■第三章の登場人物・用語・イラスト集■
※多くのネタバレを含みますので、まだ三章までを未読の方はご注意ください。
一、二章のみしか登場していない人物や用語は含まれてませんので、そちらは『第二章までの登場人物・用語・イラスト集』をご覧ください。
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●ソフィア・ソレル
【挿絵】
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16818023212615834449
主人公で、元日本人の男子高校生である転生者。
現在の年齢は24歳だが、外見年齢は14歳。
腰よりも長く美しい黒灰色の髪に、輝くような金眼をした美少女。
身長は150センチにも満たず、顔立ちも幼いが、胸と腰とお尻はボン、キュッ、ボンという、いわゆるロリ巨乳体型。
普段はゆるく、呑気な性格に見えるが、実は前世での非業の死を遂げた影響で、トラウマによる心的外傷後ストレス障害 (PTSD)を患っている。
だが、妹の雫の助けもあって、最近は精神的にも持ち直してきているようだ。
自分を囮にして殺したクラスメイト達に恨みはあるものの、自分と家族の幸せを最優先に考えているため、復讐にはあまり積極的ではない。
基本的に心優しく、戦いを好まない性格をしているが、家族や仲間に危害を加えられた場合は、どこまでも非情になれる一面もある。
実は前世で男として16年、今生で女として24年過ごしているが、初恋も未経験で、心は非常に純情。そのため、男と女、未だどっちに転ぶかは自分でも分からないようだ。
◎特殊能力
【スキルコピー】
※詳細は『第二章までの登場人物・用語・イラスト集』を参照。
【女神のギフト】
・身体強化系
肉体強化、魔力強化、肉体限界突破、超再生、魔力限界突破、魔力自動回復、視力強化、聴覚強化、嗅覚強化、反射神経強化、骨強度強化、皮膚強度強化、筋繊維強度強化、内臓強度強化、動体視力強化、思考速度上昇、無尽蔵のスタミナ、不老、超免疫、霊視、メンタルガード
・才能系
拳才、足技の才能、格闘技の才能、武術の才能、関節技の才能、投げ技の才能、受け技の才能、呼吸法の才能、魔法の才能、魔力操作の才能、闘気操作の才能、魔力感知の才能、暗殺者の才能、精神集中の才能、先見の明、天才肌、技能習得速度上昇、斧の才能、剣の才能、槍の才能、二刀の才能、絵の才能、言語適性
・魔法系
火魔法、水魔法、氷魔法、土魔法、風魔法、光魔法、闇魔法、神聖魔法、無属性魔法
・特殊能力系
次元収納、逆行する世界、ミラクルボイス、保管する左手と解放の右手、アイテム化、転移・改
【スキル】
アイテム鑑定
※上記は三章までで判明している物のみ。
◎装備
・収納チョーカー
衣服を格納して、一瞬で着替えることができるマジックアイテム。
本来はかなりの容量があるが、ソフィアは伝説級装備である天衣五宝を全て収納しているため、それだけで満杯である。
・天衣五宝
其の一――???
其の二――武天舞神楽
其の三――慈愛の聖衣
其の四――聖天大魔導
其の五――???
