5. あの日の僕ら ㉖~㉚
-㉖ 執念-
好美のまさかの一面を目撃してしまった球技大会の夜、大学周辺の居酒屋は打ち上げと称して呑んでいる学生達で一杯となっていた。中華居酒屋である松龍も例外ではなく、その影響で曜日的には休みだった好美は龍太郎に呼び出され臨時で出勤していた。
王麗「うちの変態店主がすまないね、今日は8時までで大丈夫だからね。終わったら店のビール呑んで良いからね、そうだ・・・、瓶ビール今からキープしておいても良いよ。」
好美「良いんですか、では早速。」
王麗の言葉を聞いた好美は早速守にメッセージを送った、守からの返信はすぐにやって来た。
守(メッセージ)「じゃあいつものメンバーで呑もう、8時前に3人で行くよ。」
そのメッセージを見た好美は関係者以外立ち入り禁止の調理場内にある瓶ビールの入った冷蔵庫を開け1本取り、ラベルに油性マジックで大きく「好美」と書いて分かりやすい場所に置くと意気揚々と仕事を始めた。
好美の仕事が終わる8時前、新たに瓶ビールの注文が入ったので冷蔵庫の方へと向かうと「学生たちのもう1人の母」と呼ばれ学生たちに愛される王麗の怒号が響いた。
王麗「成樹!!あんたここで何してんだい、あんたは出禁にしたはずだよ。」
成樹「うっせえ、ババァ!!」
成樹というその男子学生は普段から素行が悪く、何度も警察のお世話になっていた為大学関係者も頭を悩ませていた。
成樹は冷蔵庫を自分勝手に開け、中の瓶ビールをラッパ呑みしていた。
王麗「あのね、ここは関係者以外立ち入り禁止だよ!!ルールを何も守らない奴に売るビールなんてこの店には1本も置いていないね、そこの壁に「ラッパ呑み禁止」とも書いてあるだろう!!」
学生の悪酔いによる吞み過ぎの防止とまた食品衛生の観点から松龍では瓶ビールのラッパ呑みが禁止されていた、店の壁という壁にこの内容が書かれた紙が貼られている。
ただそれだけだったら警察に通報する事で終わるはずなのだが、新たな問題が発覚した。
成樹が無断で呑んでいた瓶ビールにはあの大きな「好美」の文字が、それを見た好美が震えだした。
丁度松龍で呑んでいた陸上部と柔道部の男子学生達が携帯電話を片手にし、その様子を証拠としてカメラで撮影して警察に通報した。成樹は出入口にいた好美を押しのけた。
陸上部「おい、まずくないか?」
丁度3人で好美を迎えに来ていた守が好美の肩を抱き、受け止めた。
守「てめぇ・・・。」
守は拳を握り始めた、その行動を見た王麗が守の手を取り引き止めた。
王麗「待ちな、自分が今何しようとしているか分かるかい?暴力では何にも解決しないよ。」
王麗の言葉を聞いた守は握っていた拳をゆっくりと開いて降ろした。
成樹「ふん・・・、ビビリかよ。クソが!!」
そう吐き捨てると守の頬を強く殴った。
成樹「バーカ!!」
陸上部・柔道部「待ちやがれ!!」
また吐き捨てた成樹がその場から逃げ出したので先程の陸上部と柔道部の学生たちが追いかけた、で成樹は捕まり柔道部の学生に動きを封じられながら駆けつけた警官に逮捕された。守の中学校時代の同級生だったその学生達は、偶然好美と同じ学科に通っていた。
守「貢(みつぎ)、金上(かなうえ)、すまん。」
貢「俺達は大丈夫だ、それよりも倉下は?」
守「震えてるよ、よっぽど怖かったんだろう。」
金上「目の前で彼氏が殴られて罵倒されたんだ、落ち着くまで待ってやれ。」
好美「つ・・・。」
桃「待って、何か言ってる・・・。」
好美「あいつ・・・、私のビール呑みやがったーーー!!」
守・貢・金上「そっち?!」
-㉗ 男だから分かる事-
先程の出来事により一躍ヒーローとなった貢と金上を含めた5人は好美達にとってお馴染みとなっている「いつもの座敷」で呑んでいた。
金上「いや、それにしてもあんな場面に出くわすとは思いもしなかったな。」
貢「お前、走り出した時に震えてたもんな。」
金上「お前も人の事言えないじゃんか、足がガタガタ言ってたぞ。」
そんな2人を眺めながら桃が微笑んだ。
桃「でも、2人共かっこよかったじゃん。」
好美「本当助かった、ありがとう。」
貢「でもよ、倉下も鹿野瀬も彼氏いるんだもんな、俺らも彼女欲しいよな。」
桃は大きくため息を吐く2人の英雄達を宥める様に空いたグラスにビールを注いだ。
桃「あ、私の事は桃で良いよ。」
好美「私も好美で。」
