第7話

晩御飯を食べているとあるニュースが目に入った。


「うぇ〜最近物騒だな」


伯父がテレビを見てそう言う。


ニュースの内容は都内で三人の変死体が見つかるという物だった。


「伯父さんも気をつけなきゃね」


「そうだなぁ」


伯父はそういうとご飯を口にかきこんだ。


食後眠くなるまでゲームをした光春はベットに着いて眠りに着いたのだった。




ゴン!ゴン!ゴン!




「何〜朝ごはんはいらないからもうちょい眠らせて〜」


朝の重い体はふかふかのベットに吸収されるように沈んでいく。


「居るんだな入るぞさぁ今すぐ来てもらおうかミツハル」


全く知らない声に光春は飛び起きた。


光春は周りを見渡した。


「あれ?昨日のオムライスの夢だ」


「起きてくれたようですねさあ着いてきてください国王がお待ちです、さぁお手を」


男が手を差し伸べる。


立ち上がり差し伸べた手を取ると王宮に瞬間移動した。


「えっすげぇ夢!俺この夢一生見てたいわ楽しい!」


「え〜おほん!」


光春が騒いでいると前の方からわざとらしい咳払いが聞こえてきた。


「こんにちは光春くんいや…おはようかな?単刀直入に言うと、まず夢じゃないよここ」


「えっ!?」


光春が目を向けると王座に座った王らしい人がいた。


「だからといって別に変に緊張しなくてもいいよ僕に堅苦しい敬意を表す必要も無い、こちら側から色々お願いがあるんだからね」


王は揚々と話した。


光春はこんがらがったまま質問する


「それで…お願いとは?」

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