トータッチ！

第一話 お姉ちゃんに憧れて

私は今日から私立晴天学園に入学する三上優花。中学１年生！

「今日から中学校生活頑張るぞぉ〜！」

「ふふっ」

背後から笑い声が聞こえた。お姉ちゃんだ。

「優花、そんなに張り切ったら空回りしちゃうわよ？笑」

お姉ちゃんにちょっとむっとした。

あ、そうそう、お姉ちゃんはこの学校の新中学３年生で、中高一貫だからあと4年は一緒の学校なんだ！お姉ちゃんは可愛くて、優しいからこの学校の人気者みたい。

だから私も注目されそうで怖いんだよね、笑

＿＿＿そんな事より。

「お姉ちゃん、チアって楽しい？」

お姉ちゃんは中学からチアを始めて、チア部に所属している。

そして全国大会で優勝するくらいの強さなんだ。

「もちろん！楽しくて仕方がないわ。優花も入ったら？」

この学校に入る前からずっとチア部をすすめてくる。

だけど私は運動音痴だから他の人にメイワクをかけちゃうから文化部に入ろうと思ってる。

それに比べてお姉ちゃんはとんでもない運動神経。だからモテモテだ。

「優花が入ってくれたらお姉ちゃん嬉しいよ〜！」

お姉ちゃんはにこにこしながら言ってくる。

_____ここまで言われると入りたくなっちゃうのが、私の悪いところだ。

「チア部、、、体験入部してみようかな、、、」