・次元収納内の様々なマジックアイテム
ソフィアが特級冒険者として、世界中を旅して集めた不思議で便利なレアアイテムが、まるで未来から来た青タヌキロボットのポケットのように、大量の収納されている。
■■■登場キャラ(地球)■■■
●
前世の主人公の妹で、中学3年生の15歳。
普段は兄に対して甘えたり、ちょっと我儘だったり、辛辣な態度を取ったりもするが、ここぞという時にはしっかりとした一面を見せる。
ソフィアが最も信頼を寄せる存在。
三章では魔核が完全になり、その実力も大きくアップした。
●
前世の主人公の弟で山田家次男。
12歳の小学校6年生。
美少女になって帰ってきた兄が、前世と同じようにスキンシップをとってきてドキドキの日々。
●
主人公の父親で眼鏡をかけた温厚そうな男性。
日曜日に放送されている、某国民的アニメの娘婿を彷彿させる顔立ちをしている。
ちなみに声もマ〇オさんにそっくり。
北村に完全憑依され、一時的にその肉体を乗っとられたが、ソフィアの手によって無事解放された。
北村憑依時には、マ〇オさんボイスで変態同然の言動を繰り返す、カオス親父と化していた。
●
前世の主人公を囮に使って殺した、クラスメイトのリーダー格の少年。
日本に4人しかいないAランク探索者の1人で、現在は世界探索者ランキング90位。
ソフィアに先に立川ダンジョンを攻略された上に、元パーティメンバーの北村が大犯罪を犯した影響で、その評判を大きく下げてしまった。
●
前世の主人公を囮に使って殺した、クラスメイトの1人。
オラオラ系の性格とは裏腹に、防御系のレアスキルである"光の盾"の使い手。
●
前世の主人公を囮に使って殺した、クラスメイトの1人。
小太りで眼鏡をかけた、いかにもオタクっぽい少年で、俺TUEEEハーレム妄想ばかりしている。
相手に乗り移って自在に操る憑依スキルを持っている。
ブリーフ仮面に魔力石を与えられ、ダンジョンの外でもスキルが使えるようになった影響で暴走を始める。
多くの無辜の民を傷つけた上に、遂には家族にまで手を出した影響で、ソフィアの怒りに触れて死よりも恐ろしい地獄に叩き落された。
●
前世の主人公のクラスメイトで、クラス委員長を務めている美少女。
高雄を囮にするのを最後まで反対していたが、結局は彼を見殺しにしてしまい、強く後悔している。
何やら大きな秘密を隠しているようだが……?
●
前世の主人公のクラスメイトで、地味系女子。
スキルは金剛力。
●
前世の主人公のクラスメイトで、お調子者。
スキルは超加速。
●
前世の主人公のクラスメイトで、大柄な男子生徒。
スキルは鎖縛。
●
前世の主人公のクラスメイトで、クラスのアイドル的美少女。
スキルは不明。
●
前世の主人公のクラスメイトで、平凡男子。
スキルはヘイトコントロール。
●謎の女性
前世の主人公、山田高雄を異世界アストラルディアに送った人物。
何やら色々知ってそうだし、大きな力を持っていそうな雰囲気を感じる。
どうやら高雄の生前の知り合いのようだが……?
●マイケル
フルネームはマイケル・ルフェーヴル。
黄金郷エルドラドの現在の国王で、金髪碧眼のイケメン。
非常に行動力があり、太平洋の真ん中に浮かぶ無人島にあるダンジョンゲートを見つけ、そこを足がかりに世界に名だたる大国を築いた。
2人の子供がいて、下の子は不治の病に侵されており、治療法を探している。
●
日本ダンジョン党代表。
この世界にダンジョンが出現した際、いち早くその重要性に気付き、ダンジョンと共存共栄を図ることを掲げた政党を立ち上げた人物。
総理大臣にまで上り詰めたが、高齢であり、病気にかかって引退を余儀なくされたかと思われたが、恩寵の宝物でネコミミロリの幼女の姿に若返り復活した。
●江口先生
ソフィアや雫の通う中学校の担任教師。
「えー」が口癖の平凡な中年おじさん。
●アリス・アークライト
18歳のイギリス人美少女。
1年ほど前に、日本最大ともいわれる並木野ダンジョンを完全攻略した。
現在は世界探索者ランキング2位。
●魔法少女
アリスと一緒に並木野ダンジョンを攻略した謎の少女。
たぶんこの物語には登場しない。
●山本さん
28歳のCランク探索者。
顎鬚がトレードマークで、探索者歴10年以上のベテラン。
妻子持ちであり、ソフィアの誘惑を耐えきった立派な漢。
モンスター鑑定という有用なスキルを持っている。
●ウィリアム・セイバー
