作者様の言う不気味、不思議なものを書きたいという目的ならば、この作品は確り達していると思われます。少くとも自分にとってはその様に思えました。既に滅ぶ最後の一人と言いながらわざわざ書いた手紙。文面通りの虚無感と不気味さも有るが、まさか届く頃には侵略しに来ていた、なんてオチさえ想像したりと、深読みなどの想像等も余儀なくさせる不気味さもある。そんな不思議な作品でした。