第25話 そうゆう訳で・・

「え!!」驚くデイアル達


「そうなのよね…古代の黒の国では純血を大事にしてるのと魔力を増す為に

兄妹婚を繰り返したから

まあ、アジェンダ様の両親もお母様が正妃の子で 

父親は側室の子 兄と妹だもの…」

何気な解説をするアシャ


「そうなんですか」デイアル達


「うん、そう」アシャ


アジェンダがアリサ達の話に加わる

「そうなのか?私は全然、気がつかなかったが」アジェンダの一言


「もうアジェンダ様…そうゆう処は天然なんだから

アジェンダ様とアリサちゃん婚約祝いの時に皆さんの目の前

アリサちゃんにアーシュ様が深くキスをしたり


アジェンダ様とアリサちゃんの結婚式の時に

アジェンダ様の誓いの言葉の直前で・・」アシャ


「そう、アジェンダ様の目の前で

アリサちゃんにディープなキスをやらかしたのに」何気に何故か嬉しそうなアシャ


「ええ!!大胆な!というか あり得ない!」


「そうなのよん

で…アジェンダ様にとって

アーシュ様は三百年後の可愛い子孫だから激甘なのよね


まあ、私のアーシュ様(髪の短い方)も同じだけど

それに もう一人のアーシュ様も妹のアリサちゃんを溺愛してるし」


「はあ…」


「お兄ちゃん…私の裸を見るなんて

ひどいわ!!」


「だから!俺のアリサ

ちょっと待て!勝手に決めつけるな」


「落ちつきなさい

私のアリサ、アーシュ殿には何か訳があるのだろう」


「アリサ!誤解だ

古代の時代では王族貴族は妹は結婚対象だが 今は違うから!」

アシャルことアーシュ


「貴方達、今のうちに逃げたら?アリサちゃんが治まったら

そっちに二人の怒りの攻撃が来るわよん

下手したらお仲間も被害者になるかも…」アシャ


「え!!う!そうします」

「逃げるわよ!デイアル

こっちまで、とばっちりが来たら困るわ!!戦線離脱」


「あ…そうそう

多分、酔っ払い天使の店で 宴会になると思うわ

お泊まりになるかも…それからトレニアの滝や温泉の宿に

行きたいって言ってたわね」親切な黒猫のアシャ


「了解しました!ありがとーございます 暗黒の黒猫な麗しい美少女アシャ様!」

「少ないですが…これは宴会の足しにして下さい お詫びとお礼です!」デイアル


「まあ!!ありがとー

悪いわね♪今回はアラシャがお休みで良かったわね…ぐふ」アシャ


「ほら行くぞ」デイアル達の御一行


ショックで真っ白になった

アリトを皆で抱え 戦線離脱、すたこらと逃げ出すのであった。

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