第8話 ‥それは異世界転移 再びの異世界

タクスは茫然としていた。


白く輝く魔法陣が現れて

彼タクスの目の前でアリサや人魚娘のリリーシュが消えたのだった 

「アリサ先生!」「リリーシュさん!」



少し前の出来事・・。


漫画を描く作業を見学するリリーシュ

「素敵ね~~☆ああ、漫画の中に描かれているアシャルさんたら うふふ」

「アシャル兄ちゃんじゃなくて セアって名前のキャラなの」

「アリサちゃん、そうなのね うふふん」


その漫画を描く仕事をアリサは終えて

「お疲れ様タクス君」「お疲れ様です先生」

「じゃあ、私のお部屋でお菓子とお茶をしましょうね」「ええ、アリサちゃん」


アリサの部屋で楽しく会話しているアリサと人魚娘のリリーシュ

「リリーシュちゃんに初めて会ったのは 

空間に出来た黒い亀裂が私たちを飲み込んで異世界転移してしまったからなのよね」


「そうねアリサちゃん アリサちゃん達が私たちの異世界に来たから」


「異世界へも移動できる

天界の魔法の王様たちがいなかったらどうなっていたのかしら」


「魔法の王様の転生者 転生者のアシャル兄ちゃん 魔力を持つアシャル兄ちゃん

その時は 兄ちゃんも遠くの異界へ一人で飛ぶまでの力はなかったみたいだから」


「うんうん」

「また黒い亀裂が私を飲み込んで・・時々考えてしまうのリリーシュちゃん」


「大丈夫よアリサちゃん」紅茶を口にしながら微笑してリリーシュが言う

「天界の魔法の王たちにこの国の王様である黒猫アラシャちゃん達もいるから 

私たちの異世界に来たように必ず助けてくれるわ」


コンコン・・

「あ、タクス君?」「アリサ先生、明日の予定ですけど」


「あ!」「ええ!」「何これ 白い魔法陣が私たちの足元に!」


「きゃああ!」「いやああ!」アリサとリリーシュの姿が飲み込まれるように消えた


そうして‥タクスは茫然としていた。

白く輝く魔法陣が現れて、彼の目の前でアリサや人魚娘のリリーシュが

消えたのだったから



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