第4話 「後手の神」を思う
「碁の順序って変わらないね」
「先手と後手のこと?」
「そう」
「もちろんでしょ」
・・・
聖書の決まり事がある。
→ 「先手」と「後手」
これを見分ける必要がある。
現在の情勢は奇妙だ。
トランプ勢力による世界への粛清が、先に来ている。
聖書では、「前の神」に出会ったモーセが、背教者を粛清したのが「先の日」。
別の日、「後の神」がモーセの顔を輝かせた。
そのあたり、近況に重なるかどうかを考えよう。
.
■後の雁が先に出たか?
子どもたちの表現では、これ。
「後のカラスが先になる」
※ 油断すれば、後から来るものに追い越される。
ホレブの山の「後の神」は、追い越しをするだろうか?
その特徴は、殺戮をしない神。
太陽の光がまず心を温めるので、罪人が改心する場面が見て取れる。
今の情勢は、「前の神の粛清」を思わせる感触があり、改心の場面が観られない。
考察に過ぎないが、今は大罪人も小悪人も「まず処分」が先になっている。
庶民への救いの話は裏情報から聞こえて来るが、ひだまりの雰囲気が感じ取れない。
また、個人的な生活には、「鬼」の活動も強く感じる。
待望の夜明け時期には闇が消滅し、体感温度も上がるはずなのである。
庶民が日の目を観て、狂喜する姿が一般化。
鬼は逃げ、星も霞む。
→ 夜明けの風景
現状、「後の雁が先に来た」とはどうしても感じられない状況にある。
■最初に老人が目を覚ます
「早起き」といえば老人。
普段は動きが遅いが、眠りが浅く「朝」には敏感だ。
もし、世界が夜明けに突入しているのであれば、年配層の神経がそれが感じ取るはずである。
ところが今、篝火(カガリビ)の周囲に集まった人々だけが手のひらを温めている。
なぜ「情報開示」(光)が先に来ないのだろう?
■二度目の登山と旗色の関係
モーセの顔を輝かせたのは
→ 二度目の登山
その時の神は、
一言で「穏やか」。
イハウヘの朝には「最初」に情報開示があって、中東の「星の国」も霞むだろうし、「太陽の国」に注目が集まるはずである。
その現象が起きるまでは、鬼の炎で火傷(ヤケド)をしないよう注意が必要だ。
「飛んで火に入る夏の虫」
この諺(コトワザ)が教える深意はそれほど解明できていない。
しかし、虫のような我々が
「後手の神を思う心」を忘れないで行動すれば、災難は逃れるはずである。
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