5. あの日の僕ら 76~80


-76 気遣いの甘味と小皿-


 香奈子の目的は改めて友人から従姉妹になった好美を含めた親戚一同に挨拶をする事、そして佳代子から密かに聞いていた「美恵」という人物に会う事だった。腹違いの姉だと分かった文香が美恵と先輩後輩の関係で本当に助かっていた。

美恵は自分の姉である佳代子は昔、地域一のおてんば娘で病気知らずな人だったと語っていたのだが、香奈子から佳代子が白血病で入院していると聞くと好美と一緒に開いた口が塞がらないでいた。


美恵「本当にあの佳代子姉ちゃんがこっちで入院してるってのかい?」

香奈子「はい、担当医師の方によると半年もつかどうかとの事でして・・・。」

好美「昔徳島で会った時は毎日の様にそこら辺を走り回っていたのに?」

香奈子「昔の事は全然知らないけど、父さんがすっかり瘦せ細っちゃったって言ってた。」

美恵「今度お見舞いに行って良いか・・・、いや、良いわ。」


 美恵が佳代子のお見舞いに対して少し抵抗をしていたので香奈子は母から聞いた過去の事を思い出した、香奈子の傍らでは文香がお手洗いへと向かっていた。


佳代子「母さんには今こっちの方で刑事をしている美恵っていう妹がいるんだけど、両親に結婚を反対されて家を出る直前にあの子のプリンを食べちゃってね。それで喧嘩したままでいるのよ、今となってはちょっと悪い事をしちゃったなって反省しているんだよね。」


 そして香奈子はこの昔話を聞いた時に母からお使いを頼まれていた事を思い出した、そのお使いとは病院の近くにあるケーキ屋で一番の人気商品になっているプリンを買って渡すという物だった。