そんな中、少し離れた所で守が王麗の応急処置を受けていた。塗り薬と湿布で痛みを和らげようとしていた。
王麗「あんた立派だったよ、ちゃんと好美ちゃんを守ったじゃないか。いい男に見えた。」
ただ守は王麗のこの言葉を聞いて複雑な心境でいた。その気持ちを汲み取ったのか、少し手の空いた龍太郎が守を手招きして調理場の奥にある小さな裏庭に案内し、出てすぐのベンチに座る様に促した。少し離れた草むらで数匹の蛍の光が瞬く中、龍太郎は蓋の開いた瓶ビールを渡した。
守「どうも。あ、グラス・・・。」
龍太郎「ここは店の外だ、そんな事気にすんな。」
守「頂きます・・・。」
守が受け取ったビールを煽ると、龍太郎は煙草に火をつけて燻らせ始めた。座敷で楽しそうに呑む5人と違って俯く守の表情は決して明るい物では無かった、龍太郎は煙草の煙を深く吸い込み一気に吐き出した。
龍太郎「守、1つ聞かせてくれるか?」
守「うん・・・。」
俯きながら守は小さく頷いた。
龍太郎「お前、本当は悔しかったんじゃないのか?成樹を殴る事で好美ちゃんを守ろうとしたけど出来なかったから悔しかったんじゃないのか?」
守「くっ・・・。」
声を必死に殺す守に龍太郎は続けた。
龍太郎「でもな、俺はお前の事を誇りに思っているんだ。どうしてか分かるか?」
守「いや・・・。」
守は俯いたまま首を小さく横に振った。
龍太郎「あのな、お前からすればうちの母ちゃんが止めたからだとは思うが「殴らなかった」からだ。行動するには勇気がいるが、やめるにはもっと勇気がいる。ただお前があの時成樹を殴っていたら今頃警察の世話になっているのは守、お前だ。その様子を見た好美ちゃんがあの様な屈託のない笑顔を見せ続けてくれると思うか?お前は殴る事で大切な物を守ろうとしたつもりだったと思うが、自分から大切な物を失おうとしたんだぞ。」
龍太郎の言葉に目を大きく開いた守、恋人としての「大切な宝物」を失いかけていた。
恋人である守にしかできない、大切な役割・・・。その時、座敷から好美の明るい声が。
好美「守、何でそんな所でしょぼくれた顔してんの?こっちで呑もうよ。」
龍太郎「ほら、男だったら1度でも愛した女を待たせんじゃねぇ・・・。」
「決まった」と言わんばかりの表情をした龍太郎に出入口から王麗が突っ込んだ。
王麗「父ちゃん、店主だったらお客さん待たせて煙草吸ってんじゃないよ。餃子と春巻き2人前ずつ追加だよ、早くしな。」
龍太郎「母ちゃん・・・。」
-㉘ 孤独だった幼馴染-
好美に手を引かれながら合流した守を含めた6人は改めて乾杯した、先程まで互いを貶し合っていた2人の英雄が今度は互いを褒め称え合っていた。
貢「やっぱり金上が上から抑え込んでくれたから逮捕できたんだよ、ありがとうな。」
金上「いやいや、貢の全力走りでなきゃ追い付かなかったさ。俺の方こそ感謝してるぜ。」
テーブル上の空いたグラスにビールを注ぎながら照れくさそうにしている2人、その光景を見ていた好美はずっと微笑んでいた。
好美「でも本当にありがとう、2人とも頼もしかったよ。」
貢「いやいや、頼もしかったのは高校時代に柔道部の主将だった金上だよ。」
金上「お前だって陸上部の副キャプテンだったんだろ?」
好美の隣で桃が芋焼酎のロックを氷の音を鳴らしながら楽しんでいた、酒のつまみにしようとしているのか、悪気の全くない表情で興味本位の質問をぶつけた。
桃「ねえ、金上君はどうして柔道をやろうと思ったの?」
桃に質問された金上は持っていたグラスを置き、少し声のトーンを落として聞いた。
金上「とてもじゃないけど酒のつまみにならない話だけど良いのか?」
桃「大丈夫、肴ならまた注文すればいいし。」
金上「暗い話だぞ?」
桃「まぁ、話してみてよ。」
金上はグラスのビールを呑み干してゆっくりと話し出した。
金上「これは俺が小学校1年生の時の話だ、実は俺は双子でもう一方である姉とは別のクラスで姉のいる教室の前を通るたびに何故かそこの男子達に睨まれていた。きっと俺みたいな奴が弟だという事自体が気に食わなかったんだろうなと思ったんだ、何かしら恨まれる様な事をした覚えが無かったからな。
当時、俺のクラスには「みぃちゃん」って呼んでた幼稚園時代からの幼馴染がいた。一緒に遊んでいた時いつも「一緒に結婚しようね」と言ってた位の仲だった。