現在、世界探索者ランキング1位のエルドラド人。
●ゼノン・グリフィス
現在、世界探索者ランキング3位のエルドラド人。
●ブリジット・エルドリッジ
現在、世界探索者ランキング4位のアメリカ人。
●
現在、世界探索者ランキング5位の中国人。
●レオナルド・ブラッドベリ
現在、世界探索者ランキング6位のアメリカ人。
●クロエ・ペリエ
現在、世界探索者ランキング7位のフランス人。
●デニス・ノイアー
現在、世界探索者ランキング8位のドイツ人。
●オバフェミ・オバサンジョ
現在、世界探索者ランキング9位のナイジェリア人。
●
日本に4人しかいないAランク探索者の1人で、現在は世界探索者ランキング10位。
●
ソフィア達のクラスで、クラス委員を務める女子生徒。
毛先に少しウェーブのかかった栗色の柔らかそうな髪に、くりくりとした大きな瞳が印象的な美少女。
特別勉強が出来たり、リーダーシップがあったりするわけではないが、その明るく人懐っこい性格と、誰にでも分け隔てなく接する人柄から、クラスの中心的人物として慕われている。
将来の夢はパティシエ。
三上蒼嗣とは、同じ児童養護施設で育った兄妹のような幼馴染の関係。
●
ソフィアのクラスメイトで真面目な男子。
幼馴染の陽依を思い、ソフィアの誘惑をはねのけるなど、非常に一途で純情な性格をしている。
スキルは千里眼で、非常に遠くの景色を視認することができるという能力。
将来は医者か官僚を目指しており、猛勉強中。
●
ソフィアや雫の通う中学校の数学教師。
亜麻色の髪をしており、イケメンな上に気さくな人柄で、生徒からの人気も高いが、ブリーフとブルマーに異常なまでのこだわりを持つ変態。
●
WEA日本支部の支部長。
40代くらいで、無精髭を生やしたワイルド系のイケオジ。
声も低くて渋い。
10数年前のダンジョン出現の際に、初めてダンジョンからダンジョン資源を持ち帰ることに成功した探索者で、ダンジョン資源の有用性を世間に広めた立役者。
レベルアップ能力を持たないにも関わらず、モンスターから奪った粗末な武器を片手に数多のモンスターを屠り、未踏のダンジョンをいくつも踏破した現代の英雄。
●
並木野市に住む、16歳の女子高生。
日本に4人しかいないAランク探索者の1人で、現在は世界探索者ランキング77位。
WEAの特殊能力対策部隊のメンバー。
前髪をぱっつんと切り揃えた、艶やかな黒髪のミディアムヘアに、勝ち気そうな大きな瞳に長いまつ毛。鼻筋がしっかりと通った整った顔立ちの美少女で、スタイルも良く、手足はスラリと長く細い。
清楚な見た目だが、快活でアクティブな性格。
ユニークスキルに加え、恩寵の宝物も3つ所持しており、戦闘能力はかなり高い。
●
日本に4人しかいないAランク探索者の1人で、現在は世界探索者ランキング24位。
大のギャンブル好きで有名で、手に入れた金を全てギャンブルで溶かしてしまい、いつも金欠状態という、どうしようもないAランカー。
ギャンブルで全財産を溶かす動画が、そのリアクションっぷりも相待って人気を集めている。
同じAランクでも、莉音より戦闘能力はかなり上らしい。
ギャンブルの中でも特に競馬が大好きで、いつもレース前には予想動画をアップしているが、もちろん全て外れる。
●
並木野市に住む、16歳の男子高校生。
WEAの特殊能力対策部隊のメンバー。
ただのもぶではなく、ただのしげたけと読む。そこは間違えないように。
特徴がないのが特徴の地味顔。
スキルは索敵で、半径300メートル以内であれば、人や魔物の位置を詳細に把握できる。
戦闘能力はあまり高くないが、純粋な探索要員としては非常に優秀。
Bランク探索者。
●
ウニテレビの女性アナウンサー。
とてもウザい。
スクープ映像を撮ることに、並々ならぬ執念を燃やしている。
●ブースターエッグ
手足の生えた卵のような形をした魔物。
モンスターを強化する能力を持ち、ソフィアの全力疾走と同等の速度で逃げ回る。
戦闘力は皆無だが、近づくとすぐに逃げるので、捕まえるのは困難。
●暗黒龍バザルディン
並木野ダンジョンの99階に出現するドラゴン。
ボス部屋におらず、99階を徘徊しているので、一般モンスター扱いされているが、世界でもトップクラスに位置する探索者でなければ倒せない程の強さを持つ。
全長30メートルを超える巨大な黒いドラゴンで、再生能力が高い上に強力なブレスを吐くので非常に厄介。
