第3話「昇格」
俺は手に入れた鑑定眼で色々見て気付いたことがある。それは同じ転生者の中でもずば抜けて魔力量や、ステータスがいい。転生早々戦闘があったからだろうか。それから最初の巨大生物はロービッググリズリーといい、移動速度は遅いが巨大で高い攻撃力があるらしい。本来は単体ならBランク、群ならAランク相当の魔物らしい。
そんなことを考えてるうちに冒険者協会に着いた。集落の戦利品や、討伐の証を持っていくと受付嬢が目を丸くした。
「貴方1人でこれを?」
「そうだが?」
「嘘…ギルドマスターを読んできます」
「は、はぁ」
数分後ギルマスらしき人間が出てきた。そして俺を見て指でこっちに来いと言っている。
ーーーギルマスの部屋
「お前さん…取り敢えず勇者たちと同じ魔法学院に行くべきだ。」
「それはどうして?」
「お前の潰したゴブリン集落の大きさはどれくらいだった?」
「家?が35個くらいあって1つ高いやつからボスらしきのが出てきた。」
「それはゴブリンの集落じゃなくて、ゴブリンの都会だ。そしてそれをまとめているのがゴブリンエンペラー。ランクにしてCランクだ。よって、お前を昇格させたいのだが、周りの反対もあると思う。だから魔法学院で実績を出すべきだ」
「わ、わかった」
俺はCランクの昇格が決定したが、それには魔法学院で実績を出さないとらしい。めんどくさい。そして入学試験が明日らしい。そのため俺はリッチと言う魔物を倒しにいく。なぜならそのリッチを倒すと大賢者と言うスキルを獲得出来るからだ。筆記試験に置いてこのスキルは必須、今すぐ取りに行ってくる。
移動中に学校の試験方式について解説しておくと、筆記試験と実技試験がある。両方でいい得点を取ると寮や生活の質が良くなる。逆に悪い点を取れば生活の質が悪くなる。じゃぁ次は試験内容なのだが、筆記試験は主に魔術とはなんなのか、冒険者には何が大切かとか、基礎知識らしい。実技試験は近くの森でバトルロワイヤル、あらゆるところから試験監督が先頭の質などを見ている。
そんなことを言っていたらリッチの家に着いた。リッチは骸骨らしい。気持ち悪い。とりあえずドアを破壊。すぐに忍び込む。リッチが降りてきた。銃で吹っ飛ばそうとしたが、魔法障壁で、弾かれた。ならばエネルギー砲に変えて、エネルギーを貯めて打とうとしたが火の玉を飛ばしてきやがった。俺は避け貯めたエネルギーを放出。シールドを無事に破った。そのまま反対の手を剣にして頭を破壊。無事に討伐。大賢者ゲットぉ!
次回「入学試験」
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