⑫ 書籍化の野望ーカクヨム編ー#1 書籍化作業を想像してみる
いつもご覧いただきありがとうございます。
こういう話を書いてるので、「こうすればバズる!!」みたいなHow toに目を通す機会増やしてるんですが、……正直あんまり良くないですね 笑
内容は素晴らしいですよ。
説得力すごいし。
むしろ、素晴らしいし、すごいから、良くないんです 笑
なんかこう、作品に対する自信というか自分の姿勢とかやり方に対するあれやこれやが溶けてなくなる。ああ……やり方間違えてるんだなぁ…みたいな 笑
いやいや、正解なんてないんです。
やりたいようにやればいい。
迷惑さえ掛けなければ。
『こうするんだ!』みたいなことは書いてないつもりなんですが、ここを読んだ皆さんがそうなってないことを切に祈ります。
さて、恒例の予告と内容が変わってるぞ、です。
文芸ってしようかと思ったんですけど、別に自分が文芸にこだわりがあるわけじゃないから、なんか違うなって思いまして、書籍化の野望に改題です。
たぶん、私は八丈島ぐらいにいます。
全国があることすら知ってるか怪しいレベル。
ほとんどやったことないんですけどね。
それはともかく。
『なろう』さんの方ですけど、書籍化されてる方の作品追いかけてると、たまに見かける。
「書籍化作業のためしばらく更新休みます」
作品によっては内容がかなり変わるものもあるようなので、大変なんだろうな、と思ってたんですが、こうやってつらつらと考えてるうちに、どうもこれはそんな単純な話じゃないんじゃないのか?と思うようになりました。
と、同時にこの考え方を逆算すると、書籍化に対して見えてくるものがありそうです。
『書籍化“が”見えてくる』じゃないからね 笑
当然、一度無料で公開してるものを有料にするわけなので、コピペで終わりってわけにはいかないんですが、何も加筆だけが課題じゃない。
それがつまり、③で書いたように、
投稿サイトは『短編の連作』。
書籍の場合は『長編』。
という違いです。
つまり、短編の連作を長編に作り替える必要がある。
これってどういうことかと言うと、
『諸島の共和国』を『大陸の絶対王政』に作り替えるってぐらいのことです 笑
島があって、そこの酋長がいて、その島でとりあえず生活は完結してる。
ただそれだけじゃ足りないから島同士が集まって共通のルールとか、物資のやり取りとかをしてる。
これを、大陸にお引越しする。
それぞれが独立するんじゃなくて、特産となる産業を持ち、お隣同士の相互作用で経済を活性化させ、全体で流通が起こるように作り替える。
別物です 笑
しかも、ベースがあるからある意味、一から作るよりしんどいと思います。
当然、やったことないけどね!!
何故こんなことが起こるかと言えば、投稿の場合は一話ごとに導入と山場とオチとヒキが付く。
これをそのまま長編につなぐと短い間に山あり谷ありでしかも途中で道が切れてる。
これを書籍にして一気読みしたら、……酔う。
内政チートものだったら、サスペンションの開発でぼろ儲けするところですね。
あるいは舗装資材を作る土魔法が炸裂しますね。
⑩の感想欄で、みかんねこさんがシンプルにまとめて書いてくださってるんですが 笑
でも、やっぱりサイトの場合はここの途切れってそこまで気にならない。
何故なら、次のページに行くために必要な手順が多いから。
そして、一話ごとに視覚的に切れてるから。
しかし、書籍になるとここの途切れがほとんどない。
漫画はまとめて単行本でっていう方ってこの途切れを嫌うからですよね。
話が進まないってのもあるんでしょうが 笑
でもよく考えると、単行本にした時でも、漫画の場合は一話ごとに幕間が入りますね、読者との交流とか、一コマ漫画とか。
そういえば、「幕間」。
これなんて読んでました? 私はずーーーっと「まくま」だと思ってて、変換されねえなあ?って思ってました 笑
「だ」はどこに行った、ですよね。
「だ」はどこに行った。ミステリーになりそうです。
漫画の場合は、修正ってそれこそ尋常じゃない手間が掛かるから、連載したものをそのまま載せても大丈夫なようにっていう工夫かもしれませんね。
物理的に、意識を千切る。
そうすることで、前話のヒキがそのまま残せる。
話を戻しますが。
どこに戻すのかよく分かりませんが 笑
書籍化に当たって、実は相当な労力が必要なんじゃないかって話ですね。
ほぼ作り替える。
『ドラマチック。ちょっと前と、そのすぐ後と』もびっくりな匠の技が必要ではないですかね?
新築より、リフォームの方が高くつきますので。
しかもこれを、更新を続けながら、ですよ。
全くやることが違う二つの作業を同時に進める。
こっちでショートショート作りながら、こっちでショートショートを長編に作り替える。
書籍化してる方って……化け物ですね。
考えただけで眩暈がしますね!
やったことないけど!!
しかも、想像ですけど 笑
で、ここからです。
ここから逆まわしに考えます。
つまり、『なんでこんな二度手間が必要なのか?』です。
ご覧いただきありがとうございます。
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