成長と新たな誕生
5ヶ月程過ぎた。ひたすら暇な期間は終わった。やっと寝返りをうてるようになったのだ。初めてした時は感動だった。
ちなみに夏休みになったのか父にも最近は毎日あっている。父は顔が作成したキャラに似てた切れ長の目に高い鼻空のように透き通った蒼色の瞳に蒼色の髪が特徴的なイケメンな父だ。そんな父は、
「かわいいでちゅね~。このかわいらしいおててもさいこうでちゅね〜。」
俺に赤ちゃん言葉で喋ってくる父だ。それを知った時何故か少し残念に思えた。さらに毎日隣の部屋で母と最近はずっとプロレスをしている愛妻家でもあるのだ。
ちなみに俺の魔力量はこの数ヶ月で約5倍に増えた。元々の量が少なかったというのもあるがそれにしても驚異的な伸びだ。しかも魔力操作も伸びていてどれだけ魔力が多くなっても操作ができそうだ。
基本魔力は多ければ多いほど扱いづらくなる。つまり適切な魔力量を込めたりが難しいのだ。一部の天才を除いて魔力操作というのは日々の訓練が大事なのだ。
魔力に関してもう一つ身体強化ができるようになった。これは魔力を身体に流して強化するだけなので特に特出する点はないがとりあえず身体強化の練度をあげる。これは将来につながるのだ。
というわけでひたすたすら特訓である。ここ最近は魔力操作を意識してやる必要がなくなってまるで身体の一部かのように扱えるまでになった。
「あうえお(頑張ろ)!」
「今パパって言った?!」
(言ってねぇーよ)
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というわけで3歳になりました。ついでに兄になりました。
両親が愛し合った結果弟と妹の双子が無事生まれました。2人とも産まれてからまもない赤ちゃんである。一卵性双生児で、顔はあまりにていないが両方ともかわいい。だが目は似ていてどちらも俺の髪の色のような鳶色である。弟のほうが蒼井
ちなみに最近は夜泣に親は苦労しているらしい。自分はあまり泣かなかった自覚があるため苦労してなかっただろうがどうやら弟たちには苦労しているらしい。親は自分の子供は自分で育てるといったのが今の苦労の原因らしい。
「母上〜、父上〜ご飯は。」
「ちょっとまっててちょうだい。」
ちなみに蒼井家はいわゆる上流階級の部類に入っている。そのため親を母上と父上と呼ぶようにするように早め矯正している。
それと魔力量に置いてはさらに大きく成長した。生まれてから約60倍といったところだろうか。魔力量をゲームのように数値化できればいいのだがなかなかうまく行かない。なにせ基準がないのだ。
まぁそれは置いといて、魔力の他に魔力操作も伸びた。特に魔力を体の外で扱えるようになった。これは最初全くできなかったが今では魔力で難しい造形物を作れるくらいになった。
父上の職業もわかった。どうやら『エブクリフのリーブラ』の舞台である世界最高峰の学び場シンフォニス学園の教頭を務めているらしい。ゲーム内では教頭はどこかに遠征に行っているとされていたはずだ。まさか父上だったとは。
「さてご飯も食べたことだし魔法のについておしえてあげようか。」
「うん。」
というわけで今から父上による魔法講座が始まる。
「さて、まず魔法は魔力を使って起こす事象のことを指すものだ。」
「うん。魔力で起こった事象全部だから例え人間が起こしたものじゃなくても魔法なんでしょ。」
「そうそう。じゃあ魔法の基礎属性は何かな。」
「火、風、水、土、だね。基礎属性の魔法は誰でも使えるけど人によって得意不得意があるんでしょ。それにぞくせいはないけど無魔法もあるよね。」
「そうだね。それと上位属性の樹、雷、氷、溶岩、闇、光とかもあるけどこれらは才能が大きく関わるからね。それに固有属性もあるからひとえにこれらだけとは言えない。」
ちなみに父上は固有属性はないが基礎属性全てを極め、上位属性全てを行使できる規格外の存在である。もはやゲーム内だったらぶっ壊れキャラだ。
それと属性魔法が使えるようになるのは10歳のときであるためそれまでは無魔法つまり純粋な魔力で起こせる魔法しかできない。早く自分の属性で魔法を行使したい。
という感じで最近は双子たちを可愛がりながら修行をするという生活を送っているのだ。
彼女を救うため俺はより努力することを決意した。
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どうも聖(ひじり) 聖(さとし)です。
この小説の概要にも書いてあるのですが、この小説は基本2日に1話更新しようと思っています。また人気が出れば1日1話投稿できるように頑張りますので、応援お願いします。
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