第4話 渡りガラスへの応援コメント
少し昏い世界観、そんな中でポッと灯りがともるようなキャラクター同士の会話。清原さんならではの文章でつづられるなんとも不思議なお話。全てが相互にマッチしていて心地よさを与えてくれる物語ですね。
短文を重ねて読ませる文章が好きなので、スーッと読めました!続きもお待ちしております。
作者からの返信
ありがとうございます。
会話文って難しいですよね。物語を進めたり説明をするという機能的な側面も大切なのですが、個人的にはキャラクターの現前性を担保してくれる要素として扱うことが多いのでそのように評して頂けると嬉しいです。
できることなら流麗な長文で優雅に書きたいとも思うのですが、そう言って頂けるとこのままでもいい気がしてしまいますね。ありがとうございます。
第6話 嘔吐への応援コメント
第1話~第6話の感想。
希死念慮を抱く少女が、永劫の時を生きる吸血鬼と出会う。互いの倫理観も違えば生命観も違う二人組。そんなバディが、少女の姉が殺されたという殺人事件をめぐって捜査を始める。
少なくとも序盤は、そのようなゴシックホラーミステリーとして始まる、であるかのように見える。
読者として気になるのは二点。まず、この世界における吸血鬼はどのような存在なのかということ。第5話で出てきた「教授」は、吸血鬼にも敵勢力が存在することを仄めかしている。
次に、殺人事件の謎である。犯人が同じ吸血鬼だとするならば、本件は内輪モメということになるのだが――そのあたりの展開が気になるところ。
作者からの返信
ありがとうございます! 嬉しいです!
どんなバディだと面白いか考えた時に、命を軽視するリストカッターと戦争体験のある吸血鬼という組み合わせを思いついたのが発端でした。それをうまく膨らませればいいのですが笑
「始まる、であるかのように見える」と言って頂きましたがそうなんです。ちょっとミステリー風にしてみました。いわゆるミステリーよりもゆるふわなのでライトに楽しんで頂ければと思います!
吸血鬼がどういう存在か、敵対者は誰なのか、そろそろ明かされるのでお楽しみ頂ければと思います!