+THE Earth オープンワールドオンラインゲーム+
@ZIkkyu
Ver.0.01 アカウント作成
「…もうこんな時間か」
俺は起き上がってデスクトップPCを起動した。いつものようにSNSであるZを開く。トレンドを確認。これが休日の日課だ。
「ん?」
あるトレンドに目をやる。オープンワールドゲームというものだ。
「ゲームかあ」そう呟いた。なにせ俺は社会にこき使われる社畜で大学卒業以来この3年やっていなかったしやる気も起きなかった。
だが無性に気になってそれにカーソルを合わせた。そしたら一番初めにその企業のPRが出てきた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここはオンラインオープンワールドThe Earth。 都会で生活したり、大金持ちになったり 田舎で暮らしたり、恋愛をしたり、‘現実‘でできなかったことが あなた次第で可能。リアルの空間に飛び込めます!
———————————————————————————————————
なんだそれ。それが素直な感想だった。だがそんな単純なことに惹かれた。
そう自由に生きたい。社畜として過ごす中でそう思ったことが幾度となくあった
ゲームの中だけであってもそんな夢を叶えたい…そんな一心で俺はこのゲームをダウンロードした。
=初期設定=
デフォルトの年齢、サーバーを選べてそれ以外の要素は全てランダムらしい
つまり、顔や背丈は運ということか。イケメンになってみたいなあ。まあ俗に言うガチャってやつかな
俺は年齢を19歳にした。ちょっと若返りたいからだ。そしてサーバーは一応日本にした。まあ、あとで変えれるからそこはいいだろう。
あとはプレイヤー名。ハル。俺はあえて自分の名前をつけた。ゲームだがほかの名前だとなんかしっくりこない。ゲームでは現実を忘れたいがここは譲れない謎?のこだわりだ。さて一通り設定が終わった。『この設定でよろしいでしょうか?』俺ははいを押した。画面に『行こう!』というボタンが表示される。そのボタンを押す
一気に鼓動が高鳴る。
その瞬間、体がふわっと軽くなった。そして俺は電子の世界へと飛び込んでいった
To be continued→
+THE Earth オープンワールドオンラインゲーム+ @ZIkkyu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。+THE Earth オープンワールドオンラインゲーム+の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます