第4話
ミ☆
「わあ……わあ! コノ、これ、なに? この子、なに? こんな生き物、見たことない!」
驚いているのか興奮しているのか、ミッチはミマミマを見てたくさんの疑問符をコノにぶつけて来ました。所は裏山の、お墓を作った小さな洞穴。よかった。コノは安堵します。コノのお願い通りミマミマは、洞穴に敷いた毛布にくるまりコノが来るのを待っていてくれました。本当は、ちょっぴりだけ心配だったのです。ミマミマは、ミマミマじゃないんじゃないかって。でも、ミマミマはやっぱりミマミマでした。だって、こうしてお願いを聞いてくれたもの。
「あ、危ないよコノ! 毒とかあるかもしれないよ!」
ぴゅいぴゅい鳴いて跳び寄ってきたミマミマをてのひらに乗せると、ミッチがおかしなことを言いました。ミマミマに毒なんて、そんなものあるはずがありません。マツミの言う通り、ミッチは人より怖がりさんなのでしょう。ふふっとわらって、コノはミマミマをほほに近づけます。ミマミマの糸みたいな触手が、ほほにさわっと触れました。ふふ、うふふ、くすぐったい。
「ねえコノ、もしかしたらこの子、新種の動物かもしれないよ」
ミマミマが危なくないとわかったのか、おっかなびっくりミッチがミマミマに触ります。ミマミマはそれくらい慣れたもので、撫でられるに任せて目を細め、頭をくいっと上向けていました。
「コノ、ねえコノ、これはすごいことだよ。この子がもし、もしもほんとに新種の生き物だったりなんかしたら……だってそんなの、ぼくたち学者さんになっちゃうかもしれない!」
ミッチが飛び跳ねて喜びます。その喜びようは、おじさんから流れ星の話を聞いたのとおんなじくらいで、だからそれは本当に、心から喜んでいるに違いありません。ミッチが喜んでくれて、理由もよくわからないままにコノもうれしくなりました。二人でぴょんぴょん飛び跳ねます。てのひらのミマミマが何事だといった様子で、忙しなく首を回していました。
「いますぐおじさんに見せに行こう! おじさんならきっと、どうすればいいか教えてくれるよ!」
うん、そうしよう、そうしよう! コノは賛同します。タケナカのおじさんならきっと、生まれ変わったミマミマをどう育てればいいか教えてくれるはずです。ミッチにわからないことも教えてくれるはずです。そうすれば、今度こそコノはミマミマとずっとずっと一緒にいられるはずです。あんなに悲しい思いをしなくてすむはずです。ね、そうだよね、ミッチ。コノは上機嫌で、ミッチに湧き上がる気持ちを話しました。
「……コノ。もしかしてこの子、飼うつもりなの?」
けれどどうしたことでしょう。あんなに喜んでくれていたミッチだったのに、いまはなんだかむつかしい顔をしています。その顔を見ていると、コノも不安になってきました。コノはただただミマミマと一緒にいたいのだと、つたない言葉で一生懸命訴えます。でも、ミッチの表情は変わりませんでした。
「それは、むつかしいよ。だって、この子はこの子しか見つかってないんだから。貴重、っていうか……。たぶん外の大学とか、研究所とか、そういう所に連れてかれちゃうと思う」
じゃあ、コノもついていく。そう言いますが、ミッチは首を横に振ります。ああいうところはとってもデリケートだから、部外者が勝手に入ることなんてできない。たまに見せてくれるくらいはしれくれるかもしれないけど、一緒に暮らすなんて、そんなことできっこない。ミッチは苦しそうに、コノに告げます。
コノは、ミッチの言葉の全部を理解できたわけではありません。でも、聴き逃がせないことだけは、きちんとわかりました。おじさんに見せたら、ミマミマが連れて行かれちゃう。連れて行かれたら、もう会えなくなっちゃう。……そんなの、絶対にいやです。連れて行かれちゃうのなら、会えなくなっちゃうのなら、おじさんになんか見せない。誰にも見せたりなんかしない。ミマミマは、ぼくのミマミマなのだから。コノは強く、ミッチに言います。
「あのねコノ。確かにぼく、ミマミマは生まれ変わるって言ったよ。でも、この子はたぶん、コノのミマミマじゃ、ないと思う。だって、まだ……ミマミマは、その、土にもなってないと、思うし……」
ミマミマは、ミマミマだよ。コノはあくまで折れません。
「でも、この子が新種の生き物だとしたら、その発見を隠すなんて絶対にいけないことだし……」
ミッチがなんて言っても、コノはミマミマと離れない。コノの頑なな様子に、ミッチは困った顔をします。困った顔をして、うんうんと唸り始めて……うん、と、ちいさくうなづきました。
「……ねえコノ、これならどうかな」
ミッチの言葉に、コノはちょっぴり警戒しながら耳を貸します。胸に押し付けられているミマミマが、いささか苦しそうにぴゅいと鳴きました。
「ぼくたちでその子のことを調べちゃうんだ。ぼくたちがその子の――ミマミマの第一人者になるんだよ。そうすればきっと、君とミマミマを離れさせようとする人なんて一人もいなくなるよ。だって、第一人者なんだもん」
それは……ミマミマと一緒にいていいってこと?
「そうだよ、ぼくたちで育てようってこと!」
ぼくたちで育てる!
「おじさんもきっと認めてくれる!」
認めてくれる!
「ね、そうしよう? そうしよう?」
そうする! そうする! 先程までの警戒心はどこへやら、コノは再び有頂天です。それに、やっぱりミッチはすごい。頭が良くて、コノには考えもつかないことを思いついて、問題なんか立ちどころに解決してしまうのですから。ミマミマを抱きしめ、コノはぴょんぴょん跳ねました。ミッチも合わせて跳ね跳びます。二人でぴょんぴょん跳ね跳びます。ミマミマはやっぱり、何事だって首をぐるりと回しています。
でもその狂乱は、いつまでもは続きませんでした。
「そうはいかないわ!」
山の空気をばりりと裂いて、きんと高いその声が響きました。コノとミッチは、声のした方へと同時に振り向きました。そこには女の子が――山の景色には似つかわしくない、綺麗で高価そうなお洋服を身にまとった女の子が仁王立ちしていました。
「わあ、マツミだ!」
そこには同級生の女の子で、仕切り屋さんのマツミがいました。思わぬ人物の来訪に驚いたミッチは、思わず叫び声を上げてしまいます。マツミの整った眉と切れ長で大きなお目々のその端が、ぐぐいと余計に吊り上がります。
「なによ、わあって、なによ!」
「だ、だって……どうしてここにいるの?」
「ついてきたのよ! だってコノったらそわそわして、あんまり怪しいんだもの。悪巧みを疑って当然だわ!」
言って、マツミがびっと指差しました。
「そしたら、案の定じゃない!」
指を差したその先にはミッチとコノと、それにミマミマ。
「ぼ、ぼくたち、わるいことなんてなんにもしてないよ!」
「誤魔化したって無駄よ! あたし、全部聞いてたもん。あなたたち、二人でその生き物を育てるつもりなんでしょ?」
コノはミッチと顔を見合わせて、こくんとふたりでうなづきます。
「子どもだけで生き物を飼うなんて、そんなのいけないことよ! それも内緒でだなんて、絶対間違ってる!」
「で、でもマツミ――」
「聞かないわ! 言い訳なんてなーんにも聞かない、聞いてなんかあげません!」
それだけ言うとマツミはぱっとコノに近寄って、コノの手からミマミマをひったくってしまいました。そしてその場でくるりと向きを変え、たったと麓へ駆け出します。あっという間の出来事でした。わあと叫んでミッチも駆け出し、コノもその後を追いました。
「マツミ、どこへ行くの!」
「先生に言うの!」
追いかけながら問いかけるミッチに答えてマツミは、麓が近づくに連れ一層加速し山を降ります。クラスでも五本の指に入る俊足は、ひらひらぶわぶわとスカートが風の抵抗を受けているというのに、とてつもないスピードでした。どんけつから五番以内のミッチでは当然追いつくことなんんかできなくて、足をもつらせその場に転げてしまいます。けれど、ミッチは叫びました。「マツミを止めて! ミマミマをとられちゃう!」。コノの足の回転が、更に更に早まります。
走ります、走ります、ぐんぐんぐんぐん走ります。迫り来るコノを見て、マツミは目を丸くしていました。マツミが驚くのも無理はありません。コノはクラスで早くも遅くもない、普通くらいの順位にいたはずだったのですから。それがいまはマツミよりもずっと早く、まるで大人みたいな勢いで向かってきているのです。二人の差は、どんどんと縮まっていきました。マツミは一生懸命走ります。けれど、それでもコノを引き離せません。麓まで後少しというところで、そして、そして――マツミは、コノにつかまってしまいました。
「な、なによ……」
マツミは圧倒されていました。いつも大人しくにこにこわらって、何を考えているのかいまいち読めないクラスメイトのコノ。そのコノが、必死の形相でマツミをにらんでいたのですから。ふぅふぅ、うぅうぅ、獣のように、熱い息を吐き出していたのですから。
「あたし、間違ってないもん……間違ってないもん!」
ぎゅうぎゅうと握られた腕が、ちぎれちゃいそうなくらい痛かったのですから。
「……コノ、あんたわかってるの?」
こわいくらいな、ものでしたから。
「生き物を育てるのって、そんなに簡単なことじゃないのよ。失敗して、うまくいきませんでしたじゃすまないの。生命は取り返しがつかないんだから。それでもし……もしまたミマミマの時とおんなじようなことになったら――悲しい気持ちになっちゃうのは、あんたなんだから!」
それでもマツミは、叫びました。ミマミマが死んでしまって、コノがどれだけ悲しんでいたかを知っていましたから。コノみたいに要領のよくない子は、周りが面倒をみてあげなきゃいけない。正しく導いてあげなきゃいけない。あたしが、そうしなきゃいけない。そうするだけの責任が自分にはあるのだと、マツミは思っていましたから。
だけど。
手の中で、もぞもぞとこそばゆい感触がしました。鳥のようなその頭が、指の間からぴょこんと浮かび上がります。コノの目の色が、途端に変わりました。手の中の生き物も、もぞもぞと身をよじって逃げ出そうとします。コノを見上げ、コノのところへ帰ろうとしています。それはもう、火を見るよりも明らかな光景でした。手を広げます。ふわっと何か半透明な糸を出したその生き物は、それを棒高跳びの棒みたいに支えとして、コノのところへ――元の場所へともどっていきました。おかえり。コノの言葉に答えるように、生き物がぴゅいと鳴きました。マツミは、思います。
あたしは間違ってない。間違ってなんかない。
でも――。
「……ねえ」
ひいふうひいふう苦しそうに息をするミッチが来るのを待って、マツミは問いかけました。
「あんたたち、どこで育てるつもりなの?」
コノの家? たずねてみると、コノは強く首を横に振ります。それならミッチ? ミッチも、うちはちょっとと口を濁しました。じゃあ、他に当てはあるの? まさかあの洞穴で飼い続けるつもりじゃないでしょうね。問い詰めると、ふたりはうぅと、要領の得ない返事をしてきました。
「なによ、なんにも決まってないんじゃない!」
だってと、ミッチが言い訳します。だってもへちまもありません。生き物を飼うのに住む場所も用意していないなんて、無責任にも程があります。だから――マツミは、言いました。
「ついてきなさい」
ついさっきまで駆け下りていた裏山を、マツミはもう一度登り始めました。五歩、十歩。歩いて気づき、振り返ります。「早く!」。二人が慌てて追いかけてきます。そのまま三人は山を登り、コノたちがいたあの洞穴も越えて登り、見晴らしよく開けたその場所に出ました。そこには一軒の、荒々しい丸太をそのまま材料にして組み立てた、ログハウスが建っていました。
マツミは、躊躇うことなくそのログハウスへと入ります。
「マツミ、まずいよ、勝手に入っちゃ……」
「いいのよ。ここ、お父様のものだから」
おじゃましますと小声でいって、ミッチは家へと入ります。ログハウスの中は外観の印象そのままの茶一色で、家の中なのにまるで自然の中にいるようでした。
「ここ、建てたはいいけどぜんぜん使ってないの。お父様はお忙しくて島には中々来てくださらないし、お母様は足を悪くされてしまったし。だからここ、誰も来ないの」
「そうなんだ。なんだかもったいないね」
きょろきょろと周囲を見回しながら、ミッチは答えます。二階も、それに地下へ続く階段まであります。すごいや、なんだか秘密基地みたい。ミッチはこの場所を、一目で気に入ってしまいました。
「そう、もったいないのよ。……だから、あんたたちに貸してあげる」
「え!」
「勘違いしないでよね、あたしはまだ認めたわけじゃないんだから! あんたたちが間違ったことをしたら今度こそその子、大人に預けちゃうんだからね!」
威勢よくそう言ったマツミでしたが、けれど続くその言葉はだんだんと、尻すぼみに小さくなっていきます。
「預けちゃうから、だから、だから、そのう……」
コノとミッチは、続く言葉を待ちます。けれどマツミは押し黙ったままそっぽを向き、もごもご口を動かすばかりで何も言いません。どうしたものかとミッチがコノに視線を投げかけようとしたその時、ミマミマが一声ぴゅいと鳴きました。それを契機とするようにマツミは腰に手を当て背中を剃り、えへんと咳をし宣言しました。
「あんたたちが正しくその子を育ててあげられるかどうか、あたしが監督してあげる!」
「なに、コノ。ミマミマがどうしたの?」
マツミとの一連の騒動が終わったその後、これから何を準備するか三人で話し合っていたその時に、コノはミッチに助けを求めました。大事にてのひらに包んでいたミマミマが、なんだかぐったりしているように見えるのです。
「おねむなのかしら」
覗き込んで、マツミがいいます。そうなのかな。確かに色々あって、疲れて眠くなってもおかしくないかも。コノはそう思います。けれどミッチは納得しなかったのか、指先で探るようにミマミマを確かめると、コノに向かって問いかけました。
「……ねえコノ、きみ、ミマミマと会ってから何かご飯、あげた?」
聞かれてコノは、首を横に振ります。
「信じられない!」
マツミがきんきん怒り出します。マツミのその態度に、コノよりもむしろミッチが怯えながら、それでもミッチはミマミマを確かめる手を止めませんでした。ミマミマに触れながら、ミッチがつぶやきます。昆虫にも、無脊椎動物にも似た特徴があるけれど……でも、くちばしはやっぱり鳥に似てる。それなら――。
「ちょっと待っててね」
二人にそう言い、ミッチがログハウスから出ていきます。残されたコノはしばらくマツミからお説教されていましたが、次第にマツミも落ち着いたのか、てのひらのミマミマをなで始めました。
「それにしても、変なの。こんな生き物あたし、見たことないわ」
ミマミマをなでながら、マツミは言います。一見して鳥のようだけれど、なんだかぜんぜん違う生き物がごちゃごちゃに混ざっているようにも見える。それにあの、うにうに出たりもどったりする糸みたいな触手。さっきは夢中で気にしなかったけども、少し気持ち悪い気もする。本当に、何の生き物なのかしら。マツミは不思議に思います。
「……もしかして、宇宙人だったりして」
そして、ぱっと思い浮かんだ言葉を深く考えることなく口にしました。それからはっと、気づきます。コノが、マツミのことを見ていました。顔が、かあっと熱くなりました。
「バカね、本気にしないでよ! おばけも妖怪も宇宙人も、そんなのこの世にいっこないの。だってそんなの、間違ってるもの!」
ミマミマは。
「なによ?」
ミマミマは、ミマミマだよ。
「……そうね。たぶんそれで、正しいんだわ」
「おまたせ」
かたこと音を立てて、ミッチが家の中へともどってきました。おかえり。自然と口に出て、迎えます。それはマツミも同じだったらしく、彼女もおかえりと言いかけましたが、その声はたちまちのうちに大きな大きな、それは大きな悲鳴に変わってしまいました。
「な、な、なによそれ!」
「なにって、みみずだけど」
ミッチの片手には透明なびんが握られ、その狭い空間にはうねうねとまだ生きたままのみみずが数匹折り重なって閉じ込められていました。
「そんなもの持って入らないでよ!」
「でも、ミマミマにご飯をあげないと」
「ご、ごはん!? それが!?」
「おおげさだなあ。マツミだってお肉を食べるでしょ。それと同じだよ」
「ぜんっぜんっちがうー!」
そんなに気持ち悪いかなあ。そうつぶやきながらミッチはいつの間にか用意したピンセットで、びんの中のみみずをつまみあげようとして――その手を止め、コノの方へと向き直りました。
「コノがあげてみる?」
いいの? コノは問い返します。「もちろん」と、ミッチは返しました。だってミマミマを見つけたのはコノなんだからと言って。コノはミッチからびんとピンセットを受け取り、うねうね動くみみずの一匹をつまみあげました。そしてそのうねうねを、ミマミマの口元に近づけます。
「ほ、ほんとにこんなの食べるの?」
「鳥と同じなら雑食性だし、だいじょうぶだと思うけど……」
乗っかるようにしてミッチの背から覗き見ているマツミと、後ろからの重みにちょっと苦しそうにしているミッチの二人が、息を潜めて見守ります。ミマミマは目の前のみみずに興味を抱いているのか目をぱちくりとさせ、しきりに首を傾げながら凝視しています。ご飯だよ、ミマミマ。ミマミマのご飯だよ。コノがやさしく言い聞かせます。その声に反応したのかミマミマは、一度首をコノの見ている方へと上げて、そして――かっ! 素早い動きで目の前のみみずをついばみました。
「食べた、食べたよ!」
入れたりもどしたり、傍から見ているとずいぶんへたっぴに見える食べ方でしたが、それでもミマミマはたしかにみみずを食べていました。かっ、かっ、かっと頭を前後させ、くちばしを鳴らして少しずつ、少しずつ目の前の食事を口の奥へと飲み込んでいきます。
「食べてるものは気持ち悪いけど……ふふ、こうしているとなんだかかわいいわね」
マツミの言葉に、コノも同じ気持ちでした。目の前の食事に一生懸命なミマミマの姿はとてもかわいらしく、愛らしいものでした。いつまでも、いつまででも見ていられるくらいに、本当に愛しい、愛しい、姿をしていました。ミマミマは、生きていました。生きて、ここにいました。
一匹のみみずを食べ終わるまでの長い長い時間。三人はいつまでも、いつまでも、生きるミマミマの姿を見守っていました。
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