●ブリーフ仮面
秘密結社ナイトメアに所属する男性幹部。
顔に男物のブリーフを被り、下半身には女性用のブルマーらしきものを穿いている変態。
シルエットや声からは、イケメンのような印象を受けるが、やはり変態。
北村琢夢に魔力石を授けるなど、怪しい行動を取る。
●アナンネゲヴ
秘密結社ナイトメアに所属する女性幹部。
ベネチアンマスクのような仮面を被り、痴女のような卑猥なコスチュームを身に纏っている。
仮面で目元を隠しているため素顔は不明だが、まだ10代であろうと推測される。
スタイルも抜群で、おそらくかなりの美少女だと思われるが、その正体は首領以外は誰も知らない。
●ミスター・オルパクトレイアン
秘密結社ナイトメアに所属する男性幹部。
馬の被り物をした、おそらく若い青年。
明るい性格でギャンブルが大好き。
LWDに潜入している。
●黒羽鴉
秘密結社ナイトメアに所属する男性幹部。
天狗のお面を被った、おそらく老人。
かなり高齢のようだが、老人とは思えないほど元気溌剌。
●ムーンリーファ
秘密結社ナイトメアに所属する女性幹部。
アナンネゲヴの姉のような存在だったが、彼氏ができたという理由で、この度ナイトメアを退職することになった。
本業は学校の先生。
■■■登場キャラ(異世界)■■■
●フィオナ
ソフィアの親友である金髪翠眼のエルフの美少女。
どんどんと料理の腕を上げており、ソフィアの胃袋を掴んで離さない。
灼熱炎刃だけでなく、暴食のグリモワール、百腕巨人の腕輪を入手した影響で、魔法に料理に戦闘と何でもこなす万能キャラ化が更に進もうとしている。
●ルルカ
成長期なのでちょっと背が伸びた。
ソフィアが日本に滞在している時間が長いので、少し寂しそうにしている。
水魔法の実力もメキメキと上がっており、将来が楽しみ。
●ポメタロウ
相変わらず可愛らしい子犬の見た目をしているが、ソフィアやフィオナが大量の魔力を与えている影響で、見た目に反してとても強い。
●エルク
遂に異世界でトマトの栽培に成功させた。
最近は農業が楽しくなってきたようだ。
●エヴァン
ソフィアの代わりにソレルの街の代表として、街の発展に尽力する。
だが、あまりにも急速に街が発展しすぎて、激務に追われる日々を送っており、優秀な部下を欲しているようだ。
●ヘイトマン
異世界アストラルディアのアイテム師。
非常に醜い容姿をしており、人々からは"モンスター"と呼ばれて蔑まれていた。
通常アイテム化のギフトは、魔物をアイテムに変換するものだが、ヘイトマンの場合は魔物相手には発動せず、人間だけをアイテム化するという効果を持つ。
●ゴキリオン
ミステール王国の東に浮かぶ、黒い島に生息する魔虫。
特に害はない生物なのだが、見た目がアレなので人間からは蛇蝎の如く嫌われている。
超がつくほど弱い魔物で、一般人でも倒せるレベルなので討伐難易度は低いが、見た目がアレなせいで誰もやりたがらない。
オスは千匹に一匹の割合で現れ、体のどこかに白い部分があるのが特徴。
白い部分が多いのがイケメンの証らしい……。
●見世物小屋の店主
フードを目深に被った怪しげな男。
大のゴキリオン愛好家で、ゴキリオンについて語りだすと止まらない。
研究者としての一面もあり、ゴキリオンの生態や性質については研究論文も出している。
自宅には100匹近いゴキリオンを飼っており、今回見世物小屋で展示していたオスのゴキリオンは、彼が交配実験によって作りあげた自信作。
●コッケコー
地球の鶏に似た魔物だが、鶏よりも一回りほどサイズが大きく、凶暴な性格をしている。
肉は柔らかくて美味しく、卵はしっかりと栄養が詰まっているので、高級食材として重宝されている。
コッケコーの卵は濃厚な黄身が特徴であり、焼いてもゆでても美味しい万能食材。
●ゴールデンコッケコー
コッケコーの突然変異種である希少種。
金色の羽毛を持つ大型の鶏型の魔物で、卵の美味しさはコッケコーとは比較にならないほど絶品。
大陸の南に浮かぶドサレグ島にしか生息しない希少な鳥で、肉は濃厚で美味しく、その卵は1つ食べれば1日寿命が延びるとまで言われている。
●ゲイリー
世界に7人しかいない特級冒険者の1人。
二つ名は【天雷の魔法騎士】。
フルネームはゲイリー・スメイギラ。
アストラルディアでは一番と言われる、雷魔法の使い手。
男には非常に優しいが、大の女嫌いで、特に巨乳が大嫌いだと豪語している。
