01-② 魔法のリスト

※物語の進度次第で追加されます。

最新:インフィの章のある魔法を追加しました。


目次

◆詠唱魔法

1.アイスフィールド

2.ファイアピラー

3.トルネード

4.アースクエイク

◆付与魔法

1.魔法的収納ストレージ

◆儀式魔法

1.転移テレポート魔法陣サークル



◆詠唱魔法

 詠唱を介して発動する、最も一般的な魔法。

 魔物への対抗手段の一つとして有名。

 その威力はピンキリだが、攻撃魔法とも呼ばれるため、殺傷能力に優れているものが多い。


 下級、中級、上級があり、それぞれにメリットがある。

 下級:小回りが利き、コストが低い

 中級:ほどほどの威力、コストとのバランスが良い

 上級:威力絶大、相手は死ぬ


1.アイスフィールド氷原

 前方広範囲を凍らせる上級魔法の一つ。

 ただし、凍らせるものが必要となる都合上、その対象を土としている。

 湖面上で使うことは想定されていなかったが、問題なく凍った。


 本来は複数体を対象とした魔法だが、例外的に地表を目標物として指定することが出来るため、敵を対象としなくても発動させることは出来る。

 その行動に意味が有るか無いかは別として。


2.ファイアピラー炎柱 ※炎柱ひばしら

 前方中範囲に立ちのぼる炎をび出す中級魔法の一つ。

 コスパがよく使いやすいため、アナンタお気に入りの魔法の一つ。

 こちらは指定した座標を中心に発動する。


 そのため、『置く』運用が出来る他、炎は数秒で消えるため、視界確保の心配の必要も無い。『敵に火をつけるだけ』なら極めて優秀な魔法。

 実際それだけでかなりの痛手ではあるため、覚えておいて損は無い。


3.トルネード竜巻

 前方中範囲に斬撃性能のある大気の刃を生み出し、螺旋状に切り刻む中級魔法の一つ。コスパは悪いが、他の中級魔法と比べても威力は段違い。

 殺傷能力が非常に高く、対象を切り刻む目的においては類を見ない。


 一方で岩や金属などの高硬度の対象には効果が薄く、足止め程度の効果しかない。ハマれば強いが、相性の悪い対象には通じない、魔法の相性を考えさせられる魔法でもある。


4.アースクエイク地砕 ※地砕じくだき

 前方広範囲の地表を揺らし、破砕する上級魔法。

 その都合上、非常に使い勝手が悪く、後始末が凄まじく大変であることから、市街地周辺で使うことは固く禁止されている。禁忌とまではいかない。


 かつて戦争では猛威を振るっていたとされるが、平和な世の中では使いどころがかなり少ない。ましてや、雑草を抜くのが面倒などという理由で使う者がいたとすれば、それは狂気の沙汰である。



※漢字の読みはオリジナルで表現上のものです。

 本来、炎は『ひ』とは読みませんのでご注意ください。



◆付与魔法

 道具に付与するタイプの魔法。

 この魔法が付与された道具は、魔石を利用して作られた魔道具とは異なり、付与された魔法に由来した特別な名前で呼ばれることが多い。


 低位、中位、高位とあり、それぞれにメリットがある。

 低位:とにかくコストが安い。役に立たないが練習にはなる。

 中位:コストがほどほどで売れる。一般的に流通するのはこれ。

 高位:とても売れる。ただ、作るのに時間と実力と資金が必要。


1.魔法的収納ストレージ

 □より□□□されし魔法の一つ。世界が□□になった後に□□□□ものであるため、これが兵站へいたんに利用された歴史は存在しない。

 また、高位魔法の一つでもあるため、これを付与できる魔法師は限られている。


 時間と資金、素材が許せば大容量にすることも可能だが、最低単位が1mx1mx1mであるため、これを小さな箱に付与して複数個持つ運用が一般的。それだけなら量産体制が整っている。

 よく、高位に至った魔法師が資金稼ぎに行うため、在庫は多い。



◆儀式魔法

 道具に付与するわけではなく、魔法陣サークルによって詠唱を省略し、いつでも特定の効果を発動させることが出来るようにするための魔法。

 ものによるが、コストが必要となる場合もある。少なくとも人族の間で開発されたものに関しては、ほぼノーコストで使用できる。


 この魔法陣の設置対象は多岐に渡り、更にはその効果やコストも触媒や素材によって異なるため、今もまだ研究が盛んである魔法の一つ。詠唱魔法の詠唱の研究よりよっぽど活発で発見も多い。


 一方で、非常にお金が掛かる研究でもあり、パトロンが得られないと続けられない金食い虫でもある。ただ、一度当たればがっぽがっぽ。もう、数個作るだけで一生遊んで暮らせるレベルで稼げる。ただし、顧客が解放してくれれば、の話だが……。


 それぞれに特別な名前が付けられている他、Aの儀式魔法は○○氏、Bの儀式魔法はxx氏、というように、大抵は特定の人物しか特定の儀式を行うことが出来ないため、設置して欲しい効果の魔法陣がある場合、その人物を探してお願いする必要がある。


1.転移テレポート魔法陣サークル

 インフィがオーンに請われて布に設置したもの。人族の間では遺物として扱われているもののため、価値は純度の高い水の魔石と同様、とんでもないものだが、インフィはこれをゴミ以下、オーンは便利だなぁ、程度にしか思っていない。


 インフィが普段使いしているタイプのため、出口、入口などの概念が無く、どこに出るか、は力加減というアバウトな代物。決してその効率コストは良くは無いが、インフィやオーンが使う分には何の問題も無い。


 なお、遺物として存在する転移の魔法陣TPサークルは場所の都合上、2,3箇所しか利用されていない上、その利便性とコストから一般開放はされていない。一般人には起動できない程度にはコストが重い。

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