会い編パターン251です。如何でしたか?」
「……」
「うーん自分の正義を信じて人を助けるご主人様……きっとこれから様々な事件に巻き込まれ、人間の愚かさや正義の脆弱さを感じていくのでしょう」
「……」
「自らの正義を従うことは本当に正しいのか?そもそも正義とは一体何か?追い込まれたご主人様は一体どんな決断をするのでしょうか」
「……」
「そしてその中で出会った奴隷ちゃんとの恋の行方は……!?あぁ、これも素敵です!」
「……」
「因みご主人様がどんな決断を下そうと奴隷ちゃんは必ず付いてくるので安心して下さい!一緒に世界を滅ぼすのもいいですね!」
「……」
「うーん、次はどんな出会いにしましょうか。逆にご主人様が盗賊パターンもありかもしれません。うん、いやありですね」
「……」
「あっそういえばお湯を沸かしていたのでした!すみません!少し離れますね!」
「……」
「盗賊のご主人様かぁ……私を拾って少しづつ人の心を取り返すみたいな……。まあまあありですね……いや寧ろのその逆に……」
「……」
「………」
「…………ぁん、じぇり」
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