そのため、ソフィアの天敵とも言える相手であり、彼女が彼を誘惑した際は、ブチ切れてめちゃくちゃな罵倒を浴びせた。
●ウルリカナリヴァ
皇龍と称えられるアストラルディア最強のドラゴン。
黄金色に輝く鱗に、巨大な翼、長くしなやかな尻尾など、その全てが見る者を魅了する美しさを誇っている。
知能が高く、人間の言葉を解する。
非常に温厚な性格をしており、人間を襲うことは殆どない。
だが、過去に彼女の怒りを買った人間の大国が、一夜で滅んだという逸話もあり、絶対に怒らせてはいけない存在である。
●アリエッタ
ミステール王国国王、ユリアスの末の娘で第4王女。
現在13歳だが、ソフィアに劣らないレベルで胸が大きいロリ巨乳美少女。
ソフィアを将来の姉と慕っており、隙あらば彼女に抱きついている。
神聖魔法のギフトを持っており、リステル魔法学園に編入することになった。
■■■地名等(地球)■■■
●立川ダンジョン
塔型の巨大ダンジョンで、上へ登れば登るほど強い魔物が現れる。
最上階は50階であり、そこにはスカイドラゴンという空を飛ぶ巨大な竜がボスとして君臨しており、未だ討伐に成功したものはいない。
●エルドラド
通称――"黄金郷エルドラド"。
太平洋の真ん中に浮かぶ無人島に作られた、世界最大のダンジョン都市。
周囲には、太平洋上に建造された人工島が多数存在し、それらに様々な施設が建設されている。
世界探索者協会(WEA)の本部や、世界最大のダンジョン産レアアイテムのオークション会場もあり、世界中の金が集まる場所として有名。
初代国王は、この島を発見した少年M――マイケル・ルフェーヴル。
●並木野市
東京都の郊外にある街。
日本で最大規模のダンジョンがあり、探索者の子供も多く住んでいる。
ダンジョンの出現により急激に発展した都市で、街の中心にそびえ立つ、ダンジョンゲートを要する並木野ギルドを中心に、商業施設が立ち並び、それに伴い探索者相手の宿泊施設なども充実している。
●並木野ダンジョン
日本でも有数の大規模ダンジョンであり、地下100階まで存在している。
オーソドックスな地下型ダンジョンであり、下層へ進めば進むほど、出現する魔物の強さも増していき、その難易度も上がっていくタイプ。
10階ごとに、洞窟地帯、森林地帯、山岳地帯、砂漠地帯などエリアも別れており、各エリアには、それぞれ強力なボスが存在している。
●並木野博物館
並木野市にある博物館。
探索者達が持ち帰った魔物の死体から作られた、数々の剥製が展示されている。
●日本探索者協会
Japan Explorers Association。通称ギルド。
ギルドと呼ばれているが、異世界のギルドとは違い、日本政府管理の国家組織。
世界探索者協会(WEA)とは、非常に密接な関係にある組織だが、全く同一という訳ではない。
ダンジョンゲートのある場所に建てられ、ダンジョン内に潜る探索者達を管理するための施設。
お金がかかってるだけあって、セキュリティもしっかりしており、非常にきれいで清潔感のある建物が多い。
また、探索に必要な道具の販売なども行っている。
■■■地名等(異世界)■■■
●黒い島
ミステール王国の東に浮かぶ、魔虫が跋扈する島。
特にゴキリオンが大量に生息しており、彼らが行進することで島全体が真っ黒に見えることから、"黒い島"と呼ばれている。
●ベスケード帝国
大陸の中央西にある大国で、多くの国々と隣接しており、様々な文化が交じり合っている。
その歴史は古く、建国からおよそ1000年ほどと言われている。
現在、この世界でもっとも文明の発達した国であり、他国に類を見ない程の豊かさと治安の良さを誇る。
●ドサレグ島
大陸の南に浮かぶ、周囲を断崖絶壁に囲まれた小さな島。
希少種のゴールデンコッケコーなど、珍しい魔物が生息している反面、世にも恐ろしい凶悪なモンスターも多数生息しており、軽い気持ちで行こうものなら命がいくつあっても足りない。
■■■その他用語等(地球)■■■
●虹の魔石
ダンジョンのボスを初めて討伐した際に出現する、通称"初回クリア報酬の魔石"。
そのレアリティは金の魔石より高く、中には恩寵の宝物に匹敵するほどのアイテムが入っていることもある。
●特殊能力対策部隊
WEAが秘密裏に設立した、ダンジョンの外でスキルを使って犯罪を犯す能力者を、取り締まる特殊部隊。
全員が魔力石を有しており、ダンジョン外でもスキルを行使することができる。
