第20話 タクスの夜の夢 初めて会った時のアリサの養父に兄に・・

「俺のアリサ 生きてるか~」

ノックもせずに 

電動車椅子の長い黒髪 長い耳の美少女?少年?が入ってきた


「あ!!!兄ちゃああああんん」


王女様は入ってきた少年?に飛びつき抱きしめる


「うんうん大変だったな 

ほら 俺が作った食事とお菓子に飲み物だ」

にっこりと微笑んで 王女の頭をナデナデしながら 差し出す

涙ぐみ うんうんと頷くアリサ王女


そしてこちらを見る じいいい~と

赤と金のオッドアイ

「・・・元日本人 清水拓哉か 

今は転生してタクス

ふんふん アリサのアシね よろしくな 

アリサの兄アシャルだ 多くの者はアーシュと呼ぶ」


「ほえ?」目を見開き彼を見る


「兄ちゃんは黒の黄金の力が強いのよ

心とか過去見とか得意なの」


「すまんが 俺にとって心とか過去は

自然に物を視るように見えるんだ 見られたくなければ

魔法防止のアミュレットでも買うんだな まあ 並みのものではきかない」



「僕のアリサ~~~生きてる うふふ」黒猫耳としっぽ 黒髪で青い瞳の美少年

アリサ王女と同じくらいか前後の年齢


 弟か他に兄でもいたのかな 双子?


「ちょっとおお タクス 清水拓哉 アリサの家来くん

新聞記事とかでいつも見てるはずだよね 僕の事がわからないのかい?」


「え?」そういえば・・どこだろう?


はあ~と深いため息をつく少年 「アラシャお父様 うふ」アリサ


「えええ?暗黒の黒猫さま にやんこ王国の王様」

200歳超えてたよね お爺さんと思ってた


「うんうん、そうそう・・まったく

 姿年齢は17歳で止まったの 僕も古代の魔法の民の血筋入り 子孫だから」


「暇なのかアラシャ 仕事はどうした?」アシャル

「少しは休ませてください 僕だって息抜きは必要なんですよ 僕のアーシュさま ごろごろ~♡」本当に喉を鳴らしながら懐いてい黒猫な王様のアラシャ


「そう はいはい ゴロゴロと懐くな うっとおしい 

耳を尻尾でくすぐるんじゃないアラシャ」


長い耳を尻尾でくすぐられて ピコピコと動かす長い耳 

揺れる片耳の小さな金の輪のピアスとかがちょっと可愛い

あ、八重歯


…ちょっとツンデレ?


王様は・・様つきで 兄さんの方は呼び捨て

料理上手なのか それに美少女ぽい でも当然ない胸



「・・一言だけ言う 俺の最初の前世で俺はアラシャのおしめを変えたり 

絵本を読んだりした

育て親の一人だ まあ、アラシャが小さい時に死んだが

胸は女でも両性体じゃないから 在る訳ないだろうが!」


あ、心の声 聞こえてた・・へへへ

しかし 育て親って・・・複雑な関係なのか どうゆう事情だろう


あ‥何も言わない

アリサ王女様に聞こうかな


恋愛ゲームで幼馴染の年上お姉さんとか学校の女教師とか

若い~継母が相手とか~~~あったな そんな感じな関係?



「差し入れ 何かな~僕もアーシュ様の手料理食べたい」

しっぽをパタパタさせながら 嬉しそうにアラシャ王さまは言う


いまいち 威厳が・・

あ、睨まれた 王様の目つき怖い ドキドキ


大きな持っていたバスケットを開けるアシャルさま


「おにぎりに鳥のから揚げ 卵焼き ほうれん草とベーコンのキッシュ

野菜のクリームスープ サンドイッチ 保温魔法付のチキンライス

それとは別にフランスパンを2つに割り

中にレタス 胡瓜 ゆで卵 生ハム、チキン入り 

サラダ2種類

お菓子は果実のタルト エクレア イチゴのケーキと紅茶のケーキ チョコケーキ

リンゴのタタンタルト 中華菓子 

飲み物は紅茶に日本茶 ウーロン茶 果実入りミルク オレンジジュース リンゴの炭酸水」


「うふ~~~」嬉しそうなアラシャ王「きゃは~~」同じくアリサ王女

「・・・・」ゴクリと喉を鳴らしてしまう 僕であ

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