香奈子「美麗(メイリー)、ここで開けて良い?」

美麗「ちょっと待ってね、ママに聞いて来るから。」


 美麗は許可を取る為に調理場にいる王麗の元へと向かった。


美麗(中国語)「ママ、香奈子がここでケーキ食べたいんだって。」

王麗(中国語)「じゃあそこの小皿持って行ってあげな、というかあんたわざわざ中国語にしなくても良いんじゃないのかい?」

美麗(中国語)「いや、たまに話していないと忘れちゃうからさ。」

王麗(中国語)「そこまで身についてたら嫌でも忘れないよ、それより早く持って行ってあげな。」


 美麗は急いで香奈子と待つ席へと小皿を持って行った。


美麗「良いってさ、良かったらこの小皿使ってね。」

美恵「香奈子ちゃんのお友達かい、小皿持って来るなんて気が利く良い子じゃないか。」

美麗「ごめんなさい、小皿の事を言い出したのママなんです・・・。」

美恵「あら、そうだったのかい。後でお礼言わないとね。中国語分かんないけど。」

美麗「日本語で大丈夫です、ご心配なく。」


 香奈子は持参した小箱からプリンを、そしてバッグから佳代子から預かった手紙を取り出して手渡した。香奈子から渡された手紙を読んだ美恵は笑いながら嬉し涙を流した。


美恵「もう、何よ今更。」


 手紙には一言だけ、「あの時はごめんね」と書かれていた。姉が素直な気持ちで書いた実直な手紙に感涙しながら香奈子から渡されたプリンを食べていた。


文香「ただいまー、あれ?これってあの店のプリンじゃない?」

美恵「この子の母親である私の姉からの贈り物でね、特別にここで食べさせてもらっているの。」

文香「ふーん・・・、美恵さんが香奈子と言うか私達の母親の妹という事は・・・、美恵叔母さん?」


 文香の「叔母さん」という言葉を聞いた美恵はプリンを食べる手を止めて指をボキボキと鳴らし始めた。


美恵「文香・・・、署で覚えときな・・・。」


 美恵からただならない雰囲気を感じ取った文香がまだ少し残っていたランチ限定の特製親子丼を急いで搔きこんでいると、調理場から大きなお玉を手に王麗がやって来た。


王麗(日本語)「お客さん達刑事さんなんだってね、ここは色んな人が来る店だ。プリンは許したけど喧嘩はご法度だよ、やるなら外でやっとくんな!!」

美恵・文香「す・・・、すみません・・・!!」


-77 難事を解決する友情-


松龍で美恵と文香が王麗の中国人らしくない位、もはや日本人だろうと思えてしまう位ペラペラな日本語に驚愕したランチタイムの後、香奈子は隆彦の車で自宅へと戻った。荷物を置く為に中に入った隆彦は驚いた、とてもじゃないが女子大生が住んでいるとは思えない位物の無い質素な部屋、どうやら山板家から殆ど物を持ち出せなかったらしい。お世辞にも綺麗だとは言えない家具類は中古の物をこっちに引っ越してから可能な限り買い集めたのだろう。


隆彦「私の所為で、苦労させて本当にすまない。」

香奈子「良いの、気にしないで。過去は振り返らないって決めているから。」

隆彦「出来るだけ近い内に、香奈子にはウチに引っ越して貰える様に手配しようと考えているから安心してくれ。文香を含めて皆で楽しく呑もうじゃないか。」

香奈子「嬉しい、でも私そんなにお金無いよ。」


 隆彦は熟考した、この部屋にある家具類を運べる大きさのトラックを用意すればいいだけだと思っていたのだが、それ以上に必要そうなのは人手みたいだ。

 しかし、隆彦や信三の友人が経営している引越し専門の会社のトラックと従業員は香奈子の引越し当日として考えている次の日曜日に予約がいっぱいで出払っている様な状態だった。

これは隆彦が黄色く分厚い電話帳で会社の所在地を調べて直接お願いに出向いた時の事だ、社長は本人拘りの緑茶を飲みながらこう話していた。


社長「すまんな、隆彦。その日はうちを贔屓にしてくれている大手ゼネコン会社の御曹司の引っ越しでな、何せ家が途轍もなく大きいからトラックや人手が全く足らない状態でまさに猫の手も借りたい位なんだ。それでお前含めて他からの予約は、申し訳ないけど受け付けない事にしているんだよ。ちょっと失礼・・・、あちっ・・・!!」


