第2話
私が追放されて、2日目が経つ
私の横では、何食わぬ顔で私の腕にしがみついてニコニコする聖女ことオリビエさんが一緒に座っていた。
あれから話し合って、言い合って、色々と問題発言を繰り広げる中で、私はどうやら言葉では聖女様に勝てないと踏んで、諦めて一緒に居ることにした。
彼女の片鱗を見てしまったが、この際はどうでもいい、取り敢えずの口論で決まったことはこうだ
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エレイルと聖女オリビエとの約束事
エレイルの約束事
1:迫るのは構わないが、お触りは1日1回まで
2:くっつくのは、30分のみ(許可が出れば延長も可)
3:恥ずかしい言葉は、2人っきりのみ
4:極力隠し事をしないこと(私自身は言えることだけ)
オリビエの約束事
1:一緒に行動すること(寝る時も)
2:週に一回、わたしの頬にキスをすること
3:急いで帰らずにのんびりと旅をしながら帰ること
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妥協してこんな感じの書面を残したけど、これで良かったのかは怪しい所だ。
聖女様は、いつも過激ではあるけど一線は超えないようにしてくれるから、まぁいいと思う?
だけど、でも、なんか勢いに任せての設定だからなんとも言えないんだよね....
そんなこんなで、勇者パーティを抜けて勝手に付いてきた聖女と今は宿ではなく野営をしているのだ、今日は野うさぎと私が亜空間を付与したバックに入っているミルクと香辛料でシチューを作った。
最初は、オリビエもこんな食べ物を見た事ないとばかりにちょっと興味津々で覗き込んでいたけど、出来てからは、恐る恐る食べて目を輝かせた時は、何だか妹が出来たと思ったよ。
食べる時は、本当にワクワクしたように食べてたけど、佇まいはやっぱりいい所のお嬢様的な振る舞いをするから、やっぱり教育は行き届いているのだとそう思えた。
まぁ、どうしてこんな肉食系ガチレズの百合っ子聖女になってしまったのかは、分からないし、聞いてしまったら何かよからぬ事を仕出かすかもだから、そこは触れない。
そんなこんなで、食べ終えて私たちは先程言ったように丸太に腰を下ろして座っている。
私は、まぁそれなりには前の
それにしてもだ、何故私に気があるのかを未だに聞いてはいないけど
(言い合いで程半分程暴露〖聞きたくないものまで聞いてしまったので記憶消去済み〗)
私といても報われる事とかなさそうなのになぁ〜
「今、エレイルさん私といると報われないと思ったでしょ?」
「───っ!?」
「エレイルさん、顔に出やすいですから気をつけてくださいね♡あと私はこうしているだけで報われてるのでそんな些細なこと考えない方がいいですよ。」
そう言ってまたもや少し私の肩に頭を乗せてくるオリビエは幸せそうに、にこにこしながら微笑む。
見るからに可愛いから確かに告白されたらイチコロだろうけど、私はそういうのに疎いし、何より告白された事ないんだよなぁ〜
(告白されてないだけで、容姿やその有名さでちょっと周りは怖気付いてるだけな模様)
鈍感ていうほどでは無いと思うけど、ある程度は察知能力に長けているから、分かるよ?うん分かるからね?
取り敢えずは、私の町はかなりの距離がある訳で、でも直ぐに帰るのもあれなので観光がてらのんびりと移動してるんだよね。
まぁオリビエの条件というか約束事でこうなっているわけだけど、まぁ私も早く帰るとなると色々と資金が足りないと思ったから、従うしかないんだけどね。
そして私たちは、バックの中から、テント式の道具を取りだして私の魔力防壁とオリビエの聖なる光によって魔物を近づけさせないようにして、就寝するのだった。
◆◇◆◇◆
sideオリビエ
私の名前はオリビエ・ストークス一応は子爵家の次女だったけど、10歳の精錬式で、聖属性なのが分かり私は今第の聖女見習いになった。
それから5年程の聖女教育を受けながらしていると、さらに聖なる力が強くなった。
歴代でも上の方に入るらしいけど、私はそんな家庭のかなで、ある事を思っていた。
(周りの皆さんのお胸やあの柔ない太ももそれに、皆さん綺麗に身に纏う、あのエロい服そんなものを着て恥ずかしくないの?)