戦闘能力も高い隊員が揃っており、並の犯罪者では歯が立たない。
普段は普通に学生や探索者として生活しており、その正体を知っているのは、黒鉄龍馬ら上層部のごく一部のみ。
●秘密結社ナイトメア
人間の負の感情から生み出される、"ダークエナジー"と呼ばれるエネルギーを収集するために生み出された組織。
白衣を着た紫の髪をした女性が首領を務め、5人の幹部が存在する。
●ダークエナジー
人間の負の感情から生み出される、特殊なエネルギー。
ストレスや日々の不満、不安などネガティブな感情を抱えている人が発してしまうもので、これが蓄積されると良くないことが起こるらしい。
結晶化すると、どす黒い闇を凝縮したような球体になる。
●LWD
Life Without Dungeons。
ダンジョン資源をこの世界から排除すべきという主張を掲げ、テロ行為を繰り返している、世界最大規模のダンジョン反対派の過激派団体。
■■■その他用語等(異世界)■■■
●ヘイトマンズコレクション
アイテム師ヘイトマンが人間をアイテム化して作り出した、呪われた魔道具群。
全部で42個存在し、その全てが呪われていると同時に、凄まじい力を持っているため、世界中に熱狂的なコレクターが存在する。
その価値は、一つ手に入れるだけで、一生遊んで暮らせるほどの大金を手に入れることができるとすら言われている。
●ルディア硬貨
異世界アストラルディアで使われるお金。
銅貨1枚で1ルディという通貨単位。国によって物価は多少違うが、ソフィアの感覚だと、1ルディが日本円で大体100円くらいらしい。
銀貨1枚が10ルディで1000円くらい、金貨1枚が100ルディで1万円くらい、大金貨1枚が1000ルディで10万円くらい、白金貨1枚が1万ルディで100万円くらいの価値。
アイテム師がモンスターをアイテム化した際に、この硬貨に変化することがあり、とある国の王様がそれを通貨として使い始めたのがきっかけで、爆発的に世界中に広まった。
●魔導書
魔法のギフトがなくても、魔力さえあれば誰でも魔法が使えるようになる本。
ただし、一冊の魔導書で使える魔法は一つだけであり、魔法を行使する際には、その魔導書を手に持って、呪文の詠唱しながら魔導書に魔力を注ぐ必要がある。
更に、魔法のギフトを持ってる人間が普通に魔法を発動するのよりも多くの魔力が必要であり、発動した魔法の威力も、魔法のギフトを持ってる人間と比べるとかなり低くなる。
つまり、魔導書による魔法の行使はとても魔力効率が悪い。
■■■特殊アイテム(地球のダンジョン産)■■■
●霊獣の卵
特殊な能力を持つ精霊や聖獣が生まれると言われている卵。
魔力を注ぎ込むことで成長を促し、孵化させることができる。
魔力を流し込んだ人物によって、生まれる霊獣の種類が変わる。
●百腕巨人の腕輪
ソフィアがヘカトンケイルをアイテム化して作り出したもの。
強大な魔力を秘めた腕輪。
これを身につけていると、魔力が自然に回復する(魔力自動回復、中)。
●強化の書
ブースターエッグを倒して手に入れた
スキルや女神のギフトを一段階強化することができる本。
ただし、ユニークスキルは強化することはできず、一度使用すると消滅する。
●魔女の箒
立川ダンジョンの初回攻略報酬。
魔力を込めることで、自在に空を飛ぶことが出来る伝説の箒。
ただし、非常に高い魔力操作の練度が必要。
また、魔力の消費量もとても多いため、常人にはまともに扱うことが出来ない。
●収納ポーチ
嬉野莉音が所持している恩寵の宝物の一つで、形状はウエストポーチ。
中には魔法の収納空間があり、大量のアイテムを保管することができる。
●金鞭
嬉野莉音が所持している恩寵の宝物の一つで、金色に輝く派手な鞭。
太さや長さ、硬さも変えることができ、伸縮自在で自由自在に操ることが可能。
攻撃にも拘束にも使える汎用性の高い武器。
●魔力石
エルドラドのダンジョンの、ボスモンスターからドロップする高い魔力吸収効果と、魔力の蓄積能力がある石。
外でスキルを使ってる人間は、大体これを使って能力を使用している。
まるで血液のように赤黒く脈動しており、魔力の貯蔵量が多いほど綺麗な赤に染まる。
■■■特殊アイテム(異世界産)■■■
●魂殺刃鎌
ヘイトマンズコレクションNo.31。
別名ソウル・リーパー。
禍々しい形状をしており、刃の部分は血で染まったように赤く、まるで死神が持つような出で立ちをしている。
