僕の気づき
上手く笑えていたか分からない。手が震えていたかもしれない。でも、これでいいんだと自分に言い聞かせる。先輩が自分のどこに好意を寄せてくれたのかは分からない。でも、歌恋への恋心を、忘れるためのいい機会だと思った。先輩とは気があったし、一緒に過ごしていて楽しかった。でも、時々歌恋と比べてしまった。歌恋ならこんな反応をするだろうなぁとか、このお店に連れてきたら喜ぶだろうなとか。その事に気づいた時に悟った。僕は自分が思っている以上に歌恋のことが好きだったのだと。早く歌恋が好きな人と結ばれるのを願うばかりだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます