続編も読んでみたいのですが、たいてい誰もが続編に失敗する――なんだか複雑な心境です。
作者からの返信
コメント、誠にありがとうございますー!
んー。続編は失敗する作品が多いでしょうけれど、そりゃそうでしょう。
だって、飽きますし。
成長しどころがない登場人物。
唐突に登場する新キャラ。
どんどん肥大化する難題。
何回も繰り返されるお約束……等々。
とはいえ作品は全て計算で書けますし、描く視点を変えればいいだけなので、続編は普通に出来ます。
しかし、それは読者は喜ぶ行いなのかもですけれど、作者にとっては実験的な面白味が一切ない予定調和なモノしか出来ませんからねぇ。
私はズボラなので『今度は何が産まれるのか!』というワクワク感がないと飽きますし、そもそも理系なんで文章を書くのは面倒くさくて嫌いです。
私は基本的に『創作を始める前』と『終わった後』が好きだから、執筆してるだけでしてー。
という訳で売れる続編を作るために必要なのは『時間』と『精神的余裕』です。
作品を作り上げて満足して、気分転換に別の新作を書こうとしている作者のやる気をいつの日か回復するのを願うしかないでしょうねぇ。
当たり前ではありますが、読者と作者って違う生き物ですので。
まぁ、作者が最初から続編を書く気満々なら、死ぬほどオススメできませんけれど続編を書きやすい作品を作るべきでしょうねぇ。
・世界観や設定が非常に重厚であり、読者の多くが『作中世界のことを知りたい!』と希望している系統作品。
(ハリーポッター・スターウォーズetc)
・1作目のストーリーのスタイル・主人公の行動スタイルが確立しており、問題の難易度がインフレし過ぎない系統作品。
(ドラえもん・クレヨンしんちゃんetc)
まぁ、普通に書いてもどれも長続きはしないのが普通です。
なので作者は物語を殺せる技量を問われる訳なんですよねー。
ウホ
作者からの返信
やったぜ。
ここまでご愛読くださり、誠にありがとうございますー!
またご縁がありましたら、新作ラブコメでお会いしましょー!
編集済
ここで終わらせるのももったいない気がするので続編希望
9/19
そんな電車のアナウンスの声が車内に響くのと同時に、肩を寄せ合っていて寝ていた俺たち2人は多少の時間差はあれどもゆっくりと瞼を開けては手荷物を抱えて、電車の外にへと出て、駅の改札を抜けると僅かに硫黄の匂いが鼻元に漂ってきた。
そんな電車のアナウンスの声が車内に響くのと同時に、肩を寄せ合っていて寝ていた俺たち2人は多少の時間差はあれどもゆっくりと瞼を開けて手荷物を抱えて、電車の外へと出て、駅の改札を抜けると僅かに硫黄の匂いが鼻元に漂ってきた。
「まさか私が東大に通ったご褒美に高級リゾートホテルに2泊3日を計画しているだなんてね。ふん、やるじゃないの清司さん」
「まさか私が東大に受かったご褒美に高級リゾートホテルに2泊3日を計画しているだなんてね。ふん、やるじゃないの清司さん」
年月が流れる時間ははとても速いもので、俺たちがあの日に付き合ってから2年もの月日が経過していた。
年月が流れる時間はとても速いもので、俺たちがあの日に付き合ってから2年もの月日が経過していた。
俺たち2人は無事にお互い東大を1発で受かり、彼女も晴れて東大生になったので、ゴールデンウイークの長期休暇を利用して2人で東京から遠く離れた九州地方の大分県の温泉で有名なリゾート地、別府へと訪れたのである。
俺たち2人は無事にお互い東大を1発で受かり、彼女も晴れて東大生になったので、ゴールデンウイークの長期休暇を利用して2人で東京から遠く離れた九州地方の大分県にある温泉で有名なリゾート地、別府へと訪れたのである。
「……駅前にある無料シャトルバスに乗った方が早いわよ。ほら、あそこにある大きなバス。あれさえ乗れば駅からホテルにへとそのまま直行できるわよ」
「……駅前にある無料シャトルバスに乗った方が早いわよ。ほら、あそこにある大きなバス。あれさえ乗れば駅からホテルにへとそのまま直行できるわよ」
俺たち2人はそんなこんなで駄弁りながら、別府駅前に泊まっている大型のシャトルバスにへと乗り込んだ。
俺たち2人はそんなこんなで駄弁りながら、別府駅前に止まっている大型のシャトルバスにへと乗り込んだ。