鎌の持ち手からは、触手が飛び出し、持ち手の魔力を吸収する。
非常に鋭い切れ味を持ち、巨大なモンスターの肉体をいとも容易く切り裂くことが出来る上に、魂まで傷をつけることができるため、回復魔法やアイテムによる治療も受け付けない強力な武器。
ただし、使用の際には膨大な魔力を消費するため、使い手を選ぶ一品となっている。
インテリジェンスアイテムの類で、どうやら自我が有るようだ。
男相手だとうんともすんとも言わないので、おそらく生前はおっぱい好きの男。
●暴食のグリモワール
ヘイトマンズコレクションNo.12。
魔導書を食べることのできる魔導書。
本来なら一冊に付き一つの魔法しか使えない魔導書であるが、この魔導書を使えば、複数の魔法をストックすることが出来る。
ただし、所有しているだけで、その人物の魔力を少しずつ吸収し続けるため、魔力の少ない人物がこの魔導書を使った場合、魔力欠乏症になり、命を落とす危険性がある。
女性の体をペロペロすることが好きで、おそらく生前はペロリスト。
特に手と脇が好きらしく、執拗に狙ってくる。
●聖天大魔導
ソフィアの所持する、天衣五宝の其の四。
黒を基調にしており、所々に赤と金の装飾が施された、魔法使いを思わせるようなデザインのドレス。
とんがり帽子も付属しており、まさに魔女と呼ぶに相応し格好。
魔力量、魔力自動回復量、魔法威力など魔法に関する様々なステータスが増大し、二つの魔法を同時に発動することも可能になる。
更に、全属性の魔法を扱えるようになるなど、魔法使いにとっては垂涎ものの性能を持つ。
デメリットとして、物理攻撃力と物理防御力、敏捷性などが著しく低下してしまう。
●封魔の壺
弱った魔物を封印することができる壺。
この中に入れられた魔物は、封印が解かれるまで決して出ることは叶わず、特殊能力を使うこともできなくなる。
人間の霊魂なども封印することが可能である。
■■■女神のギフト■■■
●霊視
ソフィアの持つギフトの一つで、幽霊や不可視の存在が見えるようになる。
余計なものを見ないように、普段はオフに設定してある。
●言語適性
ソフィアの持つギフトの一つで、あらゆる言語を理解しやすくなる、才能系のギフト。
あくまで習得速度や練度が向上するだけであり、全く知らない言語をいきなり翻訳するのは不可能。
●メンタルガード
魔力を消費して、憑依、催眠、洗脳、魅了などの精神攻撃系の能力を自動で防御するギフト。
残りの魔力が殆どなくなると、自動防御の効果は切れてしまうので、魔力の残量には十分注意する必要がある。
●転移・改
脳内で明確にイメージできる場所であれば、どれほどの距離や空間を隔てていても、一瞬で移動することができる能力。
右手に握りしめた物体も一緒に転移可能だが、自分を含めて、合計で自らの体積の3倍未満のものしか転移できず、生物の場合は全裸でないと能力が発動しない。
また、能力の発動には20分の精神集中が必要。
■■■ダンジョンスキル■■■
●光の盾
東条光志朗のスキル。
自身の前方に光り輝く盾を展開し、敵の攻撃を防ぐ。
いくつも展開して、自在に操ることができるが、全てに意識を割くため、その場を動くことができない。
耐久度は高く、攻撃を受けるたびに精神力は消費されていくが、彼のスキルレベルが上がるにつれて消費量は減少していく。
●金剛力
森下日菜のスキル。
対象の筋力を増強する補助系能力。
●超加速
井上太陽のスキル。
対象の敏捷性や反射神経を上げる補助系能力。
●鎖縛
大西勝利のスキル。
体から強靭な鎖を出現させて、自在に操作することができるスキル。
相手を拘束したり、捕縛したりすることに特化している。
●ヘイトコントロール
石神蒼太のスキル。
かけた相手に敵意を集中させることができるスキル。自分にはかけられない。
●憑依
北村拓海のスキル。
別の人間やモンスターの体に乗り移ることができるという能力。
射程距離や制限時間がある上に、乗り移っている間は自分の体が無防備になるというデメリットがある。
あまりにもレベルの離れた相手や、強力なモンスターには乗り移れないが、対象の身体に魂が入っていない場合、その限りではない。
また、制限時間を超過して他人の体を乗っ取っていると、自分の肉体とのリンクが切れて死亡してしまう。
●モンスター鑑定
山本さんのスキル。
モンスターを注視することで、そのモンスターの詳細な情報を得られる。