そんな雑念だらけの煩悩な頭で5年間も気を静めてきた。
だけどそれは治ることなくもはやそれが力の源なのでは無いかと思える程に、聖力は増すばかり、さながら性力である。
そんなことをしていた時に私に王国から使者が来て今第の
そこに居たのは、こんな代の勇者こと、アレンと言う人物で、見るからに勇者と言っていい見た目(本当に見た目だけ)の少年がそこに居て、魔王が復活すると予測される現象が起きていると言われて、私はまぁ嫌だったけど王命だった為従うことになった。
そこからは、まぁ言わずもがなある程度の距離感で勇者と接して、どんな人物がを探ることにした。最初の仲間は王城で勇者の事が好きそうな女騎士が、声をかけてきてそれに応えるように、勇者もパーティ参加を認めた。
そして旅立ってからは、私を牽制するように、女騎士は勇者に取り入るように、自分自身をアピールし始めた。
そこまではいいのだ、それから旅立ってから2週間もしない内に、勇者は女騎士と....まぁそういう事だ。
色々とお盛んだったのだ、少し聞いただけでもう察しは着いていたし、それに私を見る目は、最初から獣のような目で、獲物をと会えるようとするやつだったから、避けていた。
まぁ襲われでもしたら反撃して抜ければいいとは思ったけど、そこまでのクズを
そして1ヶ月が経って、新たな仲間が加わったその子は見た目は10歳程の見た目のロリっ子拳闘士(年齢は私たちより年上だというらしい)
まぁ可愛らしい人が入るなと思った。そしてそれから旅をして被害にあった町や村で手助けをして、過ごした。
ちゃんと王国の任務をこなしている事には賞賛はするけど、その下半身にモノを言わせているのはどうかと思う。
私もいつか私と同じぐらいの年でお姉ちゃん的存在のお尻とか胸とか大っきい人を襲いたいと思うけど(ただの願望)
その前に、痺れを切らして襲われたら溜まったもんじゃから、私の
なんとも私の聖属性は催眠効果やバフのような効果があるから、ちょっと便利なのですよ。
そして、1回教会のシスターに実験で掛けてみたらその夜に隣の部屋から(聖なる光をかけたシスター)喘ぎ声が聞こえて来たのです。
これは使える!そう思ったけど、こんな所でやっても仕方ないと思ったのは、私も好きになった人に是非ともかけて私の虜になって欲しいと思えるんですよ。
そしてゆくゆくは....くふふっ、おっとまぁ私も1人の淑女として恋愛して勝ち取りたいとは思っていますよ!ええ!ほんとに!!
そんなこんなで私たち勇者パーティは次の町である。田舎も田舎辺境にある町に向かう。
そこは、噂が流れる程の人物がいるとの事、私も聞いた話だけど、14歳の時にその町の領主の娘さんが魔物のスタンピードを防いだらしく規模的には100匹程のウルフと上位種のレットウルフ15匹を初めて使う魔法で凍らせたそうです。
それからはその町では、彼女のことを〖救世主〗やら〖町の守り神〗そして周辺の他の領内では〖氷の魔女〗なんて呼ばれているそうです。
どんな女性なのか私はワクワクして落ち着きませんでした。
そしてその町について、その女性と会ったのですが、それは本当に凄まじい程私のどストライクで、綺麗な赤髪に整った容姿、それからお胸!!!目で見て分かります!Gぐらいあります!!そしてあの腰周りに少し大きめなお尻もはや言うまでもなく完壁!!
そして私は、勇者の言葉を聞いた彼女は何かを言おうとした。
この領主の娘のエレイルさんより先に、声を上げる。
「私もあなたが入ってくれると嬉しいです。」
そこからは必死になって領主様と、交渉やら色んな事を話だ、在り来りな事を言わずに純粋に(邪含む)彼女が行動してくれるメリットと提示を話す。
聞いているエレイルさんは、持て囃されるのは慣れていない様だけど、あんなに有名なのに、そんな純粋なの反則じゃない?と思いながらも私は熱弁する。
そして私は勝ち取った喜びをここの中で叫ぶ
(やりました!!これでゆっくりと私に染めて行けます!!あっでも勇者も彼女を見る目が危ない気がしますね、勇者を牽制しつつある程度構って行くことにしましょう)
そんな未来の事を思いながらも、猪突猛進する私は、エレイルさんを射止める行動を、し続けるのだった。
◆◇◆◇◆◇◆
〈あとがき〉
ちょっとぶっ飛んだ設定にしてみましたが如何だったでしょうか?
とりあえずは物語の進行は次からスタートしていく予定ですので、お楽しみに( ^ω^ )
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