バスが泊まったら大変なことになる。
俺たち2人はそんなこんなで駄弁りながら、別府駅前に泊まっている大型のシャトルバスにへと乗り込んだ。
乗り込むのと同時にバスの運転手さんにホテルのどこに泊まる予定なのかを聞かれたのだが、俺が答えるよりも先にシエラがてきぱきと応答してくれたので、俺はシエラの荷物を持ちながら、彼女を先にシャトルバスの後方座席にへと座らせてから、当然のように彼女の隣に俺は座った。
俺たち2人はそんなこんなで駄弁りながら、別府駅前に泊まっている大型のシャトルバスに乗り込んだ。
乗り込むのと同時にバスの運転手さんにホテルのどこに泊まる予定なのかを聞かれたのだが、俺が答えるよりも先にシエラがてきぱきと応答してくれたので、俺はシエラの荷物を持ちながら、彼女を先にシャトルバスの後方座席に座らせてから、当然のように彼女の隣に俺は座った。
そして、シャトルバスが動き出し、10分ほど車内で揺られながら整備された山道を登っていきながら、俺たちはバスの中から見える景色を見ながら楽しみつつ、俺たちは2人で楽しく他愛のない話をしながら楽しんでいた。
そして、シャトルバスが動き出し、10分ほど車内で揺られながら整備された山道を登って行く。
俺たちはバスの中から見える景色を楽しみつつ、2人で楽しく他愛のない話をしながら楽しんでいた。
[ながら]が多いのでこんな感じにすっきりさせてみました。
俺たちが始めて行うホテルデートにしては荷が重すぎるどころか、十二分に荷が勝り過ぎている御立派なリゾートホテルがそこにあった。
四方を自然豊かな山で囲まれ、夜になれば綺麗な電灯装飾で周囲が彩られるのであろうのが昼間でも容易に想像できそうな光景にが広がり、天然物の温泉の匂いが山に涼しい風に乗ってきて匂ってくるし、よくよく見れば辺り一面から温泉が湧き出たような白い煙が立ち昇っているのではないか。
俺たちが初めてのホテルデートにしては荷が重すぎるどころか、十二分に荷が勝り過ぎている御立派なリゾートホテルがそこにあった。
四方を自然豊かな山で囲まれ、夜になれば綺麗な電灯装飾で周囲が彩られるのが昼間でも容易に想像できそうな光景が広がり、天然物の温泉の匂いが山の涼しい風に乗って匂ってくるし、よくよく見れば辺り一面から温泉が湧き出たような白い煙が立ち昇っているのではないか。
2人でなんとか高校時代の教室の4・5倍は大きかったロビーでのチェックインを終わらせた俺たちは宿泊部屋の鍵を握りしめて、雰囲気のあるエレベーターに乗り込んでは只々上にへと登っていく。
2人でなんとか高校時代の教室の4・5倍は大きかったロビーでのチェックインを終わらせた俺たちは宿泊部屋の鍵を握りしめて、雰囲気のあるエレベーターに乗り込んで只々上へと登っていく。
彼女は耳を真っ赤にしながらも何とか主導権を握ろうとしていて、彼女はエレベーターから出ると、鍵を持っている俺を置いて足早で駆けだした。
彼女は耳を真っ赤にしながらも何とか主導権を握ろうとしていて、エレベーターから出ると、鍵を持っている俺を置いて足早で駆けだした。
シックな黒塗りの扉に鍵を入れ込み、ぎいっという古めかしい音なんて一切鳴らずに、とてもスムーズに扉が開いたので、俺たち2人は中に入らずに部屋の中を伺うように覗き込んだ。
シックな黒塗りの扉に鍵を差し込み、ぎいっという古めかしい音なんて一切鳴らずに、とてもスムーズに扉が開いたので、俺たち2人は中に入らずに部屋の中を伺うように覗き込んだ。
基本的に洋室らしい部屋の造りではありベッドが人数分配置されているのだが、和室のような部屋も備えられており、そこの上に布団を敷けばそこで寝る事も可能だろう。
基本的に洋室らしい部屋の造りでありベッドが人数分配置されているのだが、和室のような部屋も備えられており、そこの上に布団を敷けばそこで寝る事も可能だろう。
まるで楽園のような部屋を前に普通でないテンションになってしまった俺たち2人はそんな日常的にやってきた会話を交えながら、お互いの荷物をそこら辺においては2人分もベッドがあるというのに、俺たちは1人分のベッドの上に2人で転がった。