そんなある日の休み時間、おれはフザけた同じクラスの男子に皆の前で服を脱がされた。自分の見た目がみすぼらしくて、情けなくて仕方なかった。その男子が同じ日の放課後に俺の家に直接謝罪に来たけど、脱がされた時思ったんだ、「皆に嫌われた」って、特にみぃちゃんに。だからそれから卒業するまでの6年間ずっと声を掛ける事も出来なかった。
訳あって別の中学校に進学したから、もう10年以上話していない事になるな。」
桃「好きだったんだ、そのみぃちゃんの事。」
金上「うん・・・、それでなんだけど実は俺、当時の昼休みにのぼり棒の天辺から突き落とされて足の骨を折った事があったんだ。名前の知らない別のクラスの奴が天辺から俺を見て笑ってた、そいつは何事も無かったかの様に学校へと戻っていった。全く戻って来ない俺を心配した担任と保健の先生が迎えに来てくれて、保健の先生のおんぶで保健室に行った後、俺は病院に運ばれた。
その時思ったんだよ、「全ての原因は、俺が弱い事だ」って。とにかく強くなりたい、その一心で始めたのが柔道だったんだ。強くなって、またみぃちゃんにあった時告白しようって思ったんだ。
自分で言うのも何だけど、今なら堂々と言えるような気がするな。」
その時、すぐ近くでお盆が激しく落ちる音がした後にある女性が口を挟んだ。
女性「馬鹿!!あんな事でかんちゃんの事嫌いになる訳無いじゃん、逆に全然声かけてくれなくて嫌われたって思ってたのは私の方だよ。ずっと私、寂しかったんだよ!!」
好美「美麗(メイリー)・・・。」
金上の幼馴染の「みぃちゃん」こと、美麗は6人の座る座敷席の前で涙を流していた。
美麗「長々と思い出話みたいに語らないで直接「好き」って言ってよ!!あの時の約束、嬉しかったあの時の約束、ずっと忘れる訳が無いじゃん!!いつまで待たせるつもり?!いつまで寂しい思いをさせるつもり?!またあの時みたいに辛い思いをさせるつもり?!」
金上は貢のグラスに入ったビールを呑み干すと勢いよく立ち上がり美麗に近付いた。
金上「みぃちゃん、いや松戸美麗(まつどみれい)さん!!俺の自己中心的な理由でずっと寂しく辛い思いをさせて申し訳ありませんでした、これからの人生全てかけて償わせて欲しい。ずっと俺の隣で笑っていて欲しい!!大好きです!!俺と付き合って下さい!!」
美麗「ずっとその言葉を待ってました、喜んで・・・!!」
長年の想いが報われた美麗はこの瞬間、多量の嬉し涙を流した。
-㉙ 娘を託す両親とベタな過去を持つ友-
酒が回ったので好美の後ろで桃が寝ていた傍らで、十数年越しの告白に成功した金上が余韻に浸っていた。
金上「こんなに嬉しいのは初めてだよ、今日は泣いても良いか?」
守「今日は俺が許す、呑んで泣けや。」
グラスに入ったビールを一気に呑み泣き出した彼氏を見て美麗が調理場から守に罵声を浴びせた。
美麗「守君!!うちの彼氏を泣かせないで!!」
そんな中、蓋の開いた瓶ビールを片手に龍太郎が座敷席にやって来た。
龍太郎「俺からのお祝いだ、呑んでくれ。美麗(みれい)の事を頼んだ・・・。」
十数年もの長い間自分の娘の事を一途に想っていた目の前の男の存在が嬉しかったのか、父は目に涙を浮かべ、ビールを注ぐ手が震えていた。ただ、不思議な事に注がれたビールは一滴も零れる事無く綺麗にグラスへと入って行った。
王麗「どれ、私からも注ごうかね。」
龍太郎が王麗に瓶ビールを渡すと、金上は急いでグラスを空けた。
王麗「ずっと、娘の事を想ってくれててありがとう。これからも美麗(メイリー)の事、よろしくね。(小声で)泣かせたらここ出禁にするからね。」
王麗に小声で言われた言葉に目を大きく見開いてギョッとした金上からテーブルを挟んで反対側で貢が紹興酒を片手に嘆いていた。
貢「俺だけ1人者か・・・。」
王麗「何言ってんだい、出逢いなんてそこら中に転がっているじゃないか。」
王麗の放った今の言葉は聞き飽きていたのか、大きくため息をつく貢。そんな貢に好美が質問した。
好美「誰か良いなと思っている人とかいないの?」
貢「いない事は無いんだけど・・・。」
2人の会話が聞こえたのか未だ顔が赤い桃が無理矢理起き上がった。
桃「何・・・、恋バナ?」
好美「貢君、気になる人がいるんだって。」
桃「え?誰?」
貢「実は大学の図書館で1度しかあった事が無いから何学部の人かも、何年の誰なのかも知らないんだ。ほら、この前の授業で面倒なレポートの宿題が出ただろ?」
