夢の終わり

一日中歌詞考えてたら

食べることも、寝ることも忘れてた

生きることを忘れてた

明日のお金なんて考えたなかった


真面目に生きたところで

歌うことができなくなるなら意味がない

もうずっと歌ってないと

死にたくなるくらいに好きなんだ


夢を見れるのは裕福なやつだけなのかな

余裕なくなるようにできてる

人間の脳みそ

生きられないなら理想なんて捨てろって

なのに死んでもいいほどに熱くなれる

この想いはなんなの?

余裕からなの?


貧困になると何でも良くなるくらいに

欲望と人を馬鹿にする

骸骨になってしまうのかな

自分も消えてしまうのかな


人間って弱い

わかった気になっても

ほとんど何もわかってない

寄り添う余裕もない

生きるって辛いことでしかない


だったらもう死んじゃおうかな


僕には何もない

力なんて何もない

生きていくほどの力もなくて

そもそも絶滅するべき人

夢に焦がれて

そのまま死んでいけるほどって

今言えてるだけなのかな

ちょっとカッコ悪いよな


でも裕福で性格悪いやつよりは

魅力的だと思ってる

ナルシスト?ではあるか



生きるためには嫌なこともしなきゃいけない

そうじゃなきゃ死ぬぞって

いつから生きることは嫌なことになったんだろう


ああ、もう全て終わらせろよ

結局、奴隷のまま

夢を見てる間に本当に起きなくなってる

そんな僕ってイカれてる

狂ってる

でも最高にイカしてない?


このまま生きていって

灰色になるくらいなら

もう喉を枯らして死んでしまいたい


体売って、汚して

お金があればいいってなるのも

人生変えたいって

そのためだって頑張る

その生き方ってカッコいい


希望があれば明日も生きていけるのかな

直向きに働いてなくても

クズなんかいなかった



若いなら夢見ろよ

そんな言葉言われたときに悲しくなるんだ

僕は自分の力でどれだけ生きれてる

感謝なんてしてない

最低な僕かも


どうしても眠れない

こんな風になってるのも

もはや遺伝だとしか思えないからさ


甘えてたら死んでいくよって

どうしてもいつか僕らは死んでくだろ

そのときになって後悔なんて


ぜんぜん歌えなかったって後悔はしたくない

もっともっと歌いたいって後悔したい


ただ生きてくだけの日々

まるでゾンビみたいに

生きるだけで精一杯になって

それでその先に何があるんだ?


ただ何も果たせずに

したいこともできなかったって

死んでいく


それくらいなら

したいことしすぎて野垂れ死ぬほうが

僕には似合ってる気がしてる

そんな真夜中


起きてる間も夢見てるから

寝なくても同じってことかな

眠れやしないよ

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