 お茶に拘りがある割には幼少の頃からずっと猫舌だという社長。


隆彦「お前も変わらないな、それなら冷たい水出しで飲めよ。」

社長「いや、俺は80℃位の熱いお茶が一番好きなんだよ。」

隆彦「それにしても小型のトラック1台と数人だけでも駄目か?近所で1人暮らししてる香奈子の家具を運びたいんだよ。」

社長「香奈子ちゃんか・・・、赤ん坊の時に病院で1度会って以来だな。もう大学生だっけか?俺達も歳を取る訳だな。」

隆彦「自慢じゃないが久々に会った時自分の目を疑う位綺麗に育っていたよ、あまり言いたくないが信三のお陰だと思うな。あれ、茶柱立ってるわ。」

社長「羨ましいな、お前良い事あるんじゃないか?ただすまない、うちはちょっと・・・、これで。」


 両手の人差し指で「×」を作りつつ何故か世間話で茶を濁そうとする社長、これは遠回しに「本当に申し訳ないが不可能」だと言う意味を表しているのだろうか。


隆彦「仕方ないな、他を当たってみるよ。」

社長「悪い、今度呑みにでも行こうや、お前の奢りで。」

隆彦「何でだ、お前の方が儲かっているだろうが。」


 昔の様にはしゃぎながら友人の会社を後にした隆彦、昔から変わらず元気な社長の姿を思い出しながら香奈子に提案した。


隆彦「そうだ香奈子、大学の友達や彼氏の裕孝君に手伝って貰うのはどうだ?浮いた引っ越し業者代でバイト代出すから。」

香奈子「ちょっと聞いてみるね。」


 香奈子はポケットから携帯を取り出してグループチャットに裕孝や友人達を招待し、一斉にメッセージを送った。


香奈子(メッセージ)「今度の日曜日、お父さんの所に引っ越す事になったんだけど誰か手伝ってくれる人いるかな、バイト代出すってお父さんが言ってるんだけど。」


 メッセージを送ってから数秒も経たない内に裕孝、美麗、正、桃、好美、そして守、と言うよりメッセージを送った全員から「OK」の返事が来た。


香奈子「お父さん、6人にメッセージを送ったんだけど、全員OKだって。」

隆彦「そんなにか、バイト代足りるかな・・・。」


 隆彦は財布と相談しながら仕事の割り振りを考えていると、香奈子の携帯に着信が来た。画面を見ると「鹿野瀬 桃」と書かれていた。香奈子は電話に出て話を聞いてみた。


香奈子「お父さん・・・、バイトもう1人増えるって・・・。」


-78 2人の英雄-


香奈子が言うには、どうやら桃の幼馴染である「やっさん」こと桐生安正が自分も加わりたいと名乗り出て来たらしい。ただそれを聞いて隆彦は安堵していた。


隆彦「助かるよ、やっぱり力仕事になるからどうしても男手が欲しかったんだ。」


 人手は何とかなりそうだがやはり問題はトラックだった、しかし香奈子からすれば想定の範囲内であった。


香奈子「大丈夫、私に任せてよ。」


 娘はそう言うと改めてグループチャットにメッセージを残した。


香奈子(メッセージ)「ごめん、トラックが必要なんだけど誰か手配出来ないかな・・・。」


 数日後、遂に引っ越し当日を迎えた。集合時間が近づいて来たので金目当ての学生達が香奈子のアパートに段々と集まって来た。


隆彦「皆今日はありがとう、でも香奈子、あと2人来るんじゃないのか?それに任せておいたトラックも来てないぞ。」


 すると遠くから聞き覚えのある女の子の声がした。


女の子①「お待たせー。」


 アパートの前に停車したトラックの運転席から降りてきたのはまさかの桃だった。


好美「あんた、よくトラックなんて手配出来たね。」

桃「言ってなかったっけ?うちレンタカー屋だから。」


 数年前から桃の叔母である芳江が副業として始めたレンタカー屋で借りて来たらしい。


好美「本当だ、よく見たら「わ」ナンバーだわ。」

桃「いや、苦労したよ。丁度良いのがなかなか見つからなくてさ。」

好美「立派なもんよ、十分じゃない?」


 そんな会話を交わしていると遠くから別の女の子の声が聞こえて来た。


女の子②「ごめん、待った?」


 目を凝らしてよく見てみると美麗が運転席から手を振っていた。


美麗「ママが渋ってなかなか貸してくれなくてね。」

好美「それ女将さんの車なの?」

美麗「流石にパパの保冷車で来れないじゃん、2人の68に乗る訳にも行かないし。」


 愛知県に本社を置くあの有名な大企業が1980年代に発売した車を結婚する際に一緒に買って今でも大切に乗っているらしい(これで権利的な物は大丈夫だよな・・・)、ただその車に関して好美はやらかしてしまっていた。


