【和風F】【中華F】貨幣を鋳造しました!@「平城のとよほき」
3月23日・24日に開かれた、奈良時代を体験するイベント「平城のとよほき」に行ってきました(※1)!
京都に住む鷲生が奈良に行くにはちょっと思い切りが要ります。
それでも行ってみようと思ったのは、「古代貨幣の鋳造体験」というのができるからです。
2日前くらいに思い立ったので予約が取れるか心配でしたが、無事に希望の日時で申し込めました。
古代貨幣の富本銭と和同開珎を「鋳造」するのですが(※2)。
まず、ゴムでできた鋳型にベビーパウダーをまぶします。
そして表裏の2枚の鋳型をぴったり合わせて、輪ゴムで締め上げます。
準備されていた輪ゴムを「必ず二重で」とスタッフの方からご指示がありますが、これがちょっとキツかった。
こんなに伸ばしてゴムといえども切れたりしないかヒヤヒヤでしたし、それだけ伸ばすのに手の力が要りました。
でも、ここが鋳造のキモだと思って頑張りましたよw
作業机には金属の塊が配られています。
そしてカセットコンロと鍋が用意されていました。
鍋の中に金属の塊を入れて溶かしていきます。
この金属、合金なのだそうです。
けれども鷲生がスタッフの方に「何の金属ですか?」とお尋ねしてみても「分からない」と。
女性のスタッフと男性のスタッフそれぞれに聞きましたが(くどいw)、たまたまご存知ないのではなく「納入する業者さんが明かしてくれない」とのお返事でした。
融点は100度台なので、金属にしては低いのは確かです。
なので、今回もすぐに液体になってくれました。
それを鋳型の横の穴から注ぎ入れます。
金属の液体をお鍋から注ぐなんて、レアな体験で緊張しましたw
そしてスタッフの方から富本銭・和同開珎などの説明を受けている間に金属が冷え(ほんのりあったかかったです)、ゴムをはずして鋳型を広げます。
するとツリー状態で固まった金属が取り出せます。
そのツリーの枝先にある貨幣部分をパキっと割り取り、バリを鉄ヤスリで磨いて取って完成です。
なかなかできない体験ができて興味深かったです。
今はゴムの鋳型に輪ゴムで止め融点の低い金属で作成しましたが。
こういったものがなかった奈良時代では、さらに大変だったのでしょうね。
あ、鷲生は失敗なく出来ましたし、他の体験者様方がX(旧Twitter)にポストされているのを見ても上手に成功されていましたが、鷲生の家族が一つ失敗してましたw
まあ、これも手作りのならではの経験ですねw
*****
※1 平城宮跡歴史公園「2024/03/23(土) 【3/23・3/24】「平城(なら)のとよほき」 を開催!」
https://www.heijo-park.jp/news/toyohoki20240323/
※2 X(旧Twitter)にポストしております。
https://twitter.com/washu72802210/status/1772137526259548381
↑
金属が鍋で溶ける動画です。
https://twitter.com/washu72802210/status/1772137983614824657
↑
鋳型と、輪ゴムで止めた状態の写真です。
https://twitter.com/washu72802210/status/1772138755408756738
↑
冷えて固まった後です。
(ツリー状の写真を撮影したはずなのですが残っていなくて……。この写真から想像していただければと思います)。
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