【和風F】京都のモダン建築が公開中です。

 京都は戦時中の空襲の被害も少なく、明治期以降のモダン建築も数多く残っています。

 

 その京都では11月2日から、それらのモダン建築をめぐるイベントが開催されています。期間は11月12日(日)まで。

 その名もずばり「京都モダン建築祭」といいます。


 公式ウェブサイトはコチラです。

「京都モダン建築祭」

 https://kenchikusai.jp/


 そのサイトの紹介文は下記のとおりです。


「京都モダン建築祭は、京都で大切に守り継がれてきたモダン建築が日

 時限定で特別に公開される建築一斉公開イベントです。」


 スタートしたのは2022年秋。

 上記サイトにも「京都市と民間団体が連携する文化庁京都移転記念事業として、2022年に始まりました」とあります。


 この京都モダン建築祭、微妙に鷲生の創作活動と重なっているような、いないようなw。


 鷲生は2022年の開始前から京都の洋館に興味があったんですよ(ホントに!)。


 で。

 京都で大学生活を送る女子大生を主人公にした小説を書き、2022年秋ごろに公開をはじめした(2023年現在は改稿版を公開中)、その小説の後半が京都のモダン建築をめぐる内容なんですよ~。


 きっかけは建築史家の倉方俊輔さんの『京都 近現代建築ものがたり』という本を読んでみたところ、とても面白かったので、建築学科の学生さんを登場させようと思ったんです(この方、「京都モダン建築祭」の実行委員です)。


 この小説に取り掛かったのは2021年くらいだったと思いますが、あちこち京都の洋館巡りをして取材っぽいことをしていたものです。


 例えば……。


 家族と一緒に「長楽舘」(明治期の煙草王が建てたとーってもゴージャスな洋館)でアフタヌーンティーをいただいたり、「フランソワ喫茶室」でお昼を食べたり。


「京都国際マンガミュージアム」の建物(昔の小学校)に漫画ではなく、建築を見に行ったり。


 そうやって拙作を書き終えたタイミングで、「京都モダン建築祭」がスタート。

 もう1年早ければ、鷲生の取材活動(?)ときれいに重なったのにな……とちょっと残念です。


 昨年は感染症が怖くて屋内に人が集まるイベントに行けませんでした。

 今年もちょっとタイミングが合わなそうですが、もし時間があったら行ってみたいです。


 X(旧Twitter)などで告知や行ってみた方のポストを見ていると、面白そうですし。


 あ、その京都のモダン建築が後半で登場する拙作はコチラです。

 よろしけれぜひお立ち寄りくださいませ。


「改訂版 京都市左京区下鴨女子寮へようこそ!親が毒でも彼氏がクソでも仲間がいれば大丈夫!」

 https://kakuyomu.jp/works/16816927860159349467


 この記事は【和風F】としております。

 白川紺子さんの着物に関する不思議な現象を描いた『下鴨アンティーク』でも主人公は古い洋館に住んでいます。

 明治以降のファンタジーの舞台となるのではないでしょうか。

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