第8話 お溢れによる効果
「妙な夢を観てね」
「へーどんな?」
「気前のいい会社があって」
「うん」
・・・
その会社には、
「無料のチーズコーナー」があり、誰でもつまみ食いが許されている。
どうやら、どこかの出入り業者がその配給を行っているようなのだ。
「誰が?」
「どこの人?」
ガードマンの一人に聞いてる場面で目が覚めた。
そして、イエスの話に繋がった
■眼の前の相手を対象としない
ルカ14章
12 また、イエスは自分を招いた人に言われた、「午餐または晩餐の席を設ける場合には、友人、兄弟、親族、金持の隣り人などは呼ばぬがよい。恐らく彼らもあなたを招きかえし、それであなたは返礼を受けることになるから。
13 むしろ、宴会を催す場合には、貧しい人、体の不自由な人、足の悪い人、目の見えない人などを招くがよい。
14 そうすれば、彼らは返礼ができないから、あなたはさいわいになるであろう。正しい人々の復活の際には、あなたは報いられるであろう」。
・・・
14節にキーワードがあった。
「彼らは返礼ができない」
つまり、もてなしは
「返礼ができない人」に
せよ・・・
そんな含みである。
乞食である人々は返礼ができないが、動物にはもっとできない。
実は、日本の諺が因果関係を教えていた。
→ 猫は福招きをする
なぜ?
『チーズの夢』と関係があるのだろうか?
■答えは脳波にあった
お返しができない人も動物も、ある特殊な「脳波」を放っている。
この種の脳波は距離に関係せず、施しの相手に「幸運」を引き寄せる。
イエスは創造主による構成(見えない世界の因果関係)を、隠喩で教えたのではないだろうか。
人はもちろんだが、「お返しができない猫たち」も、脳波を放ってその主人を応援していたという発見だ。
『ご主人はいい人だなー』
■猫の旅館が繁盛する
猫は確かにネズミを追い払うので重宝だろう。
しかしそれ以上に、
「猫の喜び」が「好感度の脳波」を放っており、「客招き」というお返しをしてくれる
・・・
それが、
→ 創造主の法則
だからイエスは、「天の父からのお返しがある」と教えたのだ。
「私はやがていなくなる」
イエスはそう言ったが、こう続けている。
「貧しい人は常にいる」
意味は?
『貧しい人の喜び』を通して『天の父と繋がる』
(法則が働く)
お返しができない者の幸福感は、それを観る人を幸福な気分に引き入れる。
人間でなくても・・・
◉猫の世話を手伝うために保護施設に来た女の子。子猫の猛アプローチを受けて、一瞬のうちに離れられない存在に♪
https://eureka.tokyo/archives/348900
猫への親切は、飼い主の好感度を上昇させるが、猫自身も脳波でのお返しをしているはずだ。
お返しができない貧しい人も、「感謝の脳波」を放って直接のお返し以上の幸運を引き寄せているだろう。
イエスはそうした法則を、弟子に教えたに違いない。
「招き猫」というグッズを愛する人は、猫を大切にするだろうから精神的に福招き派の立場にある。
逆に、波動の世界を無視する人は、自らの逆念を通して効果をスポイルしてしまうだろう。
「類は友を呼ぶ」という諺もあるから、表彰物(招き猫)が客を呼ぶのも確かだと思う。
しかし「遠来の客」を呼ぶ力はやはり、「脳波」に関係し、お返しができない「貧者の喜び」が繁盛の秘訣というのも間違いないだろう。
「お溢れ」を与える人は、それが理解できているのかも知れない。
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