29、魔力0で最強の大賢者~それは魔法ではない、物理だ!~
【作者】
空地 大乃様
【あらすじ】
生まれつき魔力が0という不遇な身にも関わらず、逆境や差別に負けず、遂には世界中のあらゆる魔導師が束になってもかなわないような大魔法を使いこなし、世界の危機を幾度となく救った彼を人は尊敬の念を込めて零の大賢者と呼んだ。それから更に年月が経ち齢200歳を迎えたその日、いよいよ大賢者マゼルの寿命も尽きようとしていた。彼を慕う大勢が見守る中、意を決してマゼルが口にする。
「わしは、わしは――実は魔法など何一つ使えはしないのじゃあ…………」
驚愕の表情を浮かべる面々を認め、満足げに旅立ったマゼル。これでようやく肩の荷がおりたとホッとした矢先、なんと記憶を保持したまま500年後の未来に転生してしまった。
しかも、かつてと同じ魔力0の状態で。当然それが発覚した瞬間、彼は魔法使いとして失格者のレッテルを貼られ、るようなことはなかった!それどころか逆に魔力0の大賢者様の再来だ!と喜ばれる始末。一体どうなってるの?いやそんな期待した目で見ないで!だから自分魔法なんて一つも使えませんから!ただ死に物狂いで覚えた武術使ってたら回りが勝手に勘違いしただけですから!魔力が0で一切魔法を使えない大賢者。しかし、彼の身体能力はあまりに常識はずれで、周囲からは魔法にしか見られない。そんな魔力0の大賢者による第二の人生が今始まった。
【感想】
魔法は使えないのに、物理能力が魔法みたいなことになっていて、大賢者だといわれていた主人公が、転生しても物理能力で無双しては主人公の魔法がすごい!って言われる作品です。
すれ違い、勘違い系のコメディっぽいお話です。いつ主人公が使っているのが魔法ではなく、物理だと周りの人たちはわかるのか、それともずっと魔法だと信じて終わるのか、楽しみです。まあ、物理だといっても理解してもらえず、魔法だ!と言われそうな気もしますが。
完全に俺TUEEE、無双、俺なんかやっちゃいました?という感じの作品なので、好き嫌いがはっきりする作品だと思います。俺TUEEEや主人公の無双、俺なんかやっちゃいました?というのが好きな人はぜひこの作品を読んでみてほしいですし、そういうのが嫌いだという人は読むのをやめた方がいいと思います。
ただ、主人公が無双するだけでなく、主人公は最強なので全部倒してしまいますが、黒幕、暗躍というのもあって、主人公の無双一辺倒というわけではなく、そういう敵に対してどうするのかというところも面白いです。
主人公が無双して出来事を解決していって、物理でやっているのに、周りの人たちに、あれは伝説魔法の○○だ!と言われるところも、僕は俺TUEEEや俺なんかやっちゃいました?系も大丈夫なので面白いです。
カクヨムよりなろうの方が話は進んでいるので、読むならなろうの方がいいと思います。
好き嫌いは分かれると思いますが、興味を持った人はぜひこの作品を読んでみてください。
【詳細情報】
ジャンル…異世界ファンタジー
更新頻度…不定期
文字数…約85万文字
目安読了時間…約28時間
コミック6巻
作品URL…https://kakuyomu.jp/works/1177354054889602010
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