第6話 禁断
滑らかな愛子の肌に
徹の唇が這う…
徹の舌が軌跡を描く
どこをどのように
愛したのか
タトゥーのように
愛子の躯体に染み付く
時より近づく美しい眼差し
キスの唾液は麻薬
女を知っている男の動きだった
鍛えあげた肉体
力強い腕に
抱きしめられて
この世の最高の悦びを知る…
気が遠退き
天国で雲の上を歩く
舌が臍の下をゆっくりと下がる
恥ずかしさでのけぞるが
それをさせまいとし、
さらに舌がゆっくりと左右
上下しながら下がっていく
花園の先端に軽く舌が
触れただけで
たまらなくなり
切なく 喘ぐ
躯体がのけぞる
さらに繊細に吸う
何回も天国に召された
徹さんの全てが愛おしい
舌が愛子に入ってきた
もう、無理だった…
徹さんと離れるなんて
無いことだった
声を押し殺すことが難しい程
愛された…
処女なのに
絶頂を味わった…
忘れられない
禁断の果実の味…
天国に召されて
快感過ぎて
息が苦しのに
徹が入ってきて
あゝ
声が…
察した唇が覆い被さり
声を塞ぐ
もう無理だった
完全に天国に召された
産声を上げてからの
これまでは終わり
新しく生まれ変わったのだ
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