好美「ああ、端っこに止めてあるあれね。違法駐車と思って何度か貼り紙しちゃったのよね、というかあんたん家車何台あんのよ。」


 ただ問題はそこでは無いと好美が気付いた。


好美「というか免許とか大丈夫な訳?」


 すると運転して来た2人は自信ありげに踏ん反りがえった、何処からか「ババーン」という音が聞こえる気がしたのは気のせいだろうか。


2人「何とかなるっしょ!!」

好美「ならんわ!!何処から来るのよ、その自信。」


 すると桃と美麗が財布から免許証を取り出した、「中型」の文字が記載されている。


桃「冗談よ、冗談。」


 本人達曰く、好美がバイトやレポートに明け暮れている間に2人でこっそり中型の免許を取っていたらしい。その割には桃の成績は学科トップクラスだった。

 隆彦は2人の英雄達のバイト代を気持ち程度に値上げする事にした。


-79 赤信号が発進させた恋心-


 隆彦は男子学生達を力仕事に、そして女子学生を家財道具の梱包作業に割り振る事にした。ただ、中型免許を持つ桃と美麗の2人には運転も任さなければならないので可能な範囲で荷物の積み下ろし作業に参加する様にと指示していた。


隆彦「2人はアパートに残って2人は引越し先のコンビニで待機してくれ、桃ちゃんと美麗ちゃんが運転するトラックが交互に行き交う形を取ろう。」


 普段からコンビニを経営しているだけあって、隆彦の指示は的確だった。

 前日から予め香奈子と好美が梱包していた荷物から美麗が運転するトラックに積んでいった。

 男子4人でジャンケンをして負けたので最初の移動で正と安正がコンビニに移動する事になった、コンビニに来た荷物を2人で降ろして運び込むので正直大変かもしれないなと予想されたが、隆彦が出たある電話でその不安も解消された。