好美「あ・・・、川岸先生の?」
数日前、貢は冷房の利いた図書館でレポートを済ませようと炎天下の学内を歩いていた。図書館の2階から入る裏の書庫で資料となる本を探していた。
貢(回想)「これ読んでみようかな・・・。」
参考になりそうな1冊の本に手を延ばすと反対側から女性の手が、2人の手がそっと触れるという図書館や書店でよくあるベタな件。
貢(回想)「あ・・・、すみません。」
女性(回想)「こちらこそ、ごめんなさい。」
静かな書庫で一瞬、気まずくなってしまった2人。
貢(回想)「あの・・・、俺まだ読んでいない本をあっちに置いてあるので良かったら先に読んで下さい。」
嘘だ、先程書庫に入ったばかりで1冊も選んでなどいない。
女性(回想)「良いんですか?私借りようと思っているのですが。」
貢(回想)「大丈夫ですよ、別に急いでませんから。」
これも嘘だ、レポートの提出は2日後で、図書の貸出期間は1週間だ。
-㉚ 出逢いと再会-
他の本を指でなぞり、レポートの資料をどうしようかと悩み続けながら過ごした数日後の今現在。回想話を終えた貢はグラスを空けて紹興酒のお代わりを頼んだ。
好美「今のベタな話、何処かで聞いた様な・・・。」
貢「そうなのか?」
好美「いや、間違いならごめんなさい。」
その時、好美の携帯に着信が。電話の主は先日、マンションのボイラーが故障したのでたまには良いかと近所の銭湯へと向かった時に出逢った同じ大学の女性だった。
髪を濡らした好美は自らのシャンプーを使おうとしたが、目を瞑っていた為に隣にいたその女性のシャンプーを勝手に使ってしまった。
好美(回想)「あれ?香りが全然違う様な・・・。」
女性(回想)「それ・・・、私のシャンプーですね・・・。」
好美(回想)「あ、本当にごめんなさい。」
女性(回想)「いえいえ、よくある事ですから気にしないで下さい。」
互いが歩いて銭湯に来ている事を知った好美は謝罪としてその女性にビールを奢った、入浴後も呑みながら家路についた時に2人が同じ大学に通っている事が分かった。
女性(回想)「同い年だったんですね、これからよろしくお願いします。」
好美(回想)「こちらこそ、取り敢えず敬語やめますか?」
好美の提案をあっさりと承諾した女性。
女性(回想)「あれ・・・、家ここなんだ・・・。」
別れ際に連絡先を交換したその女性からだった、現在22:15。
好美「私はいいけど、女将さんに聞いてみるね。女将さん、もう1人来たいって言ってるんですけど。」
王麗「私は良いけど、もう時間も遅いよ。来るの危ないんじゃないかい?」
好美「1号棟の6階に住んでる子なんですが。」
王麗「それなら大丈夫だ、すぐ呼びな。」
好美「良いって、すぐおいで。」
王麗「それとさ・・・。」
王麗は再び寝始めた桃の方を見た。
王麗「桃ちゃん、今夜好美ちゃんちに泊めてあげてくれないかい?和多さんには私から連絡入れとくから。」
好美「分かりました。」
女性「好美!!」
好美「香奈子!!早すぎない?!」
よっぽど嬉しかったのか、猛ダッシュでやって来た山板香奈子(やまいたかなこ)は髪をくしゃくしゃにしながらやって来た。息を切らして顔を赤くしている。
香奈子「この店で呑めると思ったら嬉しくてさ・・・。」
いつもは1階のコンビニで適当に買った酒を1人寂しく呑んでいる事が多かったので、念願だったこの店で好美と呑めると分かった瞬間にダッシュして来たのだそうだ。
ただ、香奈子にとって予想外の出来事が起きた。
香奈子「あ・・・、先日の・・・。」
貢「お、お久しぶりです。」
香奈子「好美、この人と知り合いだったの?」
好美「こっちは同じ学科の友達で・・・、こっちは裸の付き合いをした仲で・・・。」
兎にも角にも早くビールにありつきたい香奈子は好美と貢の間に座り注文した。
香奈子「図書館以来ですね。あ、本返したので次読んで下さい。」
貢「わざわざご報告ありがとうございます、すぐ読んで参考にします。」
いや駄目だ、レポートの提出は昨日だったからだ。しかし空気を読んだ好美はその事を決して言わなかった、ただこの酔っ払いが寝言でやらかした。
桃「何言ってんの・・・、昨日までだったじゃん・・・。」
貢「げっ・・・。」
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