KAC20236 “アンラッキー7”⚠️



◇ That bai(タッ バイ)◇



――さて、皆様はご存じでしょうか?


もともと日本では、数字の『7』が不吉な数字だと言われていたことを。


現代日本人の私達からは奇妙にも思えますが、由来は中国の歴史にあり、


中国では7のつく月は「幽霊月」と言われ、

幽霊が世に放たれるという迷信があります。


さらに、ベトナムでも 不吉な番号なのです。

ベトナム語で漢数字の七は、「That(タッ)」と発音します。

ベトナム語で失敗を「That bai(タッ バイ)」と発音するため、

失敗する、失うを意味するため縁起が悪いとされています。


では、どうしてラッキーセブンとして 知名度が上がったのでしょう?


実は、英語圏を中心とする西洋思想でなのです。

それが輸入する形で日本においても 一般に広まりました。

ラッキーセブンの語が用いられる場面はさまざまでありますが、

野球が起源とも言われています。

アメリカの野球の試合に置いて、

7回目の攻撃で打った球が強風でホームランになったことに由来――――。



「ナベさんよぉ。こなーな教育番組の、なにが面白いんじゃ?」

「ふふふ。実はですね。なにを隠そう、

 この強風でホームランになったときの打者が吾人なのですよ」


「まぁ。そうなんですか?」


「「わっ?!」」


「おまぁ……、こんなところで、何しとる?」

「アラ、あなた?

 あの程度で、私の説教が お済になったとお思いになりまして?」


「おっと。

 そろそろ、アイナナが放送される時間ですので、

 お暇させていただこうかな……」


「おい、ナベさん。

 テレビなら、目の前にあるじゃろうが」

「最近のデッキは、録画機能も進化したそうよ」






「ラッキー クッキー 僕、アンラッキー」


「ど……、どなぁした、ナベさん!」


「知ってまして? あの有名な海賊さんと声優が同じですのよ、フフッ」

「え? それは、どういうことですか?」

ハハ

「実はな。家内は、こう見えて『汚超腐人おちょうふじん』なんぞ、ハハッ」

腐死鳥フシチョウよ」


「・・・・・・」

「・・・・・・」


7のつく日は、飛行機事故って結構多いらしい


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