隆彦「すまんな、助かるよ。やっぱり人手は多い方が良いからな。今夜何か奢らせてくれ。」


 美麗の運転で最初の荷物と男子2人がコンビニまで運ばれた、前日から梱包していた多めの荷物が降ろされる予定の駐車場に女性刑事2人が立っていた。


美麗「手伝ってくれるのは助かるけど、ちゃんと確認してもらった方がいいよね。」

安正「免許は取ったんだろ、だったら大丈夫だよ。」


 どんな時でも美麗の不安をすぐに解決してくれる安正、美麗は安正にどれだけ感謝してもしきれない気持ちでいた。


正「免許証出して見せたら大丈夫じゃないの?論より証拠って言うじゃん。」

美麗「そうだね、そうする。」


 コンビニに到着した瞬間、荷下ろしに来た文香と美恵に美麗が免許証を出した。氏名の欄に「松戸メイリー」と書かれている。


美麗「何となく名前の記載がおかしいんですけど、運転しても大丈夫ですよね。」

文香「大丈夫、気にし過ぎよ。名前は後で修正出来るか聞いてみるわ、それにしても女の子がこんなトラックを運転するなんて格好いいじゃん。」

美恵「好美にも運転取らせないとね。」

正「いや・・・、好美ちゃんは色々と忙しい子だから難しいんじゃないですかね。」

美恵「そうね、あの子は何かと一生懸命だからね、良い事なんだけど私としては正直無理して欲しくないな・・・。」


 そんな会話を交わしながら5人は少し多めの荷物をトラックから降ろしてコンビニの2階、居住スペースの端にある空き部屋に運び込んでいった。


安正「こんな広い部屋に住むのか、すぐ買い物も出来るから羨ましいな。」

正「自分の家がコンビニなんて俺だったら想像も出来ないよ。」


 そんな中、文香の携帯に着信があった。相手は現場を取り仕切る隆彦だ。


隆彦(電話)「すまん、次に乗せる荷物なんだがちょっと重い物が多そうだから男の子を1人こっちによこしてくれないか?」

文香「分かった、今荷物を降ろし終わったから2人で帰る様に言うね。」


 文香は丁度近くにいた安正に声を掛けて美麗と一緒にアパートに戻る様に指示を出し、荷台が空になったトラックに2人が乗り込んで出発した。

 狭いトラックの空間で美麗と安正は少しだけだが2人きりの時間を楽しんでいた。


美麗「今日はありがとうね。」

安正「良いよ、金欲しかったし。」

美麗「やっぱり?やっさんならそう言うと思ってた。」


 よく会う様になった2人を乗せたトラックは赤信号で停車した。


美麗「ねぇ、お金以外に欲しい物無いの?」


 ハンドルから手を離した美麗は何処か暗い顔をしていたので安正は抵抗しながら答えた。


安正「そりゃあ彼女とかいたらな・・・、なんて思うけど。」

美麗「じゃあ、私をあげる!!」


 美麗は運転席から体を延ばして安正にキスをした。


-80 唐突な再会と告白-


 実は密かに両想いだった2人が狭いトラックの空間で楽しんでいた2人きりの時間を後ろで信号待ちをしていた車の男性ドライバーの声が消し去ってしまった、相手の車の助手席には綺麗な女性が座っていた。


男性「おい、早く行けよ!!お前免許持ってんのか、青信号になってんだろうが!!このクズ野郎が!!」

美麗「くっそぉ・・・、やっさん、助手席の女の人を頼んでも良い??」


 男性の声で我に戻りイラッとした美麗が運転席から降りて後ろの車の運転席のドアを勢いよく開けた。


美麗「何よ、ハザードを点滅させてたんだから良いじゃないのよ。」

男性「何だ、女かよ。テメェ文句あんのかコラ?!」

美麗「女だからって舐めないでよね!!」


 確かに非は美麗の方にあるが流石に「クズ野郎」は言い過ぎでは無いだろうか、しかしそんな不安など一瞬にして消え去ってしまった。

 イラついた相手の男性が殴りかかってきたので美麗はそれを交わして背負い投げした。


男性「くそっ・・・、どうなってやがる!!」

美麗「高校で柔道を中心に格闘技を習ってたのよ、役に立って良かったわ!!」


 しかし男性は懲りていないのか、苦し紛れに立ち上がった。安正は美麗を敵に回したり怒らせたらマズいと確信した。


男性「そうと分かれば加減は必要ねぇ、やってやるぜ!!」


 すると、美麗に掴み掛ろうとした男性を安正が制止した。


安正「俺の女に手ぇ出すな・・・!!」


 安正が自分を救い出してくれた事もそうだが、「俺の女」と言ってくれた事が何よりも嬉しかった美麗はもう一度相手の男性を背負い投げして抑えつけた。

 その間に相手の車の助手席に座っていた女性を安正が優しく車外へと誘い、美麗たちから少し離れた所に誘導した。


美麗「どう、これでもまだ私・・・、いや私達に抵抗する?」

男性「ま・・・、参った!!だから放してくれ!!」

美麗「私達に非がある事は分かっているけど、流石にやり過ぎだと思わなかったの?」


 美麗は抑えつける手を強めた。


男性「すみません、本当にすみませんでした!!」


 ただ、美麗は男性の顔に見覚えがあった。


美麗「あんた、最近指名手配されてる結婚詐欺師でしょ。手配書の顔と一緒よ、次はあの人を騙そうとした訳?!」

男性「待て、何の話か分からないんだが!!」

美麗「これを見てもまだ白を切るつもり?!」


 美麗は以前に文香や美恵に松龍の店舗用に渡されていた指名手配所を差し出した、正直に言うと単に店の壁に貼る事を忘れていたのだが。


男性「畜生・・・!!」


 しかし悔しがっているのは指名手配犯だけでは無かった、先程まで助手席に座っていた女性だ。


女性「私、騙されていたの?」

美麗「そうよ、お金なんて渡してないよね、福来子(ふきこ)。」

福来子「美麗(メイリー)・・・。」


 2人が救い出した女性は高校時代に美麗と柔道を習い、安正と同様に柔道部に所属する久留米福来子(くるめふきこ)であった、福来子は涙を浮かべながら安正に抱き着いた。


福来子「安正君、本当にごめんなさい。私も柔道部の人間なのに助けられてばかりだね。」

安正「良いさ、仲間を守るのは当然の事じゃないか。」

福来子「嬉しい・・・、大好きな安正君に仲間って言って貰えて・・・。」

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