まるで楽園のような部屋を前に普通でないテンションになってしまった俺たち2人はそんな日常的にやってきた会話を交えながら、お互いの荷物をそこら辺において2人分のベッドがあるというのに、俺たちは1人分のベッドの上に2人で転がった。
俺たちはお互いに肩にお互いの頭を預けながら、大分での名湯を心ゆくまで楽しんだ。
俺たちはお互いの肩に頭を預けながら、大分での名湯を心ゆくまで楽しんだ。
「……テストの結果は良い時も悪い時もあるからな。けれどもテストで大事なのは結果なんかじゃなくてそれから先どうするかを考える事だ。人は間違った所から学ぶことが出来る。自分1人で解けないような問題が発生した時にただ悩み苦しむのだけは絶対に駄目だ」
「……テストの結果は良い時も悪い時もあるからな。けれどもテストで大事なのは結果なんかじゃなくてそれから先どうするかを考える事だ。人は間違った所から学ぶことが出来る。自分1人で解けないような問題が発生した時に、ただ悩み苦しむのだけは絶対に駄目だ」
最後に関しては間違いではなくこうした方が読みやすいかなとやってみただけです。
9/27 追加分
そんな電車のアナウンスの声が車内に響くのと同時に、肩を寄せ合っていて寝ていた俺たち2人は多少の時間差はあれどもゆっくりと瞼を開けて手荷物を抱えて、電車の外へと出て、駅の改札を抜けると僅かに硫黄の匂いが鼻元に漂ってきた。
そんな電車のアナウンスの声が車内に響くのと同時に、肩を寄せ合って寝ていた俺たち2人は多少の時間差はあれどもゆっくりと瞼を開けて手荷物を抱えて、電車の外へと出て、駅の改札を抜けると僅かに硫黄の匂いが鼻元に漂ってきた。
乗り込むのと同時にバスの運転手さんにホテルのどこに泊まる予定なのかを聞かれたのだが、俺が答えるよりも先にシエラがてきぱきと応答してくれたので、俺はシエラの荷物を持ちながら、彼女を先にシャトルバスの後方座席に座らせてから、当然のように彼女の隣に俺は座った。
乗り込むのと同時にバスの運転手さんにどのホテルに泊まる予定なのかを聞かれたのだが、俺が答えるよりも先にシエラがてきぱきと応答してくれたので、俺はシエラの荷物を持ちながら、彼女を先にシャトルバスの後方座席に座らせてから、当然のように彼女の隣に俺は座った。
そう言いながら、すっかりとシエラのお気に入りとなった銀色のシャープペンシルで俺の肌を照れ隠しにをつんつんと突き刺してこようとしてくる彼女は戸籍上ではまだ山崎シエラという名前である。
そう言いながら、すっかりとシエラのお気に入りとなった銀色のシャープペンシルで俺の肌を照れ隠しにつんつんと突き刺してこようとしてくる彼女は戸籍上ではまだ山崎シエラという名前である。
けれども、その足の速さは追いつかれる事前提の速さであり、俺は労せずして彼女に追いつき、彼女と一緒に2泊3日の間、お世話になる宿泊部屋の扉の前に辿り着いた。
けれども、その足の速さは追いつかれる事が前提の速さであり、俺は労せずして彼女に追いつき、彼女と一緒に2泊3日の間、お世話になる宿泊部屋の扉の前に辿り着いた。
そんなこんなで俺たちは何も話さないままのんびりとベッドの上でくつろぎ、それに飽きたので部屋についてある檜風呂に2人一緒になって入ろうという話になった。
そんなこんなで俺たちは何も話さないままのんびりとベッドの上でくつろぎ、それに飽きたので部屋についている檜風呂に2人一緒になって入ろうという話になった。
作者からの返信
コメント、誠にありがとうございますー!
15万文字以下って規定したスニーカー文庫が悪いよスニーカー文庫が……。
今作は主にシエラちゃんを成長させるために、彼女の傷を癒し、彼女が自分から自身の問題に立ち向かうお話でしたからねぇ。
もし、続編を書くとすればシエラちゃんの母親との確執に臨む……といったところでしょうか。
あるいは、シエラちゃんが通っているところの同期の塾生を登場させたりとか……まぁ色々と没になったのですが!
完結お疲れ様でした!!とても尊いお話で終始ニヤニヤしながら読ませて頂きました!!
作者からの返信
ご愛読ありがとうございましたー!
しかも一気読みしてくださいまして誠にありがとうございます……!
またご縁がありましたら9月1日に投稿予定の新作ラブコメでお会いしましょー!