第6話

過去編


優が春以外と初めてあった日、春以外は誰も優と話そうとしなかった。


夏「私は男と一緒に生活なんて出来ないよ!」


春「でも、じゃないと私達生活出来る場所ないんだよ!」


秋「私も反対です。男なんて」


冬「・・・」

冬は頭を振る。二人の意見に同意したようだ。


ーーーー


優「おはよう、春お姉ちゃん」


春「おはようございます。優さん」


優「おはよう、夏お姉ちゃん!」


夏「・・・男なんて嫌い」


優「えっ」


夏「べぇー!」


優は男だからと嫌われることを理不尽に感じていたが、それよりも年上のお姉さんに嫌われているショックが大きかった。


優「おはよう、秋お姉ちゃん」


秋「優さんでしたよね」


優「うん、そうだよ!」


秋「もうこれからは話しかけないようにお願いしますね」


優「えぇー!」


優はまだ小学生で、話すことが大好きだったのでこんなことを初見で、家族になった人に言われはとは思ってなかった。


優「おはよう、冬お姉ちゃん」


冬「・・・」





優は泣きそうだった。だけど、我慢した。


ーーーーーー

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