あまりにもレベルが離れすぎている相手に対しては、名前程度しか情報を読み取れない場合がある。
■■■三章のイラスト集■■■
■第058話「夢の中で……①」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330668512209695
朝食
■第059話「夢の中で……②」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330668564460722
スカイドラゴン
■第062話「日本始まったな」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330668713488720
総理と国王
■第063話「転校生」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330668760417058
転校生
■第065話「追放」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330668854110020
ソフィエル
■第069話「焼き肉パーティー」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330669048121007
焼き肉パーティー
■第072話「ブースターエッグ」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330669191306815
ブースターエッグ
■第074話「ヘイトマン」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330669290083060
■第076話「スカイドラゴン」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330669395440820
■第079話「委員長」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330669558800035
来栖野陽依
■第080話「怪しい噂」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330669613732967
池輝耀
■第084話「童帝」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16818023211716589575
ヨハン
■第085話「異世界チャーハン」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16818023211766049008
ゴールデンコッケコーの黄金チャーハン
■第086話「悪意」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16818023211817771522
エルク
■第088話「特殊能力対策部隊」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16818023211929047884
嬉野莉音
■第091話「最強の器」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16818023212086966450
暗黒龍バザルディン
■第093話「聖天大魔導」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16818023212190423391
聖天大魔導
■第097話「秘密結社ナイトメア」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16818023212409115206
アナンネゲヴ
■第100話「そうだ、魔法学園に行こう」
